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2024.07.12

【ご査収】の意味を理解しビジネスで活用しよう! 類語や使い方を例文で紹介

「ご査収のうえ〜」の例文

確認し受け取った後に、対応してもらいたいことがある場合に用います。ビジネスシーンで頻繁に利用されるため、覚えておきたいですね。

〈メールの例文〉
・イベントの企画案を送付いたします。ご査収のうえ、ご検討よろしくお願いいたします。
・完成した商品デザインのデータを添付しております。ご査収のうえ、ご対応よろしくお願いいたします。

〈手紙の例文〉
・商品のデザイン案を郵送いたします。ご査収のうえ、修正がありましたらご教示ください。

多様なシーンで利用できるため、それぞれの表現を正確に使えるようにしておきましょう。

【ご査収】の類語と意味や使い方の違い

ご査収の5つの類語と、それぞれの意味や使い方の違いを紹介します。

「ご検収」

ご検収の「検収」とは「発注どおりに納品されているか検査をして受け取ること」を意味。そのため、品物を介さないときには用いません。

〈例文〉
・ご注文いただきましたタブレットを20台納品いたします。ご検収のほどよろしくお願いいたします。

ダンボールと男性

(c) Adobe Stock

「ご確認」

「受け取って確認してほしい」というご査収とは違い、ご確認は「確かめる」という意味であるため「受け取る」という意味は含まれません。添付物のないメールでただ内容のみを確認してほしい場合などに使える言葉です。

また、ご査収よりも平易な表現であるためビジネスシーンのみに限らず、日常生活でも幅広く使えますね。

〈例文〉
・今週の会議の詳細を送りますので、ご確認ください。

「査証」

ご査証は「調査して証明を与えること」を意味します。ご査収と表記が似ていますが、意味は違うため注意したいですね。

〈例文〉
・旅券を査証してもらった。

「お目通し」

お目通しは、「はじめから終わりまで一通り見ること」を意味します。メールなどで使われることもありますが、会話で利用されることが多いです。

〈例文〉
・資料については、お手すきのときにお目通しください。

「ご査収ください」への正しい返信方法とは

「ご査収ください」は「確認してほしい」というメッセージですので、返信では確認したことを伝える必要があります。状況別に返信例を紹介します。

〈シンプルな返信例〉
・ご送付いただいた資料を確かに拝受し、内容を確認いたしました。引き続き、よろしくお願いいたします。

〈感謝を伝える場合の返信例〉
・ご送付いただいた資料を受領後、内容を確認いたしました。迅速にご対応いただき、誠にありがとうございます。

〈後日中身を確認する場合の返信例〉
・請求書を受領いたしました。内容を確認後、あらためてご連絡いたします。

〈修正を求める場合の返信例〉
・資料を確認したところ、一点修正いただきたい箇所がございました。恐れ入りますが、以下の修正をお願いいたします。

最後に

ご査収とは、「内容を確認して受け取ってほしい」という意味だとわかりました。確認してもらいたいものがない場合には使えないので、注意したいところです。似た言葉もいくつかあるので、それぞれの意味を理解し、状況に合わせて使い分けたいですね。

TOP画像/(c)Adobe Stock

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