発送させていただきます
先ほど解説した「ご依頼のサンプルを送らせていただきます」の「送らせて」をそのまま「発送させて」に言い換えると、「ご依頼のサンプルを発送させていただきます」となります。比較してみるとわかりやすいでしょう。
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送信させていただきます
FAXやメールなどを送る場合には「送信」という言葉が使えます。受け取る場合は「受信」です。ご存じのように、荷物のような「モノ」には使いません。
~までご一緒させていただきます
人を送る場合には「~までご一緒させていただきます」を使います。「~」には駅や会場などの場所が入ります。
「道に迷うといけませんので、駅までご一緒させていただきます」というような使い方をします。「送らせていただきます」よりもスマートな言い回しなので、覚えておいて損はありません。
英語表現とは?
「送らせていただきます」を英語で表すと、「I will send ~」となります。
例1:I will send you documents.
資料を送らせていただきます
例2:I have attached the file to this email.
ファイルをこのメールに添付して送らせていただきます
最後に
「送らせていただきます」は正しい日本語なので安心して使ってください。ただし「さ」という一文字が入り「送らさせていただきます」になると、「さ入れ言葉」と言われ誤用となりますのでご注意ください。混乱してしまいそうですが、「さ入れ言葉」「ら抜き言葉」というように、誤用パターンを知っておくと間違って使ってしまうこともないでしょう。
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