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2021.06.08

「決断力」って、鍛えられるもの? 決断力が「ある人」と「ない人」の特徴と違いは?

決断力のある人は周囲から信頼され、組織のリーダーとして頼れる存在です。変化に対して柔軟になれたり、断る力が身に付いたりすることも、決断力を高めるメリット。決断力の鍛え方や、決断力がある人の特徴を紹介します。

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【目次】
そもそも決断力とは? 意味をチェック
決断力がある人の特徴
決断力がない人の特徴
決断力を高めるメリットは?
決断力を鍛える方法
決断するときの注意点も

そもそも決断力とは? 意味をチェック

決断力とは、どのような意味の言葉なのでしょうか。判断力との違いも確認しておきましょう。

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意思決定をする力を指す

「決断力」とは、「自分自身の意志で物事をはっきりと決められる能力」を指す言葉です。「決断力のある人」「決断力を発揮する」のように使います。決断という言葉には、何らかの物事を決定するにあたり、自分の中で確固たる根拠を持っているというニュアンスが強く含まれています。

その根拠が、たとえ勘によるものであったとしても、自分自身の中から生まれた勘であれば、自分で物事をきっぱりと決定する立派な根拠になり得るのです。ただなんとなく選んだり、周りに流されて決定したりする状態は、決断力を発揮しているとはいえません。決定を迷ったり悩んだりした際、最終的に自分で責任を持って物事を決められる能力が決断力です。

【決断力:けつだんりょく】
自分自身の判断・責任で決断する能力。
「―のある人」
(引用〈小学館 デジタル大辞泉〉より)

「判断力」との違い

決断力と似た意味の言葉に、判断力があります。何かを決める能力である点においては、決断力と判断力は同じです。ただし、決断力が「主体的に決定する力」であるのに対し、判断力は「客観的に決定する力」であり、決めるための根拠が異なります。データ・法則・形式など、主観にとらわれない客観的な根拠をもとに、物事を評価できる能力が判断力です。

また、決断力は、自分の「未来」に関する物事に対して決定する力を指します。一方、判断力は、既存の物事に対して評価をする力であるため、決定する対象は「現在」のものです。

【判断力:はんだんりょく】
1.物事を正しく認識し、評価する能力。
2.カント哲学で、特殊を普遍のもとに関係づける能力。普遍が与えられていて、それに特殊を包摂する規定的判断力と、与えられている特殊に対して、それを包摂するための普遍を求める反省的判断力とに区別されている。
(引用〈小学館 デジタル大辞泉〉より)

決断力がある人の特徴

決断力がある人は、数多くのポジティブな特徴を持っています。決断力を高めるためにしっておきたい、代表的な特徴を押さえておきましょう。

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自分の考えを持っている

決断力は、自分ではっきりと意思決定できる能力です。自分の考えを持っている人は、大事な場面で何らかの決定を迫られた際に、決断力を発揮しやすい。仕事やプライベートで悩んだり迷ったりすることがあっても、決して周りに流されるようなことはありません。自分の中にある確固たる軸をもとに、自分なりの結論を出します。

また、自分の考えを持っている人は、言動にブレがないことも特徴。常に自分が決めた方針に沿って考えたり行動したりしているため、どのような状況でも発言や行動がブレません。自分の考えを持ち、自分の信念に自信を持っていることから、重要な決断を下す際も迷いがない印象を受けます。

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責任感が強い

決断力のある人が物事をきっぱりと決定できるのは、責任感の強さがあるからです。自分の考えを持ち、ブレない軸に沿って決定を下すだけでなく、決定することに対する責任を負う覚悟も持ち合わせています。

また、責任感が強いため、周りの人の信頼を得やすいことも決断力がある人の特徴。失敗した際の責任は自分が負うことを前提に物事を決定するので、組織の中でリーダーシップを発揮します。加えて、責任感が強い人は、責任を負うことに対して自分なりの原動力を持っています。しっかりとした自分の考えを持っているからこそ、責任を持つことを重要視できるのです。

失敗を過度に怖がらない

決断力のある人でも、常に正しい選択ができるとは限りません。しかし、失敗を過度に恐れないため、結果がどうであれはっきりと物事を決定できます。決断する能力は、常に良好な結果へ導く能力ではなく、あくまでも自分で意思決定できる能力です。失敗しても責任を負えるからこそ、失敗を恐れずに決定を下せます。また、失敗を糧に成長できることも、決断力がある人の特徴。失敗から何かを学び取ろうとする姿勢を持っているため、仮に失敗したとしてもポジティブ思考を保てます。

