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2021.03.28

誤った使い方をすると赤っ恥!「仰る」の正しい意味と使い方を解説

ビジネスシーンでよく耳にする「仰られる」ですが、これ実は間違いなんです。今回は「仰る」の正しい意味から使い方までを詳しく解説していきます。

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【目次】
「仰る」の意味や読み方とは?
「仰る」の使い方は? 例文でチェック
「仰る」の類語にはどのようなものがある?
「仰る」の英語表現とは?
最後に

「仰る」の意味や読み方とは?

■「仰る」の意味と読み方

「仰る」は「おっしゃる」と読みます。相手が「言う」ことを、尊敬語で表した言葉です。

仰る

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■「仰る」をビジネス等で使う時の注意点

「仰る」をビジネスで使う場合、注意したいポイントがいくつかあります。どれも基本的なことなので、しっかり覚えてビジネスシーンで正しく使えるようにしておきましょう。

「仰る」とともに、よく耳にする「仰られる(おっしゃられる)」という言葉。これは「仰る」を丁寧に言ったようにも聞こえますが、「言う」の尊敬語の「仰る」に、さらに尊敬を表す助動詞「れる・られる」を付け加えていますので、二重敬語になります。良かれと思って発した言葉が、実は間違いだったなんて恥ずかしいですよね。しっかりと理解して覚えておきましょう。

「仰る」を使う場合は、主語にも注意しましょう。「言う」の尊敬語が「仰る」で、謙譲語が「申す」です。相手に対しては、「仰る」を使っても「申す」を使うことはありません。逆に自分に対しては、「申す」は使いますが「仰る」を使うことはありません。主語が相手なら「仰る」、主語が自分なら「申す」を使います。

「〇〇様が仰る」、「私が申しました」というように使うのが正解で、「〇〇様が申しました」「〇〇様が申されました」、「私が仰った」という使い方はしませんので、注意しましょう。

また、「仰る」に「ました」を付けて過去形にする場合は、「仰いました」となります。「仰りました」は間違いですので、こちらも覚えておきましょう。

「仰る」の使い方は? 例文でチェック

目上の方や大切な取引先との会話では、絶対に間違いたいくない「仰る」の使い方。具体的に例文で詳しく見ていきましょう。

仰る

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1:「ご不明な点がありましたら、いつでも仰ってください」

例えばお客様や取引先に対して、製品の説明をした際に使えるフレーズです。「後日疑問に思うことがでてきたら言ってください」というような意味で使います。

2:「お客様の仰る通りでございます」

「お客様の言っていることが正しい」と、肯定するフレーズです。クレーム電話などの対応で耳にしたこともあるのではないでしょうか。「お客様の仰る通りでございます。今後、社内教育を徹底したいと思います」などと使います。

3:「先日仰っていた件に関する詳しいデータを添付します」

打ち合せの場で、相手が必要としたデータをその場で用意できなかった場合、後日メールでデータを添付する際に使えるフレーズです。打ち合せの内容が多岐にわたる場合は、「仰っていた件」では不親切な場合があります。状況によって使うようにしましょう。

「仰る」の類語にはどのようなものがある?

「仰る」と同じような意味を持つ類語についても覚えておきましょう。

1:言われる

「言われる」も「仰る」と同様、「言う」の尊敬語です。「お客様が言われたように」「課長が言われた通り」というように使います。同じ尊敬語ですが、「言われる」よりも「仰る」のほうが丁寧でスマートな印象なので、ビジネスの場では「仰る」を使うほうがいいでしょう。

2:話される

「話される」は「話す」の尊敬語で、「仰る」と同じ意味で使うことができます。1の「言われる」の解説と同じく、「話される」よりも「仰る」のほうが丁寧な言い方です。

3:仰せ(おおせ)

「仰せ」も「仰る」と同じような意味を持ちます。例文2で解説した「お客様の仰る通りでございます」は、「お客様の仰せの通りでございます」と言い換えることができます。

「仰る」の英語表現とは?

「仰る」の英語表現も使えるようにしておくといいでしょう。解説したように、「仰る」は「言う」の尊敬語です。「仰る」は、英語で「言う」「話す」の意味を持つ単語「say」「talk」「speak」などで表すことができます。

仰る

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・「I understand what you say.」
(仰ることは理解しております)

ビジネスシーンでよく使われる「仰る通り」を英語で表現すると次のようになります。

・「It is exactly as you say.」
(確かにそれはあなたの仰る通りです)

・「I agree with you.」
(あなたの仰る通りです)

ニュアンスによって様々な英語表現がありますので、その場に応じて使い分けましょう。

最後に

仰る

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目上の方やお客様、取引先の相手との会話で使う「仰る」という言葉。大切な相手との会話では、絶対に失敗したくありませんよね。大事な場面で正しい敬語がスムーズに使えると、自身の評価アップだけでなく所属する会社の評価アップにも繋がります。

相手は「仰る」、自分は「申す」。このポイントと、二重敬語にならないように注意すれば、そんなに難しい敬語ではありません。これまで「言われる」「話される」を使っていた方も、洗練された敬語「仰る」を積極的に使うようにしましょう。

トップ画像・アイキャッチ/(C)Shutterstock.com

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