「テンパる」とはどういう意味?
「テンパる」という言葉の意味や由来
デジタル大辞泉(小学館)によると、テンパるとは以下の意味がもちます。
【テンパ・る<聴牌(テンパイ)の動詞化>】
1.マージャンで、聴牌になる。
2.転じて、物事の成就直前である。
3.俗に、余裕がなくせっぱ詰まっている。
「テンパる」とはもともと、マージャンの「聴牌」という言葉が由来しているよう。
「物事の成就直前」というところから、「ギリギリ」や「切羽詰まっている」などという意味に転じて使われるようになったと言われているようです。
あなたは、自分自身がテンパりやすい性格だと思いますか?女性100人にリサーチしてみました。
【質問】あなたはテンパりやすい性格だと思いますか?
・はい…50.8%
・いいえ…49.2%
※アンケートは30~45歳の日本全国のワーキングマザーを対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数120名。
「はい」が50.8%、「いいえ」が49.2%とほぼ半数に割れました。テンパりやすい性格の人は少なくない印象です。「はい」と答えた人たちに、なぜそう思うか、体験談も教えていただきました。
体験談
・仕事が急に忙しくなると、何から手をつけたらいいのかわからなくなりテンパってしまう (40代・兵庫県)
・子どもの関係の集まりで、自分の発表の番が回ってくると、それまで何をいおうか考えていたことがすっかり抜けて、全然違う言い回しになったりする。 (30代・長野県)
・緊張すると自分が発表するために揃えていた資料は全く見ないで頭の中にあることを喋ってしまう (40代・東京都)
・誰かに何かを訪ねられたときにテンパってうまく伝えられなくなったり、顔が真っ赤になって汗がでる。 (30代・埼玉県)
テンパる人の特徴とは
計画性がない
計画性がない人は、漠然としたゴールしか描いていないため、物事が予想通り進まなかったときにテンパりがち。
何事もいつ、何が起こるかわかりません。あらかじめリスクを想定しておいたり、準備を練ってゴールまで逆算したりしておかないと、イレギュラーな出来事にすぐテンパってしまいます。
さらに計画性がない人は行動や仕事にムラが生じやすく、仕上がりも緻密さに欠けたものになりがち。楽観的な気分任せで物事を進めると、こういったことになりかねません。
臨機応変さに欠ける
例えば「突発的なトラブルに対処できない」や「普段と違う作業に戸惑いやすい」など、考え方が固定化されていると、いつもと違う出来事に余裕がなくなりテンパってしまうもの。
ひとつの考えや方法に固執してしまうと、いつもと違うことが起きるだけでパニックになってしまうのです。
普段のやり方にこだわらず、柔軟な考え方ができるとテンパらずに解決策が見えてくるのではないでしょうか。