【質問】夫婦喧嘩の後はすぐに仲直りできる？
※アンケートは30~45歳の日本全国の有職既婚女性を対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名（未回答含む）。
「夫婦喧嘩の後はすぐに仲直りできる？」の設問では、「良くあてはまる」が17.5％、「当てはまる」が36.7％、「あまり当てはまらない」が27.5％、「当てはまらない」が18.3％と、約半数以上の方が仲直りすることができると回答しました。
仲直りがしたくても、様々な理由でうまく仲直りができないと感じている方も多くいます。まずは、喧嘩したときに仲直りがしづらい原因についてアンケートの結果を見ていきましょう。
【体験談】夫婦で仲直りができない原因とは？
謝らない
「喧嘩すると冷静に考えられず、一方的になって自分も悪い所があったと認められない。素直に謝れない」（40代・沖縄県）
「お互いが謝らない」（30代・大分県）
「謝るタイミングを逃してしまう」（30代・熊本県）
「謝罪の言葉を言えない」（30代・長崎県）
「自分の非を認めて謝れない。相手の謝罪を聞いて受け入れられない。気持ちの切り替えが出来ない」（40代・栃木県）
「互いに謝らないとか、相手の立場に立たないからだと思う」（40代・千葉県）
意地を張る
「いつまでもお互いに意地を張るから」（30代・東京都）
「意地の張り合い」（40代・東京都）
「どちらも折れない。 相手の立場にたって考えられない」（30代・大阪府）
「お互いが意地をはって謝らないから。謝ったほうが負けみたいな感じ」（30代・新潟県）
「お互いに譲歩しない」（30代・東京都）
「プライドが邪魔する」（30代・東京都）
「相手も私も頑固」（40代・千葉県）
イライラする
「気持ちの切り替えがうまくできない」（30代・新潟県）
「お互いの感情がまだ高ぶっている」（30代・愛知県）
「イライラしていて冷静じゃない」（30代・岐阜県）
「素直になれない。冷静になれない」（40代・京都府）
「モヤモヤの消化が出来ない」（40代・愛知県）
相手のせい
「相手の性格」（40代・東京都）
「夫が話し合おうとしない」（40代・神奈川県）
「自分は悪くないから」（40代・千葉県）
「自分ばかり我慢してると思いこんでいるため」（30代・東京都）
言葉にしない
「お互いに話しかけず黙り込むタイプのため」（30代・千葉県）
「喋らない」（30代・新潟県）
「怒っている方が喋らなくなる」（30代・兵庫県）
「話をしようとしない」（30代・大阪府）
「会話する時間が足りない」（30代・東京都）
引きずる
「私が引きずっている」（30代・神奈川県）
「私が引きずるタイプなので主人が謝るか、わたしが切り替えるまで待つしかない」（40代・大阪府）
「自分が態度や雰囲気を引きずる」（30代・東京都）
「感情を引きずってしまう」（40代・東京都）
普段喧嘩をしない
「そもそも喧嘩しない」（40代・富山県）
「たまにしか喧嘩しないので、大喧嘩になる」（40代・埼玉県）
余裕がない
「私の精神状態がよくないから」（30代・岐阜県）
「思いやりが足りてないから」（30代・秋田県）
夫婦喧嘩で仲直りできないときは、「イライラする」や「余裕がない」など感情が落ち着いていないときや、「謝らない」や「言葉にしない」などコミュニケーション不足と思われる回答が寄せられました。
冷静になれないときは、まずはひとりになったり自分の好きなことをして気分転換するのもおすすめの方法です。
また、喧嘩をきっかけに言いたかったことを伝える機会にできるかもしれないので、気持ちを落ち着けて話し合いをしてみてもいいかもしれません。面と向かって話すのがきまずいなら、LINEなどのメッセージや簡単な手紙で伝える手段もあります。
続いて、皆さんが実際にしている仲直りの方法について寄せられた回答を紹介します。「普段喧嘩をしない」の回答があったように、喧嘩慣れをしていないから仲直りの方法がわからないという方も参考にしてみてくださいね。
【体験談】夫婦で仲直りする方法は？
どちらかが謝る
「すぐ謝る」（30代・兵庫県）
「自分が悪い時はすぐ謝る。相手が謝りやすいような雰囲気をだす」（30代・兵庫県）
「絶対にその日のうちにお互いに謝って嫌な空気をできるだけ早くなくす」（30代・滋賀県）
「旦那が謝る」（30代・岐阜県）
「だいたい夫の方が謝る」（40代・神奈川県）
「主人が謝ってくるか、私が気持ちを切り替える」（40代・大阪府）
