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2024.08.27

「お待ちしております」の正しい使い方は? 意味や言い換え表現を解説

お客様や取引先に対して使う「お待ちしております」は「待っている」の謙譲表現です。ビジネスシーンでは頻繁に使う表現の一つかもしれません。今回は「お待ちしております」について意味や使い方などを調べました。

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「お待ちしております」の意味

「ご連絡をお待ちしております」「ご来店をお待ちしております」など、「お待ちしております」は使う機会が多い表現ですよね。人や物などが来ることを望んでいる場合に「お待ちしております」を使いますが、適切に用いるためにも、あらためて意味などを確認しましょう。

まずは「お待ちしております」の意味を紹介します。

お辞儀する人

(c) Adobe Stock

「お待ちしております」は「待っている」の謙譲表現

「お待ちしております」は「待っている」の謙譲表現です。「待っています」をより丁寧に伝えたいときに用いることが多いでしょう。接頭語である「お〜(動詞)する」を加えることで謙譲語となり、相手により深い敬意を表すことができます。

【シーン別】「お待ちしております」の使い方と例文

ここからは、シーン別の「お待ちしております」の使い方と例文を解説します。注意点なども併せて確認してください。

連絡を待つ場合は「ご連絡をお待ちしております」

相手から連絡をもらう場合、会話やメール、文書の最後に「ご連絡をお待ちしております」を添えて使います。取引先や目上の人に対しても用いることができます。返事をもらいたい場合は「お返事をお待ちしております」という表現に変えると、返事を促すことができるでしょう。

【例文】
・先日ご紹介した新規プロジェクトの件はいかがでしたか。またのご連絡をお待ちしております。

なお、連絡や返事の期日を設けている場合は、その旨を伝えるようにしましょう。

来店してもらいたいときは「ご来店お待ちしております」

デパートなどで「またのご来店をお待ちしております」と言われることがありますよね。お客様に再来店していただくことを待っていることを伝える際に用いられる表現です。展示会やイベントなどでは「ご来場をお待ちしております」のように使います。

【例文】
・本日は、足元の悪い中ご来店いただきまして誠にありがとうございました。またのご来店をお待ちしております。

言い切りが気になるときは「お待ちしておりますので〜」

「お待ちしております」は言い切りの表現だから気になるという場合は、この表現を使うのも一つです。「お待ちしておりますので」の後に「ご確認お願いいたします」や「よろしくお願いいたします」などをつけると、より丁寧で、柔らかさを感じさせる表現になるでしょう。

【例文】
・新規プロジェクトの会議日程について、参加可能日をうかがいたく存じます。ご連絡をお待ちしておりますので、ご確認よろしくお願いいたします。

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