一方、失敗を怖がる人は、常に完璧な結果を求めるようになり、物事に対する決定が慎重になりがちです。迷ったり恐れたりしすぎると、自分の考えにブレが生じ、なかなか決断を下せないということもあります。

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決断力がない人の特徴

ネガティブな考えや言動は決断力のなさにつながります。どのような点が決断力の発揮を妨げているのか、確認してみましょう。

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行動に移るのが遅い

決断力がない人は、何をするにしても考えすぎてしまうため、行動に移るのが遅い傾向に。そして、自分に自信がないことから迷いや恐れが生じやすく、発言や行動が慎重になりがちです。また、あらゆる作業に対して時間がかかってしまうため、組織の中でも周囲に迷惑をかけることになります。チームリーダーを任されているような立場なら、決断力のなさは致命的なマイナス要素になりかねません。

さらに、自信がなさそうに見えてしまうことも、決断力がない人の特徴です。決定することに対し、何回もしつこいくらいに確認を繰り返すため、周囲からの信頼も得にくくなります。

人の意見に左右されてしまう

決断力がない人は、何かを決定するときの軸となるような柱をなかなか確立することができません。人の意見に左右されやすく、自分の発言を自分で簡単に覆してしまう傾向があるのです。何らかの決定を下した後でも他によさそうな意見があれば、一度決定したことを撤回してしまいます。そのため、さまざまな意見が飛び交う仕事で、〝任される〟という立場になるのは難しいでしょう。

さらに、決断を迫られる状況で、周囲に助言を求めることも多い。その結果、決定したことに自分の意思がしっかり入っていないため、周囲からの信頼も得られません。

責任から逃げがち

自分が下した結論に対して、責任を取ることから避けてしまいがちなのも決断力がない人の特徴です。決定すること自体を無意識に避けてしまいます。また、責任を負いたくないと思うあまり、決定を先延ばしにし、物事の進捗を遅くしてしまうこともデメリットの一つです。

そのため組織を率いる立場であれば、組織に悪い影響を与える可能性も。例えば、顧客や取引先に対し、責任を負えないような決定ばかりを繰り返していると、顧客や取引先との信頼関係に影響が出てしまいます。場合によっては責任を回避するという結論で、自分や組織を守ることができる可能性もあります。しかし、常に責任から逃れようとする姿勢は、周囲によいイメージを与えません。

決断力を高めるメリットは?

普段からはっきりと意思決定ができるようになれば、自分にとってさまざまなメリットを生み出せます。決断力を高めた後の、仕事やプライベートにおける自分の姿をイメージしてみましょう。

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変化に対して柔軟になれる

決断力があるのは、これまでの経験や知識などから、その決断を下しても大丈夫だという予想ができている状態です。その経験値が高まってくると、何かトラブルが発生したときや緊急な出来事が降りかかったときでも、その状況に対応できるようになってきますし、失敗を恐れる気持ちも少なくなってくるでしょう。

変化を恐れるあまり次の一歩を踏み出せない人にとって、こういっ経験値を高めるのは大きな前進。しっかりと経験に裏づけされた考え方のもとで物事を決めると、変化やトラブルも想定内だと思えるようになっていくはずです。予想外の方向に物事が進んでも、臨機応変に軌道修正できます。

一方、周囲の意見に左右されやすい人は、どうなるか分からない事態への対応策を自分で用意できないため、変化を恐れる傾向にあります。

チャンスを掴みやすくなる

なにか重要な決断を迫られているときは、人生におけるチャンスが近づいてきているのかもしれません。このようなときは、自分の意志で決断を下すことで、自分の理想や夢、目標に近づきやすくなります。しかし、自分でこれがチャンスだと気づけないこともあるでしょう。「あの時がチャンスだった」と後から気づくこともあるものです。そんなとき、決断する力を発揮できれば、数少ないチャンスも自分のものにしやすくなります。

一方、迷いや恐れが生じ、なかなか決定を下せない人は、チャンスをみすみす逃してしまう可能性も。決断力は、チャンスを掴みやすくし、人生を成功へと導く力でもあるのです。

断る力が身に付く

決断力とは、何かを「する」ことだけを決定するものではありません。「しない」ことをはっきりと決められる能力も、決断力に含まれます。例えば、周囲から頼まれたことや、「絶対にやるべきだ」と言われていることに対して、はっきりと断ることができない人も多いでしょう。

