そもそも【アッシュ】ってどんな色?
青みのあるヘアカラー
▲画像提供:kakimoto arms
ヘアカラーにおけるアッシュとは「くすみがかったグレー」を意味することが多く、実際にはただのグレーではなく青の染料が入っているそうです。
日本人の髪色は赤みがかっていることが多いですが、アッシュのようなグレーベースのカラーを入れることで、日本人特有の赤みを抑えてくれると言われています。
髪の赤みが抑えられると、透明感のある上品な雰囲気にまとまると言われ、こなれ感を出したい人や清楚なイメージにしたい人に人気があるようです。
「暗め」と「明るめ」では印象が変わる
▲画像提供:@tomohiro_anzai
アッシュはブリーチをせずに入れると、くすみ感のあるダークトーンに仕上がりますが、ブリーチをしてからカラーを入れると写真のようにハイトーンに仕上がります。
しっかりとブリーチすればするほどハイトーンになるので、よりふんわりと透けるような髪質にしたい場合はブリーチ後にアッシュを入れるとよいでしょう。
【暗めアッシュカラー】はどのくらいのトーンのこと?
「7〜8レベル」が〝暗め〟
髪の明るさを表す「カラートーン」。数字が大きくなるほど明るめになりますが、暗めのアッシュカラーにしたい場合、髪のトーンはどれくらいがよいのでしょうか?
一般的に暗めのトーンは「7〜8レベル」くらいだと言われています。
それ以下のトーンも暗めになりますが、アッシュカラー自体が落ち着いた色味なので、暗くしすぎると黒髪のように見えてしまうようです。
暗い髪色にしつつアッシュ系の色味を楽しむのなら、この「7〜8レベル」で美容師さんにオーダーしてみるといいかもしれません。
「9レベル以上」になると〝明るめ〟
「9レベル以上」になると明るめになると言われています。
ハイトーンを楽しみたい方は、先述した通りブリーチをしてからアッシュ系を入れるのがおすすめですが、髪のダメージも大きくなってしまうため「ダメージを最小限に抑えたい」「黒髪よりも重く見せたくない」という人は、これから紹介していく「暗めアッシュ系カラー」をぜひ参考にしてみてください。
ブリーチなしの暗めアッシュ系【髪色の種類】
バイオレットアッシュブラウン
40代ヘアにマストなツヤ感が出せるバイオレットカラーとアッシュを混ぜた、バイオレットアッシュブラウンカラー。明るすぎず落ち着いた雰囲気で、品のいい印象に仕上がります。
アッシュグレージュ
こちらはアッシュグレージュカラー。5〜6トーンの地毛に近い黒髪よりも少しだけ明るい7トーンです。暗めながら透け感あるカラーなので重く見えず、30・40代の働くママからも人気を集めている髪色です。
ダークアッシュ
アッシュカラーにグレーカラーを加えたダークアッシュ。気になる地毛の赤みを消し、肌色をくすませない程度のアッシュにすることで透明感を演出できます。
アッシュパープル
▲画像提供:@takuma_hair_stylist
アッシュ系カラーをベースに、ラベンダーやパープルを配合したヘアカラー。ナチュラルなツヤと透明感が出せる髪色として人気があります。ストレートヘアならスモーキーでおしゃれな印象になり、そのうえ髪のツヤも強調できます。ウェーブヘアなら上品さがアップします。