【目次】
・育毛シャンプーって本当に効果があるの?
・育毛シャンプーを選ぶときにチェックしたいこと
・女性におすすめの育毛シャンプー
・頭皮の汚れを落とすシャンプー方法もチェック
育毛シャンプーって本当に効果があるの?
育毛シャンプー自体に発毛の効果はない
育毛シャンプーと聞くと、発毛効果があるのかと思われがちですが、一般的には育毛シャンプー自体に発毛効果は期待できないと言われています。
では育毛シャンプーは何に効果的なのかというと、頭皮を健やかに保ち、髪の毛が生えてきやすい環境を作ることが役割だと言われているようです。
頭皮の汚れをしっかり落とし、その後に行う育毛ケアを浸透させやすくするものだという認識が良いかもしれません。
つまりせっかく育毛シャンプーを使用しても、正しくシャンプーできていなかったり、洗い残しあったりすると頭皮のトラブルにつながってしまうので、ただ使うだけではなく正しくシャンプーをすることも実践していかなければいけないのではないでしょうか。
育毛シャンプーを選ぶときにチェックしたいこと
頭皮の状態に合わせた洗浄力で選ぶ
育毛シャンプーを選ぶとき、まず頭皮の状態に合わせた洗浄力のものかどうかをチェックしてみるといいかもしれません。
一般的にシャンプーの洗浄成分は、「高級アルコール系」「石鹸系」「アミノ酸系」の3つに分けられます。
油分が多い人やベタつきがちな人は高級アルコール系や石鹸系が推奨されることが多いようですが、肌がデリケートな人や乾燥しやすい人は、保湿効果の高いアミノ酸系のシャンプーが推奨されています。
髪の毛の状態に合わせてシリコンの有無を選ぶ
シャンプーには「シリコン入り」と「ノンシリコン」の2種類があると言われていますが、そもそもシリコンとは髪の表面を覆うキューティクルをダメージから守るための成分。
メチコン・シロキサン・シリル・シランといった成分の表記があるものはシリコンシャンプーと言えますが、このシリコン入りかノンシリコンかは、自分の髪質や理想の仕上がりに合わせて選ぶと良いと言われています。
例えばカラーやパーマなど髪のダメージが気になる場合や、しっとりまとまりある状態に仕上げたいときはシリコンシャンプーが、ふんわりサラサラな髪に仕上げたいときやトップにボリュームがほしいときはノンシリコンシャンプーが向いていると言われています。
ただし、シリコンはコーティング作用がある分、地肌についてしまうとシャンプー後の育毛ケア成分がなじみにくくなる可能性もあるのだそう。
十分な洗い流しが必要ですが、しっかりシャンプーをしていても育毛剤などのなじみがあまり良くないと感じるのなら、ノンシリコンシャンプーに切り替えても良いかもしれません。
女性におすすめの育毛シャンプー
【1】ハニーロア|クロミツスカルプシャンプー
400mL
デリケートな髪や頭皮のために生まれたスカルプケアシャンプー。スイスの渓谷に生息する黒ミツバチの、貴重な蜂蜜を培養して作られたという「ブラックハニーエッセンス」配合で、頭皮環境を回復、皮脂の毛穴詰まりへとアプローチしてくれる。アミノ酸系洗浄成分ベースで、汚れをしっかり落としながらうるおいも残してくれる。
【2】資生堂|ザ・ヘアケア アデノバイタル シャプー
(左)250mL
優しく汚れをオフしながら、しっかりうるおいを残してくれるシャンプー。洗髪後のスカルプエッセンスがなじみやすい頭皮に。
【3】セルキュレイト|スカルプ&ヘアシャンプー
漢植物エキスを贅沢に配合した無添加のシャンプー。頭皮を健やかに保ちつつ、毛穴の汚れも除去。
【4】レベナオーガニック|リファイニングスカルプシャンプー
(中)500mL
頭皮環境の乱れに着目したシャンプー。乾燥や年齢からくる頭皮のダメージや髪のダメージを根本からケア。
【5】ines|ハーバル ジェル クレンズ
(左)250mL
汗や皮脂汚れなど、頭皮のニオイの元となる汚れをスッキリ除去。ダイレクトアプリケーションで気になる部分に直接タッチしながら、健やかな頭皮へと導いてくれる。
【6】アンファー|スカルプD ボーテ
髪を優しく洗いあげつつ、頭皮のエイジングケアも叶えてくれるスカルプシャンプー。ハリやコシ、ボリュームのある髪へと導く。
【7】ヴェレダ|ざくろ ヘアシャンプー
(左)200mL
頭皮の乾燥、髪のハリ・コシ・ボリューム不足など、気になるエイジングサインにアプローチしてくれるシャンプー。美容成分豊かなざくろや植物のエキスが保水力をサポートし、みずみずしく健やかな状態の頭皮へと導く。
頭皮の汚れを落とすシャンプー方法もチェック
まずはシャンプー前にブラッシングをする
実はこの工程は重要。事前にブラッシングすることで、髪についたホコリやゴミ、フケなどをある程度落とすことが可能です。
さらには髪の絡まりを取ることができるので、シャンプー時の摩擦を減らす効果も。髪が絡んだままシャンプーしてしまうと、引っかかりが起きダメージを与えてしまいかねません。
髪を濡らしてからブラッシングしてしまうとダメージが大きくなってしまうので、髪は濡らす前に丁寧にブラッシングしていきましょう。
しっかり予洗いする
ブラッシング後はしっかりと予洗いすることが大切。
まずは地肌まで丁寧に濡らしましょう。上から髪全体にお湯をなじませ、指で髪をかき分けながら分け目や頭皮まで濡らします。
耳の下もかき分けながらしっかり濡らしていきます。効率よく濡らすには、濡らしたい場所にお湯を90度に当てるとGOOD。
圧をかけながら地肌を洗う
予洗いができたら、次は実際に頭皮を中心にシャンプーしていきます。
シャンプーを1プッシュ手に取ったら、湿った手のひらで軽くなじませて耳から上に塗布します。
もう1プッシュを同様に手のひらになじませ、耳から下に塗布していきましょう。
髪全体にシャンプーが行き渡ったら、大きなストロークで地肌から泡立てていきます。このとき指が頭皮にしっかり触れるようにしましょう。
毛先はゴシゴシせずに、泡で包み込む程度でOK!手のひらでまんべんなく泡を行き渡らせましょう。
泡が行き渡ったら、頭皮に圧をかけながら指の腹で洗っていきます。根元の汚れまでしっかり落とすイメージで行いましょう。
耳の後ろ~耳下も丁寧に洗います。片手で毛を持ち上げ、指先で分け目をこするように洗っていきましょう。
シャンプーの倍の時間をかけてすすぐ
地肌をしっかりとシャンプーしたら、最後洗い流しがとても大切です。人気ヘアサロン「GARDEN Tokyo」のトップスタイリスト、本木亜美さんによると、洗い流しはシャンプーでかけた時間の倍をかけるべきだそう。
(C)shutterstock
「洗うときよりも長く時間をとります。例えば2分かけてシャンプーしたら、すすぎには4分かける。すすぎ残しがあると髪や頭皮の負担になり、頭皮の炎症の原因になることも。完全にぬめりがなくなるまで、よーくすすいで。すすぐ前に、髪についている泡