人間不信になった経験はある?
みなさんは、「人間不信」になったことはありますか?「人間不信」になったことがある人はどれくらいいるでしょうか。女性100人にリサーチしてみました。
【質問】あなたは「人間不信」になったことはありますか?
・ある…44.2
・ない…55.8
※アンケートは30〜45歳の日本全国のワーキングマザーを対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数120名。
44.2%の人が人間不信になった経験が「ある」と答えました。なぜ、人間不信になってしまったのでしょうか。理由や体験談を教えていただきました。
人間不信になった理由やきっかけは?
「信じていた人から急に関係を終わらせられたことがある」(40代・千葉県)
「信頼してた人たちが実は自分を裏切っていたということがわかったとき」(30代・静岡県)
「職場で一緒に働いている仲間が、上司に悪口を言って、気に入られようとする行動をしていた」(40代・東京都)
「金銭問題で、信頼していた義母に裏切られた」(30代・神奈川県)
「仲良かった友達が翌日から無視してきた」(40代・兵庫県)
人間不信な人の特徴
人間不信になっている人には、共通の特徴があります。具体的にどのような言動が見られるのでしょうか?
疑い深く感情表現が乏しい
人間不信な人は「人を信じられない状態」のため、疑り深い傾向にあります。特に過去に裏切られた経験を持つ場合は、「また裏切られるかもしれない」といった不安を拭い切れません。「だまされているかも?」「本当なのかな?」と疑うあまり、感情表現が乏しくなるのも特徴です。疑心暗鬼な思考が強くなり、さらに素の自分を見せたくないという気持ちが加わると、ますます感情を表に出せなくなります。
人付き合いが苦手で他人を避ける
人間不信な人は人付き合いが苦手で、他人との関わりを避ける傾向にあります。たとえ周りの人たちが好意的であっても、自分から好意を向けることができません。人と深く関わることで、また嫌な思いをするのではないかと警戒してしまうのです。他人に対してだけでなく、「自分自身をも信じられない」という人もいます。周囲との関係を断ち、1人で過ごしたいと思う人も少なくありません。
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人を試す行動を取りがち
猜疑心(さいぎしん)が強い人の場合、真意を確かめるために人を試すような行動を起こします。例えば、恋人にわざと冷たく接する、困らせることを言うなど。友人に対しても、わざと心配させるような行動をして反応を伺います。これらの言動は、「自分のことを大切に思ってくれている」という確信がほしいからです。子どもが親の愛情を確かめるために、うそをついたり反抗的な態度を取ったりすることに近い感情が働いています。
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人間不信に陥るきっかけはさまざま
どのようなきっかけで人間不信になる人が多いのでしょうか?主な原因を紹介します。
信頼する人からの裏切り
大きな原因の1つが、心から信頼していた人からの思わぬ裏切り行為です。親しい間柄である家族・恋人・親友など、信頼関係を築けていると確信している人に裏切られたときのショックは計り知れません。
相手への信頼度が高ければ高いほど、人間不信になる可能性が高まることも。例えば、恋人が自分の親友と浮気していたというケースでは、信頼していた2人に同時に裏切られたことになります。そのような経験は、人間不信になっても仕方がありません。長年の親友が影で自分の悪口を言っているのを聞いてしまったり、ともに奮闘してきた同僚に手柄を横取りされた、などの経験によって、人間不信になる場合もあるでしょう。