「ご無沙汰しています」への返し方とは?
「ご無沙汰しています」と誰かから言われた場合の対応を紹介します。
「こちらこそご無沙汰しております」と返す
「ご無沙汰しています」と言葉をかけられたら、「こちらこそご無沙汰しております」と返すようにします。連絡をとれていなかったのは、こちらも同じ、久しぶりの交流になったことをわびる気持ちを伝えたいですね。
また、「お元気でしたか?」「お変わりありませんか?」と、相手の状況を尋ねるなどするのもおすすめ。相手に対する気遣いの気持ちを伝えることができるでしょう。
「ご無沙汰しています」の4つの類語
「ご無沙汰しています」には、複数の類語があります。それぞれの意味や使い方を見ていきましょう。
「久方ぶりです」
「久方ぶりです」は、「久しぶりです」の類義語。古風さを感じさせる言い回しですので、ご年配の方が使うことが多いでしょう。この言葉は「ご無沙汰しています」と似た意味を持ちますが、目上の人に使うと違和感を感じさせるかもしれません。目上の人に対しては「ご無沙汰しております」を使うほうが無難でしょう。
「不義理」
「不義理」とは、義理を欠くという意味。謝罪の意味合いが強い場合に用いるといいですね。「長らく連絡できなかった不義理をお許しください」「不義理を重ねてしまい、たいへん申し訳ありません」のように使います。
「お世話になっております」
日頃から面倒をみたり、尽力してくれたりする相手に対して、その感謝を述べる際に用いる表現です。口頭だけでなく、メールやチャット、手紙などでも用いられています。普段おつきあいがある場合に使います。
「しばらくぶりです」
再び交流するまでに、かなりの時間を経ていることを表すのが「しばらくぶりです」。「ご無沙汰しています」と似た意味を持つ言葉です。「お久しぶりです」により似ていますので、目上の人に用いるのは避けるほうがいいかもしれません。
「ご無沙汰しております」の英語表現は?
「ご無沙汰しています」を英語で表す場合は、「It has been a long time~」を使うといいですね。例文を紹介します。
It has been a long time since I last contacted you.
(最後にご連絡をしてからかなり時間が経ち、ご無沙汰しています)
最後に
「ご無沙汰しています」について、意味や使い方、類語、英語表現をまとめました。久しぶりに会ったり、連絡をしたりした際によく使う言葉といえるでしょう。ビジネスシーンでも使える言葉なので、ポイントを把握し、適切に使いたいですね。
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