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LIFESTYLE雑学

2021.05.03

「ゴミを出さない生活が、心までも軽やかにする」|〝わたしのエシカルアクション〟鎌倉在住・小松晴香さんの場合

ものを持つ豊かさ以上に、心の豊かさに重きをおく時代に変化しつつある今。そんな新時代を生きる私たちが大切にしたいのが、人や地球を思いやる“エシカル”という視点。愛のあるエシカルなサービスやアイテムを暮らしに取りいれている人々の「エシカルアクション」をご紹介します。

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〝好きなものだけ〟に囲まれた暮らしに心満たされる

PRプランナー 小松晴香さんの場合

東京都内から神奈川県・鎌倉へ転居したことが “エシカル”について深く考えるきっかけになったと語るのは、PRプランナーの仕事と子育てを両立する小松晴香さん。

「鎌倉は、ゴミ減量、リサイクルへの取り組みが積極的。SDGsへの意識も高いように思います。そして、数年前に鎌倉の海に打ち上げられた赤ちゃんクジラのことも印象深いです。お腹の中からプラスティックゴミが見つかり、海洋プラスティック問題に目を向ける大きなきっかけになりました。

“エシカルな暮らし”を意識するようになってからは、ものを大切にするように。ものの背景や思いなども考え、いざ購入したらそれを大切にして、しっかりと消費する。なんとなくで購入することがなくなり、結果身の回りには、修理して永く使おうと思えるお気に入りだけが残りました。日々のゴミも少なくなり、余分なものがなくなったことで、心が軽くなり、お気に入りのものに囲まれることで、心が満たされ、洗練された良い状態になったと感じています」

そんな、新時代の暮らしを体現している小松さんの“エシカルアクション”をご紹介! 

子どもとの遊びのなかで気軽に楽しめるクリーンアップ!

海では貝殻ひろいをしながらゴミ拾い。公園でも遊びながらゴミ拾い。子どもとの遊びのなかで日常的にクリーンアップをしています。“ゴミ拾いをしよう!”と意気込まずに、“そこにゴミがあったら拾う”という感覚で、常にゴミを入れる袋を持参。最近では、2歳の息子もゴミを見つけたら自発的に拾ってくれるようになりました。その姿を見て、“親の背中を見て育つのだな”、“子どもへの教育にもいいことかもしれないな”と実感しています」

散歩のついでにやる数分間のゴミ拾いを意味するSNSハッシュタグ #2minutebeachclean では、世界中の拾われたゴミたちがシェアされています。クリーンアップは、子どもと一緒に環境問題を考えるはじめの一歩になるかもしれません。

生理用のナプキンは、洗って何度も使える吸水ショーツや布ナプキンが新常識

「地球環境はもちろんですが、デリケートな体のためにも、化学繊維から作られた使い捨てナプキンは出血が多い日以外はなるべく使わないようにしています。代わりに使っているのが、吸水ショーツや布ナプキン。なかでもお気に入りは、最近発売された「ayame(アヤメ)」の吸水ショーツ。90年もの間、女性の心地良さを追求してサニタリーショーツを作ってきた日本の老舗企業が本気で作っているだけあって、機能性はもちろんのこと、肌あたりが優しく快適! 出血が少ない日は、ナプキンがなくてもそれだけで十分なくらい。

また、布ナプキンのおすすめは、「Pantyliners Organics(パンティーライナーズオーガニックス)」。シンプルなデザインとオーガニックコットン100%でつけ心地よく気にいいっています。吸水ショーツや布ナプキンに切り替えてからは、冷えなども改善され調子がいいように感じます

化学繊維から作られた使い捨ての生理用ナプキンは、土に還らずに大量のゴミとなってしまうという現実が。洗って何度も使える「ayame」の吸水ショーツは付属の布ライナーをポケットに入れるという仕組み。経血の吸水面が分離するので、お洗濯も楽ちん!

デリケートな部分に触れるものだから、素材にはこだわりたい! という考えのもと、農薬や化学肥料を使わずに育てた100%オーガニックコットンを贅沢に使用した「Pantyliners Organics」の布ナプキン。豊富なサイズ展開と気分が上がるパッケージが評判。

ファッションもポリシーに共感するものを厳選する

デンマークのサスティナブルブランド「Nordgreen(ノードグリーン)」のウォッチは、1本買うごとに、自分で選んだ慈善団体に寄付ができます。生産背景もしっかりしていて、エシカルな生産の元で作られている。この写真の時計のストラップも、アップサイクルな素材でできていて、表面は、地中海から集められたプラスチックゴミをポリエステルへと変化させた糸から作られたリサイクルポリエステル、裏面は、産業廃棄物から回収された再生ポリエステル樹脂から紡がれた繊維素材を使用しているんです。作る責任をしっかり考えている企業なので、“買う”責任も果たせる。ミニマムで洗練された美しさもあり、ずっと使っていけるデザインも魅力と感じています」

このモデルは、サステナブルアンバサダーとなった女優の小雪さんとのコラボストラップ。購入すると江ノ島のゴミ拾い団体に寄付されます。

気負わず、できる範囲から始める“エシカル”な暮らし

気負うことなく、楽しみながら“エシカル”を生活に取り入れていたのが印象的だった小松さん。

「“サステナブルをするぞ”と意気込んでもなかなか続かないもの。だけど、ちょっと意識を変えたり、一歩でも踏み出すことで、きっといい変化や発見があるはず。まずは、自分のできる範囲で良いのではと思っています。例えば、使い捨てジップロックから洗える保存容器に変える、サランラップをやめてミツロウラップに変える、洋服やインテリアはリサイクルしたりお直しや生地素材で再利用するなど。私自身も少し日常に取り入れただけでも、大きくゴミが減り、心までも軽やかになったような気がしています

本当に自分が好きなものを見つめ直して整理する。そして余分なものを持たない。使い捨てをやめ、長く使い込む。ゴミを出さない“お気に入り”だけに囲まれた生活は、心が満たされるような充足感をもたらしてくれるのかもしれません。

取材・文/Mio Nemoto

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「無理せずに日常に馴染むことから」私が始めた4つの〝エシカル〟アクション|フリーランスPR 山本了子さんの場合
「気分が上がるものから」私が始めた4つの〝エシカル〟アクション|Freadaディレクター 小笠原希帆さんの場合
「子どもが作った〝石のお寿司〟に感動」|私が始めた3つのエシカルアクション  Offenデザイナー 日坂さとみさんの場合

 

フリーランス PR・ヴィジュアルディレクター

小松晴香

航空業界からファッションPR・広告の世界へ転身。国内外のファッションブランドのPR/広報を務め、フリーランスに。近年では、SDGsに取り組んでいる企業やブランドの広報活動などにも力を入れている。プライベートではやんちゃな1児の母、鎌倉在住、星空案内人(準)の資格保持、鎌倉で援農を中心とした農業活動を行うニュー農マルのメンバー。

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