「お待ちしております」は待っている」の丁寧な表現|使い方と例文も解説 | Domani

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2021.10.28

「お待ちしております」の正しい使い方|言い換え表現と例文も解説

「お待ちしております」は「待っている」を失礼のないよう言い換えた言葉です。そのため、目上の人にも使えます。この記事では、「お待ちしております」の代表的な使い方と例文はもちろん、言い換え表現も併せてご紹介します。正しい使い方を把握して、職場でうまく活用しましょう。

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「お待ちしております」は「待っている」の謙譲表現

「お待ちしております」は「待っている」の謙譲表現として使われます。「待つ」という言葉の意味は、人やタイミングが来るまで時間を過ごすことです。ただ「待っています」と伝えるよりも「お待ちしております」の方が、丁寧でへりくだった印象を与えられます。

お待ちしております

「〜しております」という表現により、継続的に「待つ」という意味合いも含まれます。また、「お待ちしております」は、何かが来ることを願っているというニュアンスが強い表現です。

「お待ちいたしております」は間違った使い方

「お待ちいたしております」は間違った使い方なので、注意しましょう。「お待ちいたしております」には「いたす」と「おります」が使われています。

「いたす」は「する」の謙譲語、「おります」は「いる」の謙譲語のため、「お待ちいたしております」は二重敬語です。したがって「お待ちいたしております」は正しい敬語ではありません。つい使ってしまいがちな表現ですが、注意しましょう。

【シーン別】「お待ちしております」の使い方と例文3つ

ここからは、シーン別の「おまちしております」の使い方と例文を3つ解説します。

お待ちしております

1.メールを待つとき「ご連絡お待ちしております」
2.お店に来てもらいたいとき「ご来店お待ちしております」
3.柔らかい表現で伝えたいとき「お待ちしておりますので〜」

それぞれ、相手や状況に合わせて使い分ける必要があります。注意点なども併せて解説するので、ぜひ参考にしてください。

1.メールを待つとき「ご連絡お待ちしております」

メールを待つときは「ご連絡お待ちしております」を使いましょう。特に返信をできるだけ早くもらいたい場合は、「ご連絡お待ちしております」を付け足しておくと、相手にプレッシャーを与えすぎず、返信を催促できます。以下に例文を挙げます。

【例文】
新規プロジェクトの件いかがでしたでしょうか。ご連絡お待ちしております。

ただし、返信の期日が決まっている場合は「ご連絡お待ちしております」よりも期日を記載したほうが、相手も分かりやすいでしょう。

2.お店に来てもらいたいとき「ご来店お待ちしております」

お店に来てもらいたいときは「ご来店お待ちしております」を使いましょう。お客様に対して用いられる表現で、また来てくださいという意味合いが強い言葉です。展示会やイベントの場合は「ご来場お待ちしております」と言い換えることもあります。

シーンに合わせて使い分けましょう。以下の例文を参考にしてみてください。

【例文】
本日は、誠にありがとうございました。またのご来店をお待ちしております

3.柔らかい表現で伝えたいとき「お待ちしておりますので〜」

柔らかい表現で伝えたいときは「お待ちしておりますので」の後に言葉を続けましょう。「お待ちしております」のみだと、言い切りの形がやや冷たい印象を与える場合もあります。

「ご確認お願いいたします」や「よろしくお願いいたします」などをつけることで、柔らかい表現になることが期待できます。以下の例文を参考にしてみてください。

【例文】
新規プロジェクトの会議日程について、参加可能日を伺いたく存じます。ご連絡お待ちしておりますので、ご確認よろしくお願いいたします。

「お待ちしております」の言い換え表現3つ

お待ちしております

ここからは「お待ちしております」の言い換え表現を3つ解説します。

1.「お越しください」
2.「よろしくお願いいたします」
3.「いらしてください」

それぞれ、使うのに適したシーンがあります。使い方を間違ってしまうと、相手に不快な思いをさせてしまう可能性もあります。使い方を確認して、正しく使い分けができるようになりましょう。

1.「お越しください」

1つ目の言い換え表現は「お越しください」です。「お越しください」は「お待ちしております」とは異なり、自分のもとに来てもらうことを待つときだけ使います。

取引先やお客様相手に使うことが多い表現で、同僚や部下には使いません。以下の例文を参考にしてください。

【例文】
セミナーは◯日◯時、開催いたします。時間厳守でお越しください

2.「よろしくお願いいたします」

2つ目の言い換え表現は「よろしくお願いいたします」です。「よろしくお願いいたします」は、相手に依頼をするときに添える敬語表現です。「お待ちしております」と同様、相手を待っているというニュアンスを伝えることもできます。

使うときは、以下の例文を参考にしましょう。

【例文】
お返事をよろしくお願いいたします

3.「いらしてください」

「いらしてください」も「お待ちしております」の言い換え表現として使うことができます。「いらしてください」は「いらっしゃってください」の略語です。相手に自分の場所まで来てもらうときに使う言葉で、丁寧な印象を与えられます。

以下の例文を参考にしてください。

【例文】
本日は多忙なところ足を運んでくださりありがとうございました。ぜひまたいらしてください

「お待ちしております」を正しく使えるようになろう!

お待ちしております

「おまちしております」は「待っている」の謙譲表現として用いられます。「お待ちいたしております」は二重敬語で間違った使い方なので、注意しましょう。また、連絡を待つときや来店を待つときなどシーン別に使い方が若干異なるため、注意してください。

今回紹介した「お越しください」「よろしくお願いいたします」「いらしてください」の言い換え表現も活用してみましょう。

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