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LIFESTYLE 夫婦

2023.01.30

夫婦喧嘩の原因で多いのは何?100人に聞いた体験談と仲直りのコツのまとめ

スマホを見て怒る女性

態度が悪い、大人なのに

・夫の態度が悪い(30代・兵庫県・子ども1人)

実家に帰る回数でつい

・実家に帰る回数で喧嘩になりやすい(40代・北海道・子ども2人)

寝ようとしてるのに遊んでるなんて

・私が今から寝ようとしているときに、夫が夜遅くまでゲームをするから (30代・山口県・子ども1人)

ゲームに夢中の男性

結婚式や引っ越しの日程を占いで決めた結果

・結婚式や引っ越しの日程を、四柱推命の日で決めようとしたら喧嘩になった(40代・兵庫県・子ども2人)

夫にかまわないとすねる(子どもか!)

・私が子どもばかりかまって、夫にかまってあげられないとき。 寂しがってすねて喧嘩になる(30代・岐阜県・子ども3人)

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逆ギレする夫は見たくない

・逆ギレされる(30代・東京都・子ども2人)

義父母との関係

・義父母の過干渉と嫌がらせが原因でした。義父母との関係を断ったら夫婦喧嘩もなくなりました(40代・愛知県・子ども2人)

部屋を汚すの、どうにかして

・出したものをしまわない、汚れたものも出しっぱなし。ホコリがたまっても掃除しない。私が爆発すると、やっと片付けます(40代・栃木県・子ども1人)

価値観の違いは修復不可?

・年齢を重ねるにしたがって、生活・子育て・老後のことなど、価値観の違いが大きくなってきた(40代・群馬県・子ども1人)

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マイペースすぎるのも問題

・家族が何したいかなんて無関心。自分のやりたいことだけ(ゲームとか)やっている、超マイペース夫(30代・兵庫県・子ども2人)

ここまで、さまざまな喧嘩の理由を見てきましたが、多くの原因は気持ちの「すれ違い」。これに対して弁護士の鮫島 唯さん(アディーレ法律事務所)は、「夫が察してくれないことにイライラせず、自分の気持ちや要望を明確に伝えるだけで、すれ違いからの喧嘩は減らせると思いますよ」。

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【体験談】夫婦喧嘩をしないですむ方法・仲直りについても聞いてみた

どちらかが「妥協する」という回答が多かったけれど、夫婦喧嘩をきっかけに「じっくり話し合い」をしたり「スキンシップで解決」という夫婦も。「喧嘩をしないで済む」なんていう魔法のようなテクニックは、果たしてあるのでしょうか?夫婦の数だけバリエーションがある仲直り方法を見ながら、それぞれで考えてみませんか。

妻が謝る、折れる

・夫は自分が悪いと思っても自分から謝らないから、基本喧嘩はしません。喧嘩になりそうな時は私が折れるようにしています(40代・東京都・子ども2人)
・謝る。そして次の日に持ち込まない(30代・長野県・子ども4人)
・謝って、一緒に寝る(30代・兵庫県・子ども1人)

話し合う

・喧嘩の原因を話し合って、気持ちをぶつけ合う(40代・埼玉県・子ども1人)
・話し合いをきちんとして、次に同じことにならないようにする(30代・静岡県・子ども2人)

喧嘩から仲直りする夫婦

距離を置く

・いい意味でも悪い意味でも夫婦は他人だから割り切って、火種になりそうな一言は飲み込んだり、機嫌悪そうな時は距離を取る(40代・群馬県・子ども2人)
・なるべく一緒にいる時間を減らす(40代・香川県・子ども2人)
・しばらく無視をする(40代・奈良県・子ども3人)
・話を途中で切り上げる。離れる(40代・埼玉県・子ども1人)
・面と向かって話さず、LINEで連絡する(30代・宮城県・子ども1人)

期待しない

・夫に期待しないこと(30代・岐阜県・子ども3人)
・そういう人だと思ってあきらめることで、少しは気が楽になっているように思います。相手に期待しないことです(30代・埼玉県・子ども3人)

我慢する

・自分が我慢する(30代・大阪府・子ども1人)
・グッと堪える(30代・奈良県・子ども2人)
・お互い我慢するしかないと思います(40代・兵庫県・子ども2人)

スキンシップ

・夫が肩をもみはじめる(30代・群馬県・子ども2人)
・エッチする(40代・福井県・子ども1人)
・上手にというか毎回。喧嘩して朝起きてどちらかが謝る。ハグする。仲直り。のパターン(30代・愛知県・子ども2人)
・こちらから謝って、マッサージをしてあげる(40代・千葉県・子ども1人)

自然に仲直り

・自然に仲直りしてます (30代・大阪府・子ども1人)
・どちらも謝らないけれど、いつの間にか戻っている(30代・埼玉県・子ども2人)
・気がつけば…(30代・和歌山県・子ども1人)

翌日まで引きずらない

・次の日には忘れてたり、子どもの顔を見て自然と終わる(30代・大阪府・子ども2人)
・なるべく関わらないようにします。夫はいないものだと思うようにして。そして、喧嘩したときは翌日にもち越さないように努力する(40代・福岡県・子ども1人)

時間が解決

・時間が解決するしかないと思います。私のほうが、いつも折れていますが(30代・神奈川県・子ども1人)

夫が謝る

・夫が先に謝る(30代・新潟県・子ども1人)
・夫が謝れば丸くおさまるのだから、すぐに謝ってくれればいいと思っています(30代・神奈川県・子ども2人)
・基本、夫が謝ります。私は謝ったことはありません(30代・神奈川県・子ども2人)

