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2021.06.21

使いこなせたらかっこいい!「ご高覧」ってどういう意味?由来、使い方、「ご査収」とは別?

ビジネスシーンでよく耳にする「ご高覧」というフレーズですが、使いこなせたらかっこいいですよね。今回は意味を始め、由来、使い方、「ご査収」との違いまでをご紹介していきます。

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【目次】
「ご高覧」とはどういう意味?
「ご高覧」をビジネスで使うときの注意点
「ご高覧」を使った例文
「ご高覧」と似ている言葉に要注意
「ご高覧」の対義語
最後に

「ご高覧」とはどういう意味?

ビジネスの場面でよく見かける「ご高覧」という言葉、読み方は「ごこうらん」です。スムーズに使えたらかっこいいですよね。ここでは、正しい意味について解説していきます。

ご高覧

■「ご高覧」は「ご覧ください」をより丁寧にした言葉

「高覧」とは、「相手を敬い、その人を見ること」という意味。この言葉に、さらに尊敬の意味を表す「ご」をつけているため、より丁寧にかつ最大級に相手を敬っていることがわかります。

「ご覧ください」の「ご覧」は見ることの尊敬語を意味します。また、「ご覧ください」の「ください」は、補助動詞として付属的な意味を添えているだけです。

このことから考えると、敬う意味が二重に込められた「高覧」は「ご覧ください」よりも丁寧だということがわかります。

■三国志と関係がある? 

三国志の武将に「高覧」という人物がいましたが、今回は関係がありません。この言葉の由来になっているというわけではないので、誤解しないようにしましょう。

ちなみに、高覧という人物は中国後漢時代末期の武将で、一騎打ちをするなど、強くて勇気のある武将だったようです。

「ご高覧」をビジネスで使うときの注意点

目を通していただきたいものがある場合にとても便利な「ご高覧」。しかし、ビジネスの場面で誰に対しても使えるというわけではありません。以下に注意点を挙げていきます。

・「ご高覧」は同僚や部下には使わない

「ご高覧」は、とても丁寧に相手を敬う言葉です。そのため、同じ会社の同僚や部下には使用しません。大切なお客様や上司など、目上の方に使用する言葉なので注意しましょう。

・「ご高覧」は目上の人であっても、身近な人には使わない。

直属の上司など、自分より目上であっても身近な存在の人に「ご高覧」を使用すると、不自然で硬い表現になってしまいます。身近な目上の人には「ご覧ください」を使用する方が自然です。自分と相手の関係をよく考えて使用しましょう。

・「ご高覧」の後は、「賜る」「いただく」「供する」

「ご高覧」は名詞です。そのため、単独では使用せず他の言葉と組み合わせて使用します。頻繁に使用されるのは「賜る」「いただく」「供する」です。二重敬語には当たらないのでご安心ください。

「ご高覧」を使った例文

「ご高覧」は、主に書き言葉で使用します。口頭で使用する機会はほぼありませんので、ご注意ください。以下に例文をご紹介します。

ご高覧

1:「資料を同封いたしますので、ご高覧ください」

目を通していただきたいものをメールや文書で送る場面などにおいて、上記の文章を使用します。資料や招待状などはもちろん、履歴書を送る際にも使える表現です。就職活動や転職活動にも活用していきましょう。

2:「こちらの文書をご高覧に供すると共に、活用いただければ幸いです」

「ご高覧に供する」は定型句的な表現で、頻繁に使用されるので覚えておいて損はないでしょう。「供する」とは、身分の高い人などに、差し上げるという意味の動詞です。

3:「新店舗をご高覧くださった皆様には、特別な特典があります」

例文は、自分の見て欲しいものを見てくださった方に敬意を込めた表現です。感謝や別の案内を伝える際に使用しましょう。

「ご高覧」と似ている言葉に要注意

「ご高覧」と同じ意味の言葉として、「ご清覧(せいらん)」や「賢覧(けんらん)」が挙げられます。「ご査収(さしゅう)」はとても似ていますが、少し使う場面が違うので注意してください。

ご高覧

類語1:「ご清覧」

「ご清覧(せいらん)」は「ご高覧」と同じ意味の言葉です。相手が見ることを敬う言葉で、主に文章で使用するところも同様です。

例文:「御清覧いただければ幸いです」

類語2:「賢覧」

「賢覧(けんらん)」は「ご高覧」と同じ意味の言葉です。相手が見ることを敬う言葉で、主に文章で使用するところも同様です。

例文:「こちらのサンプルを賢覧に呈します」

■似ているけど少し意味が違う「ご査収(さしゅう)」

一般的に、「ご高覧」は既に完成している文書や作品をお知らせする際に使用します。中身をじっくり確認して欲しい時には使用しません。そんな時には「ご査収」を使用します。「ご査収」はよく調べて受け取るという意味です。便利な表現なので覚えておきましょう。

例文:「添付している資料の5ページ目をご査収ください」

「ご高覧」の対義語

「ご高覧」は相手に見てもらうことを敬って表現した言葉でした。では、自分が「見た」ということを伝えたい時はどういう表現を使用すればいいのでしょうか?「ご高覧」の反対語も紹介します。

ご高覧

対義語1:「拝見」

自分自身が「見た」ということを丁寧に相手に伝えたい時には「拝見」などを使用しましょう。「拝見」は謹んで見る、という意味です。

例文:「企画書を拝見しましたので、ご連絡いたしました」

対義語2:「拝読」

視覚的に見たということではなく、文章を読んだことを強調したい場合は「拝読」を使用しましょう。

例文:「手紙を拝読して、感じるものがあり、涙がこぼれました」

最後に

「ご高覧」は何かを見ていただきたい相手を敬う表現です。 ビジネスシーンでは、資料や商品などを色々な人に見てもらいたいと思う機会がたくさんあります。適切な表現を使用することで、相手を尊重しながらしっかりとお願いできるようにしましょう。

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