【びっくり】には実は当て字があります! どんな字で書く?
予想外のハプニングが発生したときや誰かからサプライズ受けたときなど、びっくりするシーンは誰にでもあります。
字で書くとしたら「びっくり」や「ビックリ」など、ひらがなまたはカタカナで見ることが多いと思いますが、漢字表記があるのを知っていますか?
厳密にいうと当て字なので、本来は別の読み方がある言葉です。が、その漢字にあてて【びっくり】と読む場合もあるんです。
びっくりするというのは驚いている様子を表す言葉なので、【驚】が入ります。
漢字数は2文字。前にもう一つ別の漢字が入り、【〇驚】。
口へんのとある漢字が前に来ます。
分かりましたでしょうか?
正解は…
【吃驚(喫驚と書く場合も)】
でした! ちなみに、本来は「きっきょう」と読みます。
【びっくり】
1.(「吃驚」「喫驚」とも当てて書く)
突然のことや意外なことに一瞬おどろくさま。
「急に肩をたたかれて―する」
2.わずかに動くさま。びくり。多く、否定の語を伴って用いる。【吃驚・喫驚:きっきょう】
おどろくこと。びっくりすること。
~【吃驚】の類語紹介~
その1:驚倒
【驚倒:きょうとう】
非常に驚くこと。
「世間を―させた大事件」
その2:目を丸くする
【目を丸くする:めをまるくする】
驚いて目を見張る。
「値段の高さに―◦する」
その3:瞠目
【瞠目:どうもく】
驚いたり感心したりして、目をみはること。
「―すべき成果」
(引用すべて〈小学館 デジタル大辞泉〉より)
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