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2021.03.08

「失礼いたします」とはどんな意味? 例文・類語・注意点もご紹介

普段様々な場面で使う「失礼いたします」というフレーズですが、正しい使い方ができているでしょうか? 今さら聞けないその意味と、例文・類語・注意点も合わせてご紹介します。

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【目次】
「失礼いたします」の意味は?
「失礼いたします」と「失礼致します」は、どちらが正しい?
使い方を例文でチェック
言い換え表現にはどのようなものがある?
英語表現とは?
最後に

「失礼いたします」の意味は?

失礼いたします

(C)Shutterstock.com

意味

「失礼いたします」の「いたします」は、「する」の謙譲語である「いたす」という言葉に丁寧語の「ます」を付け加えたものです。

自分の行いをへりくだり、さらに丁寧語を加えることによって、相手に対する敬意を表しています。目上の方やクライアントとの会話で頻繁に登場するフレーズです。

ビジネスの場で「失礼いたします」が使われるシーンといえば、部屋に出入りする時や、その場から立ち去る時などを思い浮かべる方も多いでしょう。この「失礼いたします」は相手に断りを入れる意味で使われています。

「メールにて失礼いたします」という使い方の場合は、本来は直接会うべきところをメールという手段で簡略化していることを詫びる意味があります。また、メールを読む時間を頂戴するということに対して、詫びるという意味が含まれることもあります。

「失礼いたします」と「失礼致します」は、どちらが正しい?

会話では気にする必要はありませんが、メールや手紙を書く場合は「失礼いたします」と「失礼致します」のどちらが正しいのでしょうか? 「失礼いたします」の後半部分「いたします(致します)」について考えてみましょう。

「失礼いたします」の「いたします」は、「いたす」という補助動詞の丁寧語です。一方、漢字で書く「致します」は、「致す」という動詞の丁寧語。「致す」には届くようにする、至らせるという意味があります。おなじ発音でも全く違うものだということがわかります。

つまり「失礼いたします」は、「失礼する」という動詞に付属して使用される補助動詞の「いたす」なので、漢字では書かず「失礼いたします」とひらがなで書くのが正解です。

よく似た使い方に「お願いいたします」というものがあります。「お願いいたします」も「お願い致します」と漢字では書かず、ひらがなで「お願いいたします」と書くのが正解です。

使い方を例文でチェック

さまざまなビジネスシーンで使われる「失礼いたします」の使い方を、具体的に例文で見ていきましょう。

失礼いたします

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1:「本来なら直接お目にかかるべきところ、メールにて失礼いたします」

これはメールで使える「失礼いたします」の一例です。相手の年代や状況によっては、メールで要件を済ますことができる場合でも、メールだと簡素化したマイナスの印象を持たれるかもしれません。

また、実際には相手も直接会うほどでもない(メールでいい)と考えている場合でも、「本来なら直接お目にかかるべきところ、メールにて失礼いたします」という言葉があれば、礼儀がわかっているという印象を保つことができるでしょう。

2:「お時間を頂戴しありがとうございました。それでは失礼いたします」

電話を終える際にも「失礼いたします」が使えます。「お時間を頂戴しありがとうございました」など、相手の時間を頂戴したお礼も付け加えると、顔の見えない電話でも感謝の気持ちが伝わるでしょう。

ここで気を付けたいのが、どちらが先に電話を先に切るかということ。基本的に電話はかけたほうが切るのがマナーです。ただし相手が目上の方や取引先の場合には、いくら相手からの電話といえども、相手が先に電話を切るのを待ったほうが無難です。

3:「本日はありがとうございました。それでは失礼いたします」

面接などで部屋から退出する時に使える「失礼いたします」の一例です。会議室などから退出する時にも同じように使える用法です。

言い換え表現にはどのようなものがある?

「失礼いたします」の言い換え表現も紹介しておきましょう。

「失礼いたします」にはさまざまな意味がありますので、状況によって言い換えられる表現もさまざまです。その場に応じて使い分けましょう。

失礼いたします

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1:お邪魔いたします

「お邪魔いたします」は、部屋に入室する場合や、途中から会話に参加する場合などに「失礼いたします」に代わって使えます。

2:申し訳ありません

会話を中断する時などに、「失礼いたします」と同じように「申し訳ありません」が使えます。

会話の途中に資料を手渡し、「申し訳ありません、こちらの資料をご覧ください」などと使います。

3:失礼いたしました

「失礼いたします」を「失礼いたしました」と過去形にすると、相手に事前に断りを入れるという意味ではなく、お詫びの意味になります。

英語表現とは?

「失礼いたします」の英語表現は、日本人にも馴染みのある「Excuse me」や「Pardon me」というフレーズです。ただし状況によっては異なるフレーズが相応しい場合がありますので、日本語の「失礼いたします」の意味にあわせて臨機応変に対応しましょう。

これまでで説明した入室時の「失礼いたします」なら、「Excuse me, may I come in ?」が使えます。

最後に

シーンによってさまざまな意味で使われる「失礼いたします」。正しく理解すれば、便利で使い勝手のいいフレーズです。「失礼いたします」ばかりにならず、状況にあわせて言い換え表現も織り交ぜると、ビジネスシーンにおいても豊かな表現ができるでしょう。

トップ画像・アイキャッチ/(C)Shutterstock.com

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