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2024.05.04

「悔しい」気持ちとは? 悔しさを感じやすい人の特徴や対処法

仕事やプライベートで「悔しい」と感じる機会は度々訪れます。すぐに気持ちを切り替えることが苦手な人は、いつまでも悔しさを引きずってしまうかもしれません。いざというときに気持ちを切り替えられるように、悔しさへの対処法をチェックしておきましょう。

悔しいと感じるときって?

みなさんは、最近、「悔しい」と感じる出来事があったかどうか女性100人にアンケートを行いました。

【質問】最近、「悔しい」と思った出来事はありますか?

【質問】最近、「悔しい」と思った出来事はありますか?

・ある…24.8%
・ない…75.2%

※アンケートは30~45歳の日本全国のワーキングマザーを対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数121名。

最近、悔しいと感じた出来事が「ある」と答えた人は24.8%でした。どんなことがあったのでしょうか。体験談も覗いてみましょう。

体験談・エピソード

・頑張ってダイエットしているのに結果が出ない (30代・埼玉県)
・一生懸命頑張っても無駄と言われる (40代・神奈川県)
・仕事上で自分だけ作業に遅れをとってしまっていた時、悔しいと思った。 (30代・愛媛県)
・配偶者に私が買ったブランド物を勝手にフリマで売られたこと (40代・東京都)

悔しいと感じるシチュエーション

生きていると「悔しい」と感じるシチュエーションが数えきれないほど訪れます。人はどのようなときに悔しさを感じるのでしょうか?よくあるシチュエーションを見て、自分がどんなときに悔しさを感じるのかチェックしてみましょう。

悔しい気持ち

(C)Shutterstock.com

仕事やプライベートで失敗をした

仕事やプライベートで失敗をしたときに悔しいと感じる人は多くいます。適当な気持ちで取り組んでいれば、失敗したことに対して悔しさや動揺を感じることはありません。悔しさを感じるのは、本気で取り組んでいる人です。そうした人は、普段から努力を惜しまず、細心の注意を払って取り組んでいます。しかし、どれだけ注意していても失敗することもあります。「仕方なかった」と納得できる人もいますが、悔しさを感じる人ほど強い責任感を持っているともいえます。

険しい表情で電話する女性

(C)Shutterstock.com

周りが成功したとき

周りが何かに成功したときは、悔しいと感じやすいシチュエーションです。他人の成功に対して悔しさを感じるのは、自分と他人を比較していることが関係しています。成功した人と自分を比較したときに、自分が「劣っている」ように認識することで、悔しさを感じてしまうのです。例えば同じ時期に入社した同僚が、自分よりも先に出世したら悔しいと思うのではないでしょうか。同じスタートラインにいたはずなのに、先を越されたことに悔しさを感じます。これが他の会社の同年代の人の出世であれば、不思議と悔しさを感じにくいものです。同僚や友人などの親しい間柄は、身近な存在だからこそ比較対象になりやすいといえます。

行動できない自分に対して

行動して失敗したことは、時間の経過とともに割り切れます。一方で、行動できないまま終わってしまったことは、悔しい思い出として自分のなかに残りやすい傾向です。例えば過去の恋愛を振り返ったときに、「告白しておけばよかった」「もっとこうすればよかった」と思うことがありませんか?「あのときこうしていればよかった」と、過去を悔やむ気持ちは、普段は表面化しないものの、ふとした瞬間に心を支配してしまいます。過去に戻ってやり直せれば済む話かもしれませんが、残念ながらその方法はありません。ふとよぎる後悔の気持ちを抱えながら、いつか消化される日を待つしかないのが現実です。

 

人に裏切られて

仕事のミスを押し付けられる・最愛の人に浮気されるなど、他人から裏切られたときは悔しくてたまらない気持ちになるものです。信じていた仲間や家族など、信頼度が高い人からの裏切りにはとくにショックを受けます。悔しい気持ちを引きずり続けて、なかなか立ち直れないこともあるでしょう。自分に非がある場合は、飲み込むこともできるかもしれません。しかし、自分に非がない場合は、気持ちに折り合いをつけることは難しいものです。理不尽な扱いを受けたことに、プライドがズタズタに傷つけられます。来る日も来る日も「どうしてだろうか」と考えては、悔しさを感じてしまうのです。

悔しいと感じやすい人の特徴

同じシチュエーションを経験したときに、悔しいと感じる人とそうでない人がいます。実は悔しさを感じやすい人には特徴があるのです。悔しいと感じやすい人の主な特徴を二つご紹介します。

悔しいと感じやすい人の主な特徴
  1. 向上心が強い
  2. 完璧主義者

悔しいと感じるとき

(C)Shutterstock.com

向上心が強い

悔しさを感じやすい人は、向上心が強い傾向があります。現状に満足せず、常に高みを目指している人です。具体的な目標や目的を持っており、達成するために必要な努力を惜しみません。自分に厳しく、常にモチベーションを高く持っています。負けず嫌いなところもあり、自分より優れている人をライバル視しがちです。ライバルと認めた人が先に結果を出してしまうと、悔しい気持ちでいっぱいになります。しかし、向上心が強い人は、悔しいままで終わらせません。努力をし続けて、やがて結果を出してみせることもあります。

 

完璧主義者

「完璧主義」の人は、何事に対しても自分が思う完璧を求めます。失敗や中途半端な状態が許せず、「もっとできるはずだ」と悔しさを感じます。完璧主義者は、普段から自分が目指す完璧を達成するための努力をしているものです。努力することは、完璧主義にとって自信の源といえます。「自分ならできる」という自信があったにもかかわらず、達成できないことがあると強い悔しさを感じます。反対に「適当に終わらせればいい」と考えている人は、失敗や中途半端な結果に対して何も感じません。悔しさを感じるのは、努力している人の証拠でもあるのです。

PCの前で頭を抱える女性

(C)Shutterstock.com

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悔しいと感じたときの対処法

悔しさを感じる瞬間は多々あります。悔しいときにどうしたらよいかわからないという人は、自分にあった対処法を覚えておくとよいでしょう。悔しさを落ち着かせる対処法には、どのようなものがあるのでしょうか?

悔しさを落ち着かせる対処法
  1. 自分の気持ちに向き合う
  2. ストレス発散をする

街を楽しく歩く2人の女性

(C)Shutterstock.com

自分の気持ちに向き合う

悔しいと感じたときは、とことん悔しい気持ちと向き合うことも大事です。悔しい気持ちは悪い感情のように考えがちですが、成長に欠かせない感情でもあります。人は何かに悔しさを感じることで「次は頑張ろう」「もっとできるようになろう」と、奮起することができるのです。まずは悔しい気持ちを自分の中で受け入れてみましょう。最初はモヤモヤするかもしれませんが、時間が経てば悔しさの理由や改善方法を考えられるようになります。悔しさのあまり泣きたくなることもあるかもしれません。そんなときは、思いっきり泣いてもよいのです。その悔しさが、明日のあなたを成長させます。

 

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