しかし、経験してきたことや育ってきた環境などが違えば、何かを決める時の判断材料も異なるもの。承諾することだけが全てではありません。自分の考えなどから、「断る」という選択肢があって当然なのです。決断力を高めることで断る力が身に付けば、自分の考えに合わないものを排除できます。ただ断るだけではなく、自分なりの「断るに至った根拠」が伴っているため周囲に納得してもらった状態で意見を通す事が出来るようになるのです。

決断力を鍛える方法

決断力を身に付け、鍛えるための方法を紹介します。自分にもできそうなことから始めてみましょう。

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身近なことでも「決断」を意識する

決断力がないと感じている人は重要な物事に限らず、身の回りの些細なことに対しても決断できていない可能性があります。いきなり大きな決断をするのは、リスクが高まるので危険です。大きな決断の結果が失敗に終わると、次の決断に踏み込めなくなる恐れもあります。そのため、まずは身の回りのことから決断する意識を持ちましょう。「夕飯のメニューを自分で決める」「着る服を自分で選ぶ」など、失敗のリスクが低いものから始めるのがおすすめです。

また、決断する際は必ず根拠を持つようにすることがポイント。「なぜこのメニューなのか」「なぜこの服を選んだのか」を、自分なりの考えに基づいて説明できるようになれば、決断することへの抵抗がなくなっていきます。

締め切りを設定する

決断力がない人は、いつまでも時間をかけて悩む傾向にあります。その場合は決断をする時間に締め切りを設定すれば、だらだらと考えていられなくなります。ポイントは、ギリギリ間に合うか間に合わないかぐらいの時間設定を。それによって情報収集するスピードや頭を回転させるスピードも自ずと速くなります。考える時間が少なくなれば、結論を出すために必要な情報が限定されるものです。

選択肢を最小限に絞り込み、結果に対する恐れやリスクの壁に乗り越えることが出来たら、即決する力が身に付きやすくなります。自分できっぱりと意思決定することだけでなく「決定までのスピードが速いこと」も、決断力がある人の大きな特徴の一つです。

質の高い情報を取り込む

決断をするとき、その根拠となる情報の正確度が高ければ高いほど、よりよい結果に導きやすくなります。そのため、決断を迫られている際には、質の高い情報を得られるよう意識してみましょう。時間に余裕がある状況であればより多くの情報を収集し、それを精査して最終的に絞るという方法もあります。そうすることでピックアップする情報の精度が高まり、失敗に対する不安を取り除けるように。また、決断するたびに多くの情報を取り込むことになるので、次の決断に活かせる情報も増えていきます。

決断力を鍛えるためには、自己啓発本を読むのもおすすめです。その中には、決断力を高める目的で執筆された本も数多く出版されており、決断するノウハウやコツなど、本からしか学べないスキルを身に付けられます。

決断するときの注意点も

勢いで決断したり睡眠不足のときに決断しても、後々後悔してしまったり、満足のいく結果とならない可能性があります。決断するときに気をつけたい、注意点を確認してみましょう。

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勢いだけで決断しない

決断をする際、スピードのみに固執しないよう注意を。「急がなきゃ」と焦ってしまうと、勢いで重要なことを決断してしまいかねません。何らかの意思決定をする際には、熟慮することが不可欠です。自分や周囲を納得させられる根拠があってこそ、決断後の結果が評価されます。しかし、勢いだけで決断してしまうと、根拠のない思いつきが結果に出てしまうもの。そのため、優先順位や目的をしっかりと把握したうえで、自分の考えを反映し決断することが大切です。

睡眠不足のときは決断しない

仕事やプライベートで忙しい時間が増えると、睡眠不足になりがちです。十分な睡眠は心身の健康に不可欠であり、睡眠不足のときに決断しようとしても、満足のいく結果は得にくくなります。睡眠不足が続くと体調不良に繋がったり、いつもなら判断できることが判断できなかったり、ミスを連発してしまうなど体調や生活に支障が及んでしまう可能性が高くなるためです。

一般的に、理想の睡眠時間は、6~8時間。もちろん、時間だけでなく睡眠の質も大切です。寝る直前までスマホを眺めていると睡眠の質が悪くなるため、就寝2時間前にはスマホの使用を止めておきましょう。決断を迫られて悩んだり焦ったりしているときは、なかなか寝つけないこともあるかもしれません。布団や枕を見直すなど、睡眠不足にならないような工夫や努力も必要です。

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