耐える
・ぐっと堪える (30代・滋賀県・子ども2人)
・とにかく何を言われても耐える (30代・愛知県・子ども1人)
・それこそ歯を食いしばって我慢 (30代・埼玉県・子ども1人)
・自分をつねって我慢する (30代・東京都・子ども1人)
・我慢する (30代・新潟県・子ども2人)
・泣いて馬鹿にされるくらいなら我慢する (40代・静岡県・子ども3人)
・唇を噛み締めて我慢 (40代・北海道・子ども2人)
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同じミスをしない
・同じミスはしない (30代・香川県・子ども2人)
・仕事を今以上にちゃんとする (40代・東京都・子ども2人)
・間違えないように仕事をする。効率を上げる (40代・兵庫県・子ども2人)
・同じ間違いはしないよう、自分自身でダブルチェックする (30代・愛知県・子ども2人)
聞き流す
・理不尽な説教は聞き流す (30代・東京都・子ども3人)
・先輩の横柄な言動は聞き流す (40代・兵庫県・子ども3人)
・聞く耳を持たないようにする (40代・大阪府・子ども3人)
人の目につかないところで
・定番ですがトイレでこっそり泣く。 (40代・千葉県・子ども2人)
・気分を落ち着かせるために、トイレなどで一呼吸おく (30代・東京都・子ども2人)
思いつめない
・泣きそうになるほど思い詰めない (30代・埼玉県・子ども1人)
・深く考えすぎない (30代・愛知県・子ども2人)
他のことを考える
・今日の夕飯何にしよう? 今週末どこ行こう?など他の事を考える (30代・鳥取県・子ども2人)
・他のことを考える。他にも仕事はあると開き直る。 (30代・静岡県・子ども1人)
冷静になる
・できるだけ感情的にはならない。泣くのは、職場ではなく家で (40代・埼玉県・子ども3人)
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強くなる
・仕事力も上げなくちゃだけど、メンタル的にも強くなること (40代・福岡県・子ども2人)
仕事を頑張る
・もう泣くことがないよう、仕事めっちゃ頑張った (30代・愛知県・子ども3人)
子どもの写真
・子どもの笑った写真をみる (30代・千葉県・子ども2人)
気にしない
・自分が悪いのでなければ、何を言われても気にしないことだと思う (40代・千葉県・子ども1人)
冷静に
・心で受け止めず、頭で聞く (40代・熊本県・子ども2人)
万が一泣いてしまった場合の対処法
どうしても我慢できずに泣いてしまった場合の対処法を見ていきましょう。おすすめは「その場を離れること」。それぞれのメリットを紹介します。
その場を離れる
可能であれば、いったんその場を離れましょう。お手洗いや休憩室、食堂などに行き、気持ちを落ち着けるといいですね。外に出るのもおすすめです。外の空気を吸うことで、少し気持ちが変わるかもしれません。
離席の際は「すこし失礼します。すぐに戻ります」と伝えればOK。無言で立ち去ると周りに心配をかけますから、一言声をかけるようにしてください。それが難しい場合はメモで伝える、それもできなければ泣きながらでも頭を下げて退出を。
冷たい水で顔か手を洗う
少し気持ちが落ち着いたら、冷たい水で顔を洗うといいですね。きっとスッキリするはずです。顔を洗うのが難しい時は、手を冷たい水につけましょう。これも気持ちを少し変えてくれますよ。また、タオルやハンカチを水に濡らし、顔にあてるのもおすすめ。ひんやりとした冷たさが気持ちを落ち着けてくれるでしょう。
深呼吸をする
深呼吸をするのもおすすめです。泣きながらでいいので、深く呼吸してみましょう。何度か繰り返すと、徐々に気持ちが落ち着くはずです。深呼吸は、その場を離れられないときにも有効ですから、ぜひ試してみてください。
泣き止んだ後のこと
涙が止まって気持ちが落ち着いたら、まずは鏡でメイクチェックを。アイメイクが崩れている、鼻が赤いなどがあれば、可能な範囲でメイクを直すようにしてください。席に戻ったら、上司や周りに「申し訳ありませんでした」と一言伝えて着席するといいですね。泣いた理由などを聞かれるかもしれませんが、答えたくなければ言わなくてOK。「ありがとうございます。もう大丈夫です」とにっこり笑って伝えてください。
それができたら、気持ちを切り替えて仕事に戻ります。泣いてしまったことをクヨクヨ考えず、目の前のことに集中を。後悔や反省は後回しにして、次のことに目を向けてくださいね。
臨床心理士からのアドバイス
「仕事場で泣いてしまうのは、性格や多忙などもあると思いますが、一番大きいのは〝認められていない〟と感じることではないでしょうか」と臨床心理士・吉田美智子さんは話します。
「人は〝あなたは大切な人だよ〟、〝ここにいていいよ〟というメッセージを受け取れない時に、強い怒りや悲しみの感情を覚えます。これは自分にとって大切な感情なのですが、仕事場面で泣いてしまうとデメリットが生じやすく避けたいところですよね」(吉田さん)。
しかしながら、理不尽なことを言う人や、人前で叱責する人を避けることはできないのがビジネスシーン。どう対処するのが泣かない方法としてベストなのでしょうか。「マインドフルネスがおすすめです。心と身体はつながっています。強い感情が湧いた時は、身体も反応して呼吸が浅くなったり、首筋や肩がこわばったり、胃に不快感を感じたりします。その身体が訴える不快感を緩めるようにします。
例えば、呼吸が浅いと感じたらゆっくり腹式呼吸をする、肩がこわばったら力を抜く、胃が痛むようならそっと手を当ててあげるなどです。自分の身体をケアすることで、強い感情から距離をとり、自分を緩やかにコントロールできるように。そうすることで〝泣く〟という感情から遠ざかりやすくなります。このマインドフルネスは普段から練習しておくと、コツを掴みやすいので日々のストレスケアにも役立ててください」(吉田さん)。
ビジネスシーンで不本意で流れてしまった涙だとしても、あとから〝泣いてしまった〟という事実を再度後悔しそうですよね。そうならないためにも、マインドフルネスの活用や、その場で受けた怒りや悲しみを持ち帰れるようになれるといいですね。
「最後に、反省は必要ですが、自分だけを責めるのもNGです。信頼できる人に話を聞いてもらったりして、自分を大切にしてくださいね」と先生からアドバイスをいただきました。
最後に
仕事で辛くても泣かないための方法や対策を紹介しました。涙が出るのは、自然なこと。自分だけを責める必要はないことがわかりました。臨床心理士・吉田先生の話を参考にしながら、乗り切っていきたいですね。
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