自分らしさを大切に生きている
満たされた日々を送っている人は、自分らしさ大切に生きている人が多いです。ありのままの自分を出すことで、自然と周囲には素の自分を受け入れてくれる人が集まってきます。心地よい人間関係を作れることにもつながり、より幸せを感じやすくなります。
自分らしく無理せず生きることは、勇気がいることかもしれません。人の目を気にしてしまうのは普通のことですし、誰でも周りによく思われたいと思うものです。
しかし、偽った自分で過ごしていると、周囲の認識と本来の自分とのギャップに苦しむことにもなりかねません。
いつでもポジティブ思考
幸せな日々を送っている人は、ポジティブな性格や考え方の人が多いです。ポジティブな発言が多いのも特徴です。
同じ状況でもポジティブに取るか、ネガティブに取るかで幸福度も変わります。例えば、資格試験に不合格だった場合、ネガティブな人は「自分はダメな人間だ」と落ち込んでしまうことが多いです。中には長期にわたり、悲観的になってしまう人もいます。
一方、ポジティブな人は「また次がある。次は頑張ろう」と、気持ちをすぐに切り替えられます。
幸せになりたい人におすすめの習慣
日々の習慣を意識するだけでも、幸せを感じやすくなります。具体的にどのようなことを意識したらよいのでしょうか?
自分の時間を作る
自分の時間を作って好きなことをするように心掛けると、日々の楽しさが増し心も満たされやすくなります。ストレスがたまっている人も自分の時間を持つことでリフレッシュでき、ストレス解消につながることもあります。
自分だけの時間を楽しむのもよいですが、できれば趣味のサークルなどに属するのがおすすめです。人には「所属欲求」というものがあり、何かに属することで心が満たされやすくなるからです。ジムに通ったり、行きつけのお店を見つけたりすることでも、所属欲求を満たせます。
自分にとっての幸せを知るためにも、自分と向き合うことも大切です。どのような自分でいたいのか、やりたいことは何かなど、自問自答してみましょう。
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健康的な生活を意識する
疲れがたまり不健康な状態では、生理的欲求が満たされないため、幸せを感じにくいです。健康的な生活に整えるには、まず規則正しい生活を心掛けることが大切です。良質な睡眠を十分に確保することや栄養バランスの取れた食事を心掛けましょう。
適度な運動も健康的な生活に欠かせません。リフレッシュになるためストレス解消につながり、心身ともに健康な状態に導くこともできるでしょう。
仕事などで忙しく運動する時間を取りづらい人は、通勤時間を利用して少し多く歩くようにするだけでも変わります。
目標に向けて努力をする
毎日を何となく過ごすのではなく、明確な目標を持って過ごすようにすると、充実した日々を送れます。目標があると、達成に向けてすべきことがクリアになり努力しやすくなるため、濃い時間を過ごせるのです。
徐々に目標に近づいていけば達成感も得られ、心が満たされます。成し遂げたい長期的な目標を細分化し、1か月や1週間の小さな目標を設定すると、達成感を味わいやすくなります。
目標が見つからない人は、日々の生活の中で小さな目標を見つけるのがおすすめです。例えば、「今日中にこの仕事を終わらせよう」といったことでも充実感が増します。
人に親切にする
人に親切にすることが自分自身の幸福感につながることは、心理学でも実証されているんだそう。実際に人のためのボランティア活動を通して、自分自身が救われているような気持ちになる人も多いです。
親切は大きなことでなくても構いません。人に親切にするとお互いがあたたかい気持ちになります。まずは家族や友人など自分の身近な人に親切にしてみましょう。幸せを分かち合う喜びを得られます。
幸せになりたい人におすすめの考え方
物事の捉え方や考え方次第で、気持ちが変わることも珍しくありません。では、どのような考え方をすれば幸せを感じやすくなるのでしょうか。
視野を広げる
幸せを感じにくい人は、凝り固まった考えを持っている人が多く、視野が狭いのが特徴です。こだわりや自分の意見を持つことは大切ですが、逆に視野を狭めてしまう可能性もあります。意識して視野を広げる努力をしましょう。