片方が謝ることをきっかけに仲直りするという意見です。きまずい時間を長く過ごさないためにも、翌日には持ち越さないようにしたり、翌朝には謝ったりとあまり時間を置かないようにするのがおすすめです。
自然に仲直り
「最終的にどうでもよくなっている」（30代・大阪府）
「自然と。馬鹿らしくなってお互いに笑ってしまう」（30代・埼玉県）
「自然と仲直りしている」（30代・長崎県）
「時間がたってお互いに気持ちが落ち着く」（40代・東京都）
「日にち薬」（40代・岐阜県）
「気持ちを切り替えていつもと変わらず話かけたり楽しかった話をする」（40代・沖縄県）
特別なことをしなくても、時間が経つと普通に戻っているという意見もありました。夫婦は長く一緒にいるので、些細な喧嘩なら日常的なことかもしれません。
話し合う
「謝るけど相手にもなおしてほしい部分を伝える」（30代・新潟県）
「お酒を飲みながら話し合う」（30代・大阪府）
「しっかり話し合う。言いたいことは言わないと納得できない」（40代・東京都）
「落ち着いて自分の意見を言って相手の意見も聞き入れる」（30代・東京都）
「冷静になれる朝に話す」（40代・千葉県）
同じことで喧嘩になったり、どちらかがモヤモヤした気持ちを抱えないためにはじっくり話し合うことも大切です。
冷静になる
「その日は仲直りはあきらめて、お互いひとりで頭を冷やす。 次の日、悪いと思った方が謝る」（30代・愛知県）
「相手が冷静になるまで待って謝る」（40代・岡山県）
「まずは一旦冷静になり、 喧嘩はどちらか一方だけが悪いということはなく、双方に落ち度があると捉える。その上で自分の悪かったところを反省して謝る」（30代・大阪府）
「ひとりになり喧嘩の原因を考えて自分の非を見つける。自分の非を謝罪して落としどころについて話し合い、まとまったらぶり返さない」（40代・栃木県）
「喧嘩になったら家を出てファミレスで一人で外食。一呼吸おいて帰宅し、何事もなかったように接します」（30代・新潟県）
感情的だと相手のことがとにかく許せなくなったり、判断が雑になることがあります。ひとりの時間を過ごしたり、喧嘩の内容についてじっくりかんがえたりとクールダウンするのもおすすめの方法です。
歩み寄る
「どちらからも歩みよる」（40代・秋田県）
「相手の言うことも認める」（30代・静岡県）
「譲歩する」（30代・東京都）
「妥協点探す」（30代・新潟県）
意地を張り合い続けても改善することはなくいいことがありません。他者と生きるなら、自分勝手にならず歩み寄りが必要不可欠になります。
寝る
「寝たらおしまい。翌日には仲直り」（30代・千葉県）
「寝て忘れる」（30代・東京都）
「一緒に寝る」（40代・茨城県）
嫌なことがあったときもとりあえず寝ると翌朝すっきりしていることってありますよね。夫婦喧嘩したときも寝ると翌日は気分が落ち着いているかもしれません。
いつも通り接する
「いつも通り笑って話をすればよいのではないでしょうか。 相手のことは許す。自分のことは反省する。 相手を変えるより自分が変わった方が早い」（40代・広島県）
「一緒にお酒を飲む」（40代・長崎県）
喧嘩してもネガティブな感情を引きずらず、気分を切り替えていつも通り接していれば自然と仲直りができそうです。
仲直りの方法では、「どちらかが謝る」の回答が最も多く寄せられました。謝ることで仲直りのきっかけになるので、できるだけ時間を置きすぎずに謝るのがおすすめです。
また、喧嘩したからといって変わったアクションをせずに「自然に仲直り」や「いつも通り接する」の回答もありました。長い時間を過ごしている夫婦なら、喧嘩な日常的な些細なことなのかもしれません。気分を切り替えて普通に関われるのは、お互い大人であるとも言えそうです。
感情的になってしまったら「冷静になる」も意識してみましょう。イライラしているとお互いに相手に当たってしまったり、言いすぎてしまうこともあるかもしれません。少し外出して気分転換をしたり、冷静な頭になって喧嘩を振り返ると、気が付けることもあると思います。
「歩み寄る」や「話し合う」も人同士の関わりの中では避けることができません。家族と言っても個性があります。お互いのことを尊重しながら、どのようなことを考えて、どのような価値観をもっているのかを知ることが大切です。
最後に
「喧嘩するほど仲がいい」という言葉もありますが、喧嘩するとエネルギーを消耗して精神的に疲れてしまいますよね。喧嘩をすることで本音が聞けることもあるかもしれませんが、できれば早く良好な関係になりたい方も多いはず。喧嘩をしたときの仲直りの方法にお悩みの方は、今回の意見を参考にしてみてください。
