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【目次】
【基礎知識】髪が短いけどできる? アレンジの条件とは
トップに長さがあればアレンジできる
ショートヘアさんやボブヘアさんは、髪が短いのでアレンジなんて無理… と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
ポニーテールやひとつ結びにはそれなりのレングスが必要ですが、ハーフアップは頭の上半分の髪の毛をまとめるアレンジ。つまり、トップにある程度長さがあれば可能な髪型と言われています。
ゴム1本では髪が落ちてきてしまう、という方は、アメピンを駆使しましょう。また、太めのヘアゴムではうまくアレンジできない方には、シリコンゴムが推奨されています。
髪が絡みにくく、細かいアレンジに最適なタイプなので、ぜひ使用するアイテムにもこだわってみてくださいね。
スタイリング剤を使ってまとまりをよくして
髪が短い人だけに限りませんが、アレンジの際はスタイリング剤を使用することがおすすめされています。スタイリング剤を使用することで髪のまとまりがよくなり、崩れやほぐれなどを防いでくれるそう。
髪が細く少なめの人はバームを、髪が硬くゴワつく人はオイルを、髪が多く広がりやすい人はジェルを使うことをおすすめします。
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ただしつけすぎるとベタッとしてしまいリカバリーが難しいため、少量を手のひらに薄く伸ばし、内側をしっかりめに、表面を手ぐしでサラッと塗布しましょう。
足りないと感じたら量を追加して。
【テクニック】ショート・ボブのハーフアップをこなれさせるポイント
髪が短くてもベースの髪を巻いておく
髪が短くても可能な限りベースに動きをつけておくと、仕上がりがよりこなれた印象に。基本は外巻きとミックスの縦巻きです。
Before
After
\How to/
髪の長さに合わせてコテを選びますが、短いショートやボブさんは26mmの細めのコテを選びましょう。まず、毛先だけをすべてワンカールの外巻きに。少しキープしてすぐスルーさせるくらいでOKです。
表面の髪はコテを縦に使って巻いていきます。顔に一番近い毛束をリバース(後ろ向き)巻き、その後ろをフォワード(顔方向)巻きにし、これを交互に繰り返していきます。ポイントは、両サイドのフェイスライン側の毛束を必ずフォワード巻きにすること。
すべて巻き終わったらヘアバームをひとすくいし、しっかり手のひらに広げたあとカールを崩すようになじませましょう。
毛先を外ハネにするとカジュアルな印象に
ベースの髪を外ハネにすると、ただハーフアップにするよりもカジュアルな印象が強まり、よりこなれ感のある髪型を作ることができます。
\How to/
26mmのアイロンを使います。髪を表面と内側の2段に分け、それぞれ毛先を外ハネに巻いていきます。毛束を挟んだらあまり時間をおかず、スッと通すだけでOKです。
顔まわりの後れ毛がおしゃれ度をアップさせる
ヘアアレンジでは後れ毛があるかないかで印象が大きく変わると言われています。
あえて後れ毛を作らない、スッキリタイトにまとめるハーフアップもハンサムで素敵ですが、よりこなれ感をアップさせたいのなら、ぜひ後れ毛の出し方は覚えておきましょう。
アップする場合でも、前髪は薄く数本引き出しておきます。耳の前にもひと束あると、よりおしゃれな印象に。ヘアアレンジ後は、ワックスまたはバームを指先にほんの少量とり、この前髪や後れ毛を軽くつまみながらなじませ、束感を作るとGOODです。
【くるりんぱアレンジ】立体感ある定番ハーフアップ
\How to/
まずはハーフアップの髪を分けとります。このとき髪の内側がV字になるよう分けとって。
分けとった髪を結び、結び目上に隙間を開け毛束を上から入れ込みくるりんぱ。
表面の毛束をランダムにつまみ出し、デコボコさせます。
完成!
