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2021.07.20

【ご覧ください】は使い方に要注意!敬語表現や正しい使い方、類語をご紹介

【ご覧ください】とは、上司や目上の方、取引先の相手に問題なく使うことができるフレーズです。その一方で敬語表現を誤りがちな言葉でもあります。今回は「ご覧ください」の意味や正しい使い方、敬語表現などをご紹介します。

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【目次】
「ご覧ください」の意味や読み方とは?
「ご覧ください」使い方を例文でチェック
類語や言い換え表現にはどのようなものがある?
英語表現とは?
最後に

「ご覧ください」の意味や読み方とは?

正しく「ご覧ください」を使うために、まずは言葉の意味や、ビジネス等で使う時にどのようなことに注意すれば良いのかみていきましょう。

ご覧ください

読み方と意味

「ご覧ください」は、「ごらんください」と読みます。「ご覧ください」は「見てください」という意味の敬語表現。詳しく言葉の意味をみていくと、「ご覧」は「見ること」の尊敬語。「覧」という字には、「よくみる」や「ながめる」という意味があります。そして、「ください」は相手に物事を請求するという意味の表現、「くれ」の尊敬語にあたります。

使うことができる相手

「ご覧ください」は敬語表現にあたります。よって、上司や目上の方、取引先の相手に問題なく使うことができるフレーズです。また、「ご覧ください」は、見てもらう対象が、実際に見えるものであれば何にでも使うことができます。

ご覧ください

ビジネス等で使う時の注意点

「ご覧になられる」は誤った表現

「ご覧になる」は尊敬語。「られる」は、尊敬語の助動詞。よって、「ご覧になられる」は「尊敬語」+「尊敬語」になり、同じ種類の敬語を重ねて使う二重敬語になります。敬う相手が「見る」または「見た」ということを表す場合、「ご覧になる」や「ご覧になった」、「ご覧になりました」が正しい使い方です。

また、「見ましたか?」ということを相手に聞く際、敬語を意識するあまり「ご覧になられましたか?」と言ってしまうことはありませんか? こちらの言い回しもまた、二重敬語。この場合「ご覧になりましたか?」が正しい表現です。

正しい表記は「ください」?「下さい」?

正しくは、「ご覧ください」。平仮名で表記します。「~してください」のように動詞の補助として使う場合は平仮名表記にします。一方で、「下さい」と漢字で書く時は、「水を下さい」などのように何か物が欲しい時。ビジネスシーンでは、目上の方や取引先に使う時や、公的な文書に使う場合は表記に注意が必要でしょう。「please」は「ください」。「give」は「下さい」と覚えておくと迷った時に便利ですよ。

「ご覧ください」使い方を例文でチェック

では、実際どのようにして「ご覧ください」をビジネスシーン等で使うことができるのか例文でチェックしていきましょう。

ご覧ください

1:「お手元の資料をご覧ください」

会議などで資料を見てもらいたい時に使うフレーズですね。「見てください」という表現は、ビジネスシーンに適していません。「見てください」は丁寧語ではありますが、敬意に欠く表現。目上の方や取引先の相手がいる場では「ご覧ください」が相応しい表現です。ビジネスシーンでは、尊敬語や謙譲語を使いましょう。

2:「こちらが新商品です。是非、お手に取ってご覧くださいませ」

「ご覧くださいませ」は、「ご覧ください」をより丁寧にした言葉。依頼やお願いをするという意味の「ください」に「ませ」を付けることで、相手に敬意を持って依頼やお願いをすることができます。また、「ご覧くださいませ」のように、「~ませ」が付いた言葉は、本来、女性のみか使う言葉でした。しかし、現在では男女問わず使われています。「ご覧くださいませ」は、丁寧かつ、柔らかい印象で物事をお願いすることができるでしょう。

3:「ご案内をメールにて送付いたしました。ご覧くださいますよう、お願いいたします」

「ご覧くださいますよう」は、「どうか見てください」や「どうか見て欲しい」という意味です。「お願いいたします」や「お願い申し上げます」とあわせて使われることが多い表現。「ください」は断定的な言い回し。「くださいますよう」とすることで、断定的な表現を避け、柔らかいニュアンスで依頼やお願いをすることができます。

類語や言い換え表現にはどのようなものがある?

「見てください」という意味の表現は、他にどのようなものがあるのでしょうか? 言い換え表現を理解しておくと、ビジネスシーンでの使い分けに役立ちます。

1:「ご確認ください」

「ご確認」は「確認」に、尊敬語の「ご」をつけた形。相手が確認することを表します。「ご確認ください」は、「はっきりと確かめてください」と依頼する時の言い回し。「ご覧ください」は「目を通して欲しい」というニュアンスであるのに対して、「ご確認ください」には、「チェックしてほしい」など「内容を確かめてほしい」というニュアンスを含む表現です。

2:「ご参照ください」

「参照」とは「照らし合わせて、参考にすること」(小学館『デジタル大辞泉』より)。「ご参照ください」は、尊敬語の「ご参照」+依頼をするという意味の丁寧語「ください」で成り立つ敬語表現です。「照らし合わせて見てください」と相手に依頼する表現。照らし合わせる資料などがある時に、使うことができます。

3:「ご査収ください」

「ご査収ください」とは、「よく確認して受け取ってください」という意味。口頭で使われることは少なく、主に書き言葉としてメールや文書に使われます。「ご査収ください」は、請求書や見積書、企画書など、必ず相手に内容をよく確認して欲しい物に対して使う言い回し。ただし、相手が見る義務がない物には使うことができません。

英語表現とは?

「ご覧ください」は、「お願い」を表す「please」と、「見る」という意味の「look at~」を使って表すことができますよ。また、「look」意外に、「see」や「watch」も「見る」ことを表す動詞。しかし、それぞれニュアンスが異なります。「見る」意識の度合いで使い分けることができます。

ご覧ください

「Please look at this.」(こちらをご覧ください)

「look」は、資料や写真など特定の物を意識をして見てほしい時に使うことができます。

「Please see the scenery.」(景色をご覧ください)

「see」は、景色などの見ようとしなくても目に入ってくるものを見る時に用いる動詞です。

「Please watch this video.」(こちらの動画をご覧ください)

「watch」は動いている物や、起きている物事を注意して見てほしいことを伝えることができます。

最後に

「ご覧ください」はビジネスシーンで重宝する言葉。しかし、敬語表現を誤りがちな言葉でもあります。今一度、理解を深めて自信を持って「ご覧ください」を使いましょう。

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