【目次】
・音波歯ブラシとは?どんな効果がある?基本の使い方
・おすすめ音波歯ブラシ4選
音波歯ブラシとは?どんな効果がある?基本の使い方
「音波歯ブラシ」は電動歯ブラシの1種
ベーシックな電動歯ブラシは、ブラシが振動したり回転したりして、手磨きよりきれいに歯や歯間が磨けるタイプです。比較的安価なものが多く、手軽に洗浄力を高めたい人におすすめできます。ほかのタイプは、「音波歯ブラシ」と「超音波歯ブラシ」の2種類です。音波歯ブラシは、ブラシが毎秒数万回という高速振動をすることで音波を発します。ブラシの洗浄力だけでなく、音波によって生まれた高速水流で歯間を強力に洗浄することが可能です。
超音波歯ブラシでは、歯ブラシのヘッドの超音波圧電素子から、音波よりも振動数の多い超音波を発します。ブラシ自体は高速振動せず、やさしくブラッシングすることが可能です。超音波は歯垢を除去するだけでなく、歯垢の付着力を弱めます。比較的高価ですが、洗浄力という点ではおすすめです。
電動歯ブラシの選び方
電動歯ブラシには、ブラシが回転するものもあれば横方向や縦方向に振動するものもあります。電動歯ブラシを選ぶ際のチェックポイントとして、ブラシの違いや電源にも注目しましょう。
回転式?振動式?電源もチェック
回転式の電動歯ブラシは、歯を包み込むようにしてまんべんなく磨き上げます。このタイプは歯を一本一本磨くことを前提としているため、歯磨きの時間短縮になりにくいという点がデメリットです。
振動式ではブラシをそっと歯に当てて動かしていくだけで、2〜3分という短時間で全体をツルツルに磨けます。ただし、回転式より歯茎に当たっている感覚が弱いため、磨きすぎで歯肉にダメージを与えやすいことに注意しましょう。
電源は充電式が多いです。「無接点充電」を行うものが多く、歯ブラシ自体に接続コネクタはありません。防水性があり、1度の充電で数日間充電不要のタイプもあります。乾電池式もありますが、漏電のリスクを考えるとバッテリーの保ちがよい充電式を選ぶのがベターです。
形状や大きさも配慮必要
電動歯ブラシで歯磨きするときには、ブラシを細かく動かす必要はありません。ブラシを磨きたい部分にしっかり当てていけば、自然にツルツルの歯に仕上がります。ここで、女性の手で掴みやすいグリップ感が得られるかどうかが重要です。電動歯ブラシの大きさや重さにも注目しましょう。
持ち方は手のひらでぎゅっと握るパームグリップ、指先で支えるペングリップの2種類です。重いものはパームグリップが安定します。どちらの持ち方が自分に合っているかも加味しましょう。
電動歯ブラシに慣れないうちは、ヘッドが小さいものを選ぶのがベターです。さまざまな磨き方ができる、交換用ブラシの充実したモデルを選ぶのもよいでしょう。
【電動歯ブラシ】おすすめ10モデル|磨き方3タイプ別に完全解説
おすすめ音波歯ブラシ4選
パナソニック 音波振動ハブラシ ドルツ EW-DA52
高密度植毛された細さ約0.02mmの極細毛ブラシが、歯周ポケット・歯間などの細かいすき間までしっかり届きます。全面にひし形の毛を植毛した新「ステインオフブラシ」で、ステイン除去力がアップ。1時間の充電で約22日(約90分)磨くことができます。
フィリップス 音波歯ブラシ ソニッケアー
歯科専門家とともに開発されたソニッケアーは、独自技術で発生させる音波流水で歯間の汚れを除去します。また、手をゴシゴシと動かすことなく、歯に沿って動かすだけで磨くことができます。
オムロン 音波式電動歯ブラシ HT-B320-W
オムロン独自のブラシの前後方向の動きで歯と歯のすき間や凹凸部の汚れをしっかり落とせる【タテ振動】と、歯の表面をキレイにし歯と歯ぐきの境目や歯周ポケットの汚れをしっかりかき出せる【ヨコ振動】の2つのブラッシングモードが選べます。
超音波歯ブラシ 東レ ウルティマ スマイルエックス AU-300D
1秒間に160万回の振動で汚れを丁寧に除去します。歯にこびりついた歯垢の元になる菌に働きかけて付着力を弱めることで、歯垢が除去しやすく付きにくくなります。