【八方美人】ってどういう意味?「八方美人」との付き合い方と特徴を専門家が解説 | Domani

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2020.12.02

【八方美人】ってどういう意味?「八方美人」との付き合い方と特徴を専門家が解説

「八方美人」というと、全方位に「いい顔」をするという意味で、あまり好意的に使われません。では、どんなシーンで八方美人とのつきあいにくさを感じているのでしょうか。実例をピックアップしつつ、対策も考えてみましょう。

【目次】
八方美人の正しい意味
八方美人タイプの人に困った【体験談】
八方美人と言われる人の特徴
八方美人タイプの人との上手な付き合い方
八方美人は悩んでいる!?<

八方美人の正しい意味

「八方美人」を辞書でひくと、「どこから見ても難点のない美人」の意から発しており、「誰に対しても如才なく振る舞うこと。また、その人。非難の気持ちを込めて用いることが多い」(小学館『大辞泉』より)。一見ほめ言葉のようでありながら、実際には「あっちにもこっちにもいい顔をする人」と非難する意味を含んで使うことが多いこの言葉。読者みなさんの場合はどうでしょうか?

八方美人タイプの人に困った【体験談】

仕事シーンで、あるいは子ども関連のつきあいで、「八方美人」な人にイヤな思いをした人は、全体の約2割。どんなシーンでどんな経験をしたのか、具体例を聞いてみましょう。

八方美人

「はい」…20.2%
「いいえ」…79.8%

※アンケートは30〜45歳の日本全国の有職既婚女性を対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)

 

八方美人と言われる人の特徴

時と場合、また相手によって、言動を変えるのが特徴の八方美人。「本心が見えない」だけでなく「信頼できない」と思われているようで…。

相手や場所によって言動が変わる

・わたしの勤める会社の社長がまさにそれですが、相手により話が二転三転することも多々あり、非常に煩わしいです (30代・神奈川県・子ども1人)
・そばにいる人が違うと、言うことがコロコロかわる (40代・大分県・子ども2人)
・態度がころころ変わる (30代・福島県・子ども1人)
・言ってることが人によって違う (30代・静岡県・子ども1人)
・自分の意見が言えず、本心がわからない (30代・福岡県・子ども1人)
・人によって言動を変える。私の前では「フローリングの白い家は最悪」と言っていたのに、フローリングの白い家にお邪魔した時、「フローリングが白いのにとても憧れていう」と、手のひらを返して褒めちぎったのにびっくりした (40代・千葉県・子ども2人)
・表面上のつきあいの人に対しては「善人」な対応でも、普段からつきあいのある人に対してはひどい対応を見せ、嫌いな人に対してはその人の友人に悪口を吹き込んで仲違いさせようとする。 (30代・東京都・子ども2人)
・不思議ちゃんで、言ってることが人によってコロコロ変わる (30代・大阪府・子ども1人)
・場所により発言が変わる (30代・愛知県・子ども3人)
・表と裏で言っていることが違う (30代・神奈川県・子ども1人)
・相手によって態度を変える (30代・埼玉県・子ども1人)
・男には色目を使い、女をおちょくる (30代・石川県・子ども2人)

あちこちでいい顔をする

・アチコチにいい顔、いい発言をして回る (30代・岡山県・子ども1人)
・どこでも相手がいいと思うことを何でも合わせる (40代・宮崎県・子ども1人)
・人の悪口をいろいろなところで言い、その人にはいい顔をする (40代・神奈川県・子ども2人)
・色んな人にいい顔して結局最後はできなかったりして、引き受けてもらったから安心しているとこっちに迷惑がかかる (30代・兵庫県・子ども1人)
・自分が悪者になりたくないから、どこにでもいい顔をする。そしてみんなにうけるキャラなので、誰もその人のことを悪く思わない。しかし仕事は周りに迷惑がかかる(30代・東京都・子ども3人)

悪口

・あちこちで仲良くしている人の悪口をいう。 まわりを巻き込む (40代・宮崎県・子ども2人)
・どっちにもいい顔するので悪口をバラされる (30代・群馬県・子ども2人)
・結局みんなの悪口を言っていて、最後には嫌われる (40代・東京都・子ども1人)
・他の人の悪口を吹き込んで、でも私はあなたの味方だからと言ってくる。 言っていることに一貫性がない (40代・神奈川県・子ども2人)
・誰にでも調子よく合わせるし、悪口を言いまくる (30代・兵庫県・子ども1人)

本心が見えない

・みんなにいいところしか見せないので、本心が見えない (40代・愛知県・子ども2人)
・誰にでも親切で真意が読めない (30代・京都府・子ども1人)
・本音が見えない (30代・千葉県・子ども2人)
・信用していいかわからない (40代・群馬県・子ども1人)

演技がうまい

・演技がうまい (30代・東京都・子ども3人)

口だけ

・言葉だけで何もしてくれない (40代・静岡県・子ども2人)

余計なことをしゃべる

・伝えなくていいことを悪気なく伝えてしまうことがあると思う (40代・千葉県・子ども1人)
・余計なことまでしゃべる (40代・北海道・子ども3人)

話したことが筒抜け

・しゃべったことを、他人にもらされる (40代・新潟県・子ども2人)

嘘をつく

・嘘をつきながら、どこにでも嫌われないように自分を防御する (40代・神奈川県・子ども1人)

他人ともめたくない

・他人ともめたくない。良いい格好をしたい。ノーといえない (40代・東京都・子ども1人)

人のせいにする

・困ったときに人のせいにして、嫌な思いをする (30代・愛媛県・子ども1人)

八方美人とは、「誰からも嫌われないように愛想よくする人」と定義するのは、イメージアップコンサルタントの秋葉優美さん。 「誰からも嫌われないために、時と場合によって言うことがバラバラだったり、人の悪口を言うことで、自分を守ろうとしたりします。その結果、信頼できない人、性格の悪い人と思われてしまうこともあるのです」

嫌われたくないと自分を防御をするあまり、無意識にネガティブなイメージを与えていないか、自分でも一度振り返ってみるといいかも…?

八方美人タイプの人との上手な付き合い方

いちばん多い声は「深く関わらない」でしたが、「素直になってもらう」などの改善を働きかけるという意見もちらほら。いずれにしても、上手につきあうには根気もいる模様。

深く関わらない

・あまり深くつきあわない。挨拶程度にする (40代・東京都・子ども1人)
・あまり親身になって悪口を聞かない (40代・神奈川県・子ども2人)
・こちらもほどほどに (30代・千葉県・子ども2人)
・こちらも当たり障りなくつきあう。深入りしない (30代・京都府・子ども1人)
・そういう人に心から寄り添おうとするととんでもないストレスになるので、とにかく要点だけ押さえて、あとはスルーしています (30代・神奈川県・子ども1人)
・なるべく近づかないで、本音ではしゃべらない (40代・千葉県・子ども2人)
・一定の距離感を持ちとりあえずうなずく感じで接する (30代・岡山県・子ども1人)
・深く関わらないようにする (30代・東京都・子ども3人)
・適度な距離を保つこと (40代・静岡県・子ども2人)
・本当に仲良くなるのは無理だと思うので、こちらも深い話はしない (40代・愛知県・子ども2人)
・疎遠にする (30代・東京都・子ども2人)
・最初から深入りせずに、どんな人なのか様子を見てつきあう (40代・宮崎県・子ども2人)
・距離をおくか、大人数で付き合う (30代・大阪府・子ども1人)

真面目に会話しない

・なるべく自分の本心を話さないこと (40代・千葉県・子ども1人)
・上辺だけでつきあう (30代・群馬県・子ども2人)
・話を受け流し、興味がないことを感じさせる (40代・埼玉県・子ども3人)
・必要以上のことは話さない (30代・愛媛県・子ども1人)
・自分からあまり意見を言わない (30代・埼玉県・子ども1人)
・相槌だけ。または話半分で聞く (40代・茨城県・子ども1人)
・疲れたら相手にしない (40代・宮城県・子ども3人)

信じすぎない

・あまり話を信じない (30代・静岡県・子ども1人)
・信用しない (40代・神奈川県・子ども2人)

会話しない

・あまり話をしない (40代・北海道・子ども3人)

頼らない

・何もお願いなどはしない (30代・兵庫県・子ども1人)

素直になってもらう

・遠慮せず自分の意見を言ってくれたほうが助かることを伝える (30代・福岡県・子ども1人)

八方美人は悩んでいる!?

メージアップコンサルタント・秋葉優美さんによると、八方美人といわれる人は「他人からどう思われているのか、自分の評価を非常に気にする傾向があります」とのこと。

「あなたの話に同調し、どんなことにも『うんうん、そうだよね』と、うなづいてくれます。他愛もない話であればいいのですが、あなたが真剣な悩みを打ち明けた時、悩みに真剣に向きあってくれるとは限りません。

また、あなたの大切な話や悩みごとを、別の第三者に嫌われないために、その話をいとも簡単に話してしまうということも考えられます。

そんな八方美人タイプの人から自分を守るには、『自分の大切な話はしない』『あくまでも表面上のつきあいにとどめる』のがいいでしょう

「ただこうした八方美人タイプは、自分の本心も誰にも打ち明けられずに悩んでいることもあります。その悩みをあなたが引き出してあげることができたら、あなたを心から信頼し、よい関係性を築けるきっかけになるかもしれません」(秋葉優美さん)

八方美人

企業研修講師、コラムニスト/ライター

秋葉優美(あきばゆみ)

melia closet代表/2014年イメージアップコンサルタントとして独立。3000名以上の研修やファッションコーディネートの実績をもつ。身だしなみ、コミュニケーション、マナー、セルフブランディングなどをテーマに、日本全国で法人向けの講演、研修を行っている。コラムニストとしてWEB連載実績も多数あり、エッセイスト/コラムニスト養成にも携わる。

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