具体的な方法は、物事の捉え方を変えてみることです。同じ物事でもプラスに捉える人もいれば、マイナスに捉える人もいます。
例えば、デートの約束がキャンセルになったときに、「ドタキャンするなんて!」と怒りがこみ上げてしまうかもしれません。一方で「残念だけど、自分の時間ができたし、好きな映画でも見てのんびりしよう」と捉える人もいるでしょう。
なるべくポジティブな面を見るようにすると、視野が広がります。
周りに感謝をする
幸福度が高い人は、当たり前と思いがちなささいなことでも感謝できる心を持っている人が多いです。例えば、家族や友人など大切だと思える人が周りにいるだけで、本来は幸せなことなのです。当たり前だと思わずに、感謝の気持ちを持つようにすると、自然と幸福感も増します。
できれば、「ありがとう」ときちんと口に出して伝えましょう。言われた相手もうれしい気持ちになれますし、周りの人を幸せにすることも自分自身の幸福感につながるためです。
毎日、寝る前などに1日を振り返り、周囲に感謝する習慣を付けるのもおすすめです。
幸せを遠ざけてしまうかもしれないNG行動
自分の行動が、幸せを遠ざけている可能性もあります。NG行動を四つ紹介するので、当てはまる人は少しずつでも改善するように努めましょう。
自分を他人と比較する
自分にとって幸せかどうかが大切で、他人と比較してどうかという基準は意味がありません。幸せの価値観は人それぞれ異なるためです。
他人と比較して「もっと自分も頑張ろう」とモチベーションに変えるのはよいですが、劣等感や嫉妬心などネガティブな感情が芽生えてしまうことも少なくありません。ネガティブな感情に心が支配されてしまうと、幸せを感じづらくなります。
「隣の芝生は青く見える」ということわざがあるように、事実かどうかにかかわらず他人の状況はよく見えてしまうものだと覚えておきましょう。
過去に縛られる
過去のミスや失敗がトラウマのようになっていると、ネガティブな感情から抜け出せません。反省することも大事ですが、過去を変えることはできません。ミスや失敗を「よい経験」としてポジティブに捉え、今後に生かしていくことが大切です。
トラウマになっていると、「またミスするかもしれない」と臆病になることもあるでしょう。しかし、きちんと反省をして、どうすべきだったのか分かっているのであれば、同じようなミスをしてしまう確率は低いのではないでしょうか。
気持ちを切り替え、自分に自信を持って行動するように心掛けましょう。
見返りを求める
見返りを求めると、自分の思い通りの結果にならなかったときに、期待を裏切られたような気持ちになりがちです。期待度が大きいほど、予想外な展開になったときの精神的ショックも大きくなります。
例えば、「自分はこれだけ親切にしているのだから、相手からも同等に接してもらえる」と思っても、不親切にされることもあるでしょう。しかし、誰が悪いというわけではありません。人それぞれ価値観や考え方は異なりますし、自分の思い通りにならないことも珍しくないためです。
見返りを求めなくても、親切に限らず人が喜ぶことをすると、笑顔や喜ぶ姿を見られ幸福感が増すというメリットがあります。
物事を先延ばしにする
「時間がない」「やる気が起きない」など言い訳をして、物事を先延ばしにしていませんか?時間は少し早く起きれば作れますし、やる気が起きないのであれば原因を考えてみましょう。
疲れがたまっていることが原因であれば、質のよい睡眠を取ることで解決することもあります。言い訳をせず、「どうすればよいのか」を考えてみることが大切です。
やらなければいけないことがあると心配事が増え、ストレスにもなり得ます。物事をできるだけ早く終わらせれば、気掛かりや心配が軽減し、他のことを心から楽しむゆとりも生まれます。
つい先延ばしにしてしまう性格の人は、意識してすぐに取り掛かる習慣を付けましょう。行動することで日々が充実しますし、達成感も得られ幸せを感じやすくなります。
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