【ねじりアレンジ】きちんと見えが叶うおしゃれハーフアップ
手早くできてそれなりに見えから、作る頻度が高いハーフアップ。でも「いつも同じに見えちゃう」のが悩みどころ…。ちょっとアクセントをつけたいとか、髪にボリュームがないからふわっと見せたい、という人にぜひやってほしいのが、これから紹介する「ねじねじハーフアップ」です。サイドの毛束を後ろ向きにねじって、後ろでひとつに結ぶだけ。ねじった毛束の凸凹で、立体感とメリハリが加わりランクアップした印象に。それでは作り方を見ていきましょう。
\How to/
顔まわりに後れ毛をひと束残して、耳の付け根より前の毛束を手ぐしで取り後ろ向きにきつくねじります。後ろまでねじったらクリップなどで仮留めしておきましょう。逆サイドも同様に。
ねじった毛束の仮留めを外し、後ろでひとつにして結びます。上からヘアクセをつけても結び目がジャマにならないよう、細いシリコンゴムを使うと◎。
結び目を押さえながら、後頭部の毛束やねじった部分の毛束を少しずつ引き出して、こなれ感と立体感を加えます。
残しておいた後れ毛は、ヘアアイロンで毛束の中間から巻きましょう。アイロンを縦に使い、リバース(後ろ方向へ)巻きにして、バームをつけながら毛束をほぐします。
完成!
【お団子アレンジ】前髪なしの簡単ハーフアップ
お仕事にも◎。簡単なのにしゃれて見えるお団子ヘアアレンジ
\How to/
ハチ(頭の出っ張り)より上の髪をバックに集めてゴムで結びます。トップはふんわりと高さを出し、サイドはタイトに抑えるのがコツ。
結んだ毛束を根元からねじり、毛先をもってゆっくりと丸め、アメピンで固定します。しっかり固定したお団子を少し崩せば完成!
完成!
ラフ感がこなれ見えするハーフアップ
\How to/
ストレートのベースから作り始めましょう。全体にしっかりオイルをなじませて、髪の広がりを抑制。フロントをオールバックにしながら、耳の付け根のラインより上の髪を高い位置でまとめます。おしゃれに見えるゴムで、毛先を引き抜かない輪結びにして。
輪結びにするとき、毛先は少し長めに残しておくのがコツ。その毛先を、散らしながら結び目の上に巻きつけて、ほどけないようにピンでしっかり留めましょう。ピンは、外から内に向けて挿すのが正解。お団子はキレイに留めず、不格好だったり毛先が乱れているくらいが、ラフに見えてGOOD。指で部分的に髪をつまみ出し、軽く崩すのがおすすめです。
表面はピタッとタイトにまとめつつ、おだんごは無造作なボリュームを出すのがポイント!
完成!
【三つ編みアレンジ】華やかな大人かわいいハーフアップ
三つ編みは、髪がある程度長くないとチャレンジできないと考えている人は多いかもしれません。しかし、三つ編みアレンジは髪の束ね方によっていろいろなレングスで応用できます。とくに三つ編みハーフアップは、髪が短めの人でもトライしやすいヘアアレンジです。シンプルな三つ編みハーフアップに、一手間加えるだけで、よりおしゃれなヘアスタイルを楽しめます。
結び目をねじるようにひっくり返すだけでボリュームとこなれ感が出せる「くるりんぱ」は、三つ編みとの相性も抜群です。簡単なので髪が短めな人も取り入れやすいアレンジと言えます。
三つ編みとくるりんぱの大人かわいいアレンジ
\How to/
トップの髪をひとつに集め、1回くるりんぱします。両サイドの髪を適量とり基本の三つ編みを作りましょう。くるりんぱの結び目のすぐ下で三つ編みを束ねて完成。全体的に編み目をほぐしていくと、抜け感のある仕上がりに。
\基本スタイルにゴールドピンをプラス/
基本の三つ編みハーフアップに大きく手を加えなくても、小物を上手にあしらうことでおしゃれ度がアップします。
細めのゴールドピンはシンプルなアイテムですが、華やかさが増すためおすすめです。サイドに複数のゴールドピンをちりばめるように留めれば、印象的なヘアスタイルに仕上がります。さっぱりとしたナチュラルなヘアスタイルが多いボブの人でも、人の目を惹きつける贅沢アレンジができます。
また、ピンを複数使用することでヘアアレンジをしっかり固定できるため、時間が経つと崩れがちな短めの髪の人にとっても強い味方のアレンジアイテムです。
ゴム1本でOK。簡単三つ編みハーフアップ
\How to/
トップの髪を集めます。集めた髪束で1本の三つ編みハーフアップを作って完成です。
基本の三つ編みハーフアップよりさらに簡単でラクチンです。トップはほぐし、毛先は外側に巻いて軽く跳ねさせれば活発で若々しい印象に仕上がります。
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