諦める

・私が諦めるようにする(30代・鳥取県・子ども1人)
・喧嘩をするガッツもなく、諦めて受け入れている。頼むより自分がやった方が早いですから(40代・埼玉県・子ども2人)
・こういう人なんだと諦めます(30代・東京都・子ども1人)

仲直りはしない

・仲直りは特にしない。いつの間に話している(30代・東京都・子ども2人)

黙る

・私が黙っているのがいちばん(40代・東京都・子ども2人)

寝る

・とにかく寝る(30代・岡山県・子ども1人)
・寝たら忘れる(30代・愛知県・子ども3人)

「時間が解決」や「スキンシップ」など平和な解決法の夫婦があれば、「諦め」の域に達している夫婦も。でも、そこから一歩進んで「優しい気持ち」をもったり、家庭内のムードを変えてみたり、そんな前向きな方法も見習いたいもの。実践者のコメントを以下から見ていきましょう。

ソファに座って目を閉じる女性

普段からのコミュニケーションを大事にする

・普段からたくさん会話をするようにしています(30代・鳥取県・子ども1人)
・なるべく『ありがとう』という言葉を口にして感謝の気持ちを伝える(40代・東京都・子ども2人)
・子どもが寝たあとに夫との時間を作り大切にする。全て相手を想っての行動、思いやりが絶対に大切 (30代・岐阜県・子ども3人)
・コミニュケーションをたくさん取るようにしています(40代・大阪府・子ども2人)

夫が笑わせてくる

・夫が笑わせてきて仲直り(30代・東京都・子ども1人)
・笑かせたら負けなので、その時点でもう怒りは冷めていて仲直りする(30代・兵庫県・子ども1人)

夫を子どもと同じだと考える

・相手を子どもと同じと思えば腹は立たない。性生活をもつ気もなくなりますが(30代・埼玉県・子ども2人)
・細かい言葉でのコミュニケーションと、夫(パパ)育ては子どものような扱いで覚えさせていくこと(30代・東京都・子ども2人)

相手の立場になって考える

・相手や自分が忙しい時、ストレスが溜まっている時に喧嘩しやすいので、相手が忙しい時などは目を瞑るようにしている。また逆の場合には、甘いものを買ってきてくれて仲直りすることが多い(30代・東京都・子ども1人)
・相手の立場になって物事を考え、感謝の気持ちを忘れなければ喧嘩にならないと思う(40代・東京都・子ども1人)

自分の意見を押し付けない

・そういう考えもあるんだなと相手の意見も受け入れて、悪い所は謝ることが大事なことだと思います(30代・福島県・子ども3人)
・言いたいことを言って吐き出した後で、相手の気持ちも聞く。そのあとは自然のなりゆきに任せる(30代・神奈川県・子ども1人)

子どものことを考える

・子どもがかわいそうなので、仕方なく折れました(40代・和歌山県・子ども2人)

言い方に気をつける

・言い方に気をつける(40代・新潟県・子ども1人)
・言いたい事をまとめて言わない(40代・石川県・子ども1人)

素直になる

・素直になることでしょうか(30代・東京都・子ども1人)

気持ちを落ち着けたり、時間を置いてみれば、それだけで解決することも多いもの。そんな「大人な」対応をしている人たちの例を、以下で見てみるとーー。

気持ちが落ち着いたら普通に話す

・自分の気持ちが落ち着いたら普通に話す(40代・東京都・子ども1人)

持ち上げてから話し合い

・夫を持ち上げてから、本題を切り出す(40代・東京都・子ども1人)

夫が落ち着いている

・私が一方的にイライラする時はありますが、夫は相手にしてない感があります(30代・新潟県・子ども2人)

夫が調整してくれる

・夫が波風たてないよう撤収してくれる(40代・群馬県・子ども2人)

ひとりの時間を持つ

・妻が毎週一回は外出し、ひとりの時間を持つこと(30代・東京都・子ども2人)

ソファに座り、頭の後ろで手を組む女性

感情的にならない

・感情的にならないこと。冷静に対処する(40代・千葉県・子ども2人)

家族の単位を間違えない

・家族の単位を間違えないこと。義親は家族ではない!(40代・愛知県・子ども2人)

妥協案の提示

・悪いほうが謝罪するか、妥協案の提示(40代・東京都・子ども1人)

どちらかが折れる

・どちらかが折れるしかないみたいです(40代・大阪府・子ども3人)

冷戦

・もう何か月も冷戦状態です。それしかありません(40代・兵庫県・子ども2人)

放置

・ただ放置して気持ちが落ち着くのを待つのみ!(40代・千葉県・子ども1人)

喧嘩をしても、どちらかが折れたり、冷静に対応できる成熟世代たち。喧嘩の多い夫婦からしてみれば、憧れではあるけれど、それを実践するには鍛錬も必要そう。

仲直りのカギは「冷静さ」と「心の整理」!?

喧嘩はどこの夫婦にでもあること。でも、喧嘩後の修復方法しだいで、それ前よりも良い関係になれる可能性も。

前出の弁護士・鮫島 唯さん(アディーレ法律事務所)は、こんな実例を教えてくれました。「喧嘩の多かったご夫婦が、『相手からされてうれしかったこと』『相手からされてイヤだったこと』を書いた交換日記を始めて、関係を修復した例がありました」。

関係修復のカギは「冷静に向き合う」ことと「心の整理」。それすなわち、人としての鍛錬ーー。喧嘩を繰り返しながらも、夫婦で成長していけたら、それが理想なのかもしれません。

写真/Shutterstock.com

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