言葉が持つ意味の「力の限り」がヒントになりそう
【粉骨砕しん】という言葉は、〝力の限り懸命に働くこと〟という意味を持つ四字熟語。比較的知っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、「漢字で正しく書けますか?」と質問されたら、どうでしょう?
間違えやすいのは【粉骨砕しん】の「しん」の部分。
タイトルにもある通り、「心」または「身」のどちらかが正解です。
果たして、正しい【粉骨砕しん】の漢字表記とは??
正解は…
粉骨砕【身】
でした!
【粉骨砕身:ふんこつさいしん】
力の限り懸命に働くこと。
「会社のため―する」
〔補説〕
「粉骨砕心」と書くのは誤り。
~この四字熟語知ってますか?気まぐれ紹介~
その1:千言万語
【千言万語:せんげんばんご】
非常にたくさんの言葉。千言万句。
「―を費やす」
その2:年年歳歳
【年年歳歳:ねんねんさいさい】
毎年毎年。歳々年々。
「―繰り返される恒例の行事」
その3:三面六臂
【三面六臂:さんめんろっぴ】
1.仏像などが、一体で三つの顔と六つのひじを備えていること。
2.一人で数人分の働きをすること。
「―の大活躍」
(引用すべて〈小学館 デジタル大辞泉〉より)
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