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LIFESTYLE 挨拶・マナー

2023.06.18

【ご覧ください】は使い方に要注意!敬語表現や正しい使い方、類語をご紹介

「ご確認ください」

「ご確認」は「確認」に、尊敬語の「ご」をつけた形。相手が確認することを表します。「ご確認ください」は、「はっきりと確かめてください」と依頼する時の言い回し。「ご覧ください」は「目を通して欲しい」というニュアンスであるのに対して、「ご確認ください」には、「チェックしてほしい」など「内容を確かめてほしい」というニュアンスを含む表現です。

「ご参照ください」

「参照」とは「照らし合わせて、参考にすること」(小学館『デジタル大辞泉』より)。「ご参照ください」は、尊敬語の「ご参照」+依頼をするという意味の丁寧語「ください」で成り立つ敬語表現です。「照らし合わせて見てください」と相手に依頼する表現。照らし合わせる資料などがある時に、使うことができます。

「ご査収ください」

「ご査収ください」とは、「よく確認して受け取ってください」という意味。口頭で使われることは少なく、主に書き言葉としてメールや文書に使われます。「ご査収ください」は、請求書や見積書、企画書など、必ず相手に内容をよく確認して欲しい物に対して使う言い回しです。ただし、相手が見る義務がない物には使うことができません。

「ご覧ください」の英語表現とは?

「ご覧ください」は、「お願い」を表す「please」と、「見る」という意味の「look at~」を使って表すことができます。「見る」ことを表す動詞には他に「see」や「watch」もありますが、それぞれニュアンスが異なります。「見る意識」の度合いで使い分けることができます。

タブレットをもった女性の写真にかぶせて「ENGLISH」の文字

「Please look at this.」(こちらをご覧ください)

「look」は、資料や写真など特定の物を意識をして見てほしい時に使うことができます。

「Please see the scenery.」(景色をご覧ください)

「see」は、景色などの見ようとしなくても目に入ってくるものを見る時に用いる動詞です。

「Please watch this video.」(こちらの動画をご覧ください)

「watch」は動いている物や、起きている物事を注意して見てほしいことを伝えることができます。

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最後に

「ご覧ください」はビジネスシーンで重宝する言葉。しかし、敬語表現を誤りがちな言葉でもあります。今一度、理解を深めて自信を持って「ご覧ください」を使いましょう。

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