心を落ち着かせる方法とは?
みなさんは、不安定な気持ちのときに自分なりの心を落ち着かせる方法を持っていますか?女性100人に聞いてみました。
【質問】自分なりの「心を落ち着かせる方法」がありますか?
・ある…38.3%
・ない…61.7%
※アンケートは30~45歳の日本全国のワーキングマザーを対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数120名。
38.3%の人が自分なりの心を落ち着かせる方法を持っていると答えました。実際にどんな方法を試しているのでしょうか。体験談もご紹介します。
どんな方法を試している?
・1人になる時間を作り、深呼吸して気持ちを落ち着かせます(40代・千葉県)
・ひとまず一晩寝ると、割と気持ちが落ち着きます(40代・栃木県)
・ディズニープリンセスになりきって、頭の中でミュージカル風に歌う(30代・神奈川県)
・好きな甘いものを食べて落ち着かせる(40代・兵庫県)
・紙に書き出す(30代・東京都)
いざという時の対処法を持っているとお守りのようで心強いですね。ここからは心が落ち着かなくなる原因やその影響と、おすすめの対処法や考え方をご紹介していきます。
心が落ち着かなくなる原因
情緒不安定になると、職場や家庭でイライラしたりそんな自分に嫌気がさしたりと感情のアップダウンが激しくなります。日常生活で心が落ち着かなくなるのはなぜなのでしょうか。
ストレスを感じている
職場や家庭、そのほかの人間関係などにおけるストレスは感情を乱す原因の一つです。仕事と家庭の両立を迫られるワーママは、物事がスムーズにいかない場面が日常茶飯事なのではないでしょうか。仕事を休めない、子どもの参観日に行けない、といったことが積み重なっていけば、やがて大きなストレスとなるのです。
中でも、無意識のうちに自分と人を比べてしまう人はストレスがたまりやすい傾向が。ほかのワーママと比べては「仕事がうまくいかない」「家事を上手く回せない」などと落ち込んでしまうのです。たまったストレスは不安やイライラを引き起こし、心が落ち着かない状態になります。
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不安がある
不安を抱えているときも、心は落ち着かなくなります。例えば「プレゼンテーションが控えている」「昇進試験を受けなければならない」などというときは、「失敗したらどうしよう」「落ちたらどうしよう」といった気持ちから逃れられません。何をするにもそのことが頭をよぎり、緊張でほかのことが考えられなくなります。
また、悩み事がある場合も心の状態は不安定に。とくに人に言えないような内容の場合は吐き出すところがありません。一人で心の中に閉じ込めておかなければならず、「誰かに話したいけど話せない」という助けを求めたいのにどうしたらいいのか分からない状況になり、先の見えない現状に不安が募ってしまうのです。
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キャパオーバーになっている
常に仕事や育児・家事に追われていると、次第に心の余裕が失われていきます。「あれをしなければ」「これもしなければ」とやることが増えれば、目の前のことを処理するだけで精一杯です。頭の中が「やるべきことリスト」ばかりで埋まってしまうと、平常心を保つのは難しいもの。いったんキャパオーバーになってしまうと、物事はますます思いどおりに進みません。ミスが起こったり、重要なことを忘れることが増え、余計にストレスへとつながってしまいます。
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心が落ち着かなくなるとどうなる?
心が落ち着かないと感じるときは、心の状態が良好であるとはいえません。それによる弊害も多くなりますが、具体的にどのような影響があるのでしょうか。心が落ち着かないときに陥りやすい、二つのパターンを紹介します。
自信がなくなる
心が落ち着かないときは、不安や恐怖に支配されがちです。物事をポジティブに捉えることができなくなり、自信を持って何かに取り組めなくなります。仕事や家事への意欲も失われ、日々つらい気持ちを抱えて暮らしていかなければなりません。
また、「どうせ自分にはできない」という自信のなさは極端に失敗を恐れる気持ちにつながります。何に取り組んでもリスクのことばかり考えるため、積極的に楽しむことができません。結果として生活は単調なものとなり、刺激も楽しみも減少してしまいます。このような生活が続けば、人生の生きがいややりがいを見出すのも困難です。