Domani

働く40代は、明日も楽しい!

 

LIFESTYLE 雑学

2021.05.04

「お調子者」ってどんな人?正しい意味や特徴と心理、お付き合いのコツを解説

 

■言動にそれほど深い意味はない

「お調子者」と呼ばれる人と接していると、「この間言ってたことはなんだったの!?」と不誠実な行動に戸惑うこともあるのではないでしょうか。こちらは固い約束をしたつもりでも、お調子者な人にとってはさほど深い意味はない場合もあるのです。

真剣に話をしていても、本人の心にはさほど響いていないことも考えられます。そのため、周囲の人は、お調子者の軽はずみな言動に振り回されてしまうこともあるでしょう。

「お調子者」な自分は嫌い!性格の治し方

自分自身を「お調子者」と捉える人のなかには、自分の言動に悩みを抱えることもあるのではないでしょうか。「また調子の良いことを言ってしまった……」と反省することも多いかもしれません。自分の「お調子者」な正確に悩んだときには、次の点を意識しながら人と接してみましょう。

お調子者 意味

(C)Shutterstock.com

■ひと息置いてから発言する

「お調子者」な人は、どんなことでも「大丈夫」と安請け合いしてしまう傾向にあります。「相手の役に立ちたい」というサービス精神が影響することもあるでしょう。

しかし、自分ができないことを引き受けていては、結局相手の期待を裏切ってしまいます。調子の良い発言をしないためにも、まずはひと息置いてから言葉を口にすることが大切です。とっさにポンポンと話すのではなく、ゆっくりしゃべるように意識するだけでも、不用意な発言を控えることができますよ。

■誰に対しても謙虚に接する

「お調子者」の調子の良い性格は、どこか楽観的な考え方からきていることもあります。ポジティブな考えは決して悪いことではありませんが、気が大きいだけの発言は、相手に対して不誠実ですよね。

すぐに謙虚な人間になるのは簡単なことではありません。しかし、相手のしてくれたことに目を見て「ありがとう」と伝えるだけでも、印象はずいぶん違います。目上の人だけでなく、同僚や後輩にも謙虚な姿勢を心がければ、周囲からの見方も変わってくるでしょう。

■「聞き役」にまわるよう心がける

目立ちたがり屋の「お調子者」は、いつも自分の話を聞いてほしいという意識を持っています。しかし、実際に周囲から信頼され頼られるのは「聞き上手な人」です。「お調子者」な性格に悩むのであれば、話す側から「聞き役」にまわるように心がけてみましょう。

具体的には「うんうん」とあいづちをうったり「それでどうなったの?」と話の続きを引き出す言葉が効果的です。「それはおもしろいね」「大変だったね」と同意を示すのも良いでしょう。人の話に耳を傾ければ、相手の性格や興味のあることなど、自分にとって新しい発見もあるかもしれませんよ。

「お調子者」な人と上手に付き合う4つのコツ

職場の「お調子者」や調子の良い友人に困っているときは、次の4つのコツを意識してお付き合いしてみましょう。多くの人との関わり合いが必要な大人だからこそ、コツをおさえて良好な人間関係を築くことが大切です。

お調子者 意味

(C)Shutterstock.com

1.大切な要件はしっかり確認する

「お調子者」との約束、頼み事などはしっかりと確認することが大切です。こちらは了承を得たと思っても「お調子者」は調子よく返事をしただけにすぎないこともあります。トラブルを起こさないためにも、仕事では約束がNGになったときのことを想定しておくと良いでしょう。

2.相手へ期待を寄せていることを伝える

注目を集めることを好む「お調子者」は、頼られたり褒められたりするほど力を発揮する傾向にあります。「また調子がいいことを言っているだけでしょう」と決めつけるのではなく、「頼りにしているよ」とうメッセージを伝えてみましょう。サービス精神が旺盛な人ほど、相手の期待に応えようと努めてくれます。

3.嫌なことも「悪気はない」と気にしない

前述したように「お調子者」の行動には、深い意味合いは込められていないこともあります。そのため「お調子者」と上手にお付き合いするためには、嫌なことを言われたりされたりしても「悪気はない」と気にしないことが大切です。「こういう人だから」と自分で納得すれば、調子の良い行動に振り回されず自分のペースを守ることができますよ。

4.一定の距離感を持ってお付き合いする

「お調子者」の言動にまっすぐ向き合っていると、こちらの方疲れてしまうこともありますよね。自分では対応しきれないと感じたときには、一定の距離感を持ってお付き合いをしましょう。自分と合わないと思うと、職場などで毎日顔を合わせるのもつらくなってしまいます。上手な距離感を保ち、お互いに嫌な気持ちを持たないよう気を付けるのも、大人のお付き合いのコツです。

「お調子者」の愛すべき個性を理解しよう

「お調子者」と呼ばれる人は、相手に合わせて調子の良い行動をする傾向にあります。しかし、周囲から見ると調子良く思える行動も、空気を和ませたいという思いからきている可能性もあるのです。「ユーモラスな人」や「ひょうきんもの」といった言葉で置き換えられるように、良い面を持ち合わせているのも「お調子者」だからこそ。愛すべき個性を理解して、上手にお付き合いしていきたいですね。

トップ画像・アイキャッチ/(C)Shutterstock.com

こちらの記事もたくさん読まれています

100人のエピソードを紹介!「面白い人」ってどんな人?臨床心理士が考える「面白い人」とは?
「能天気」な人ってどんな人? 体験談を元に臨床心理士がアドバイス

1 2
Domaniオンラインサロンへのご入会はこちら


Read Moreおすすめの関連記事







スマートフォンプレビュー

【登録無料】
Domaniメルマガ会員募集中

管理職世代の通勤コーデ、明日は何を着る?子供の受験や習い事、
どうする?人気モデル、ハイセンスなDomani読者モデル、教育のプロたちから
発信されるタイムリーなテーマをピックアップしてお届けします。
プレゼント企画やイベント参加のスペシャルなお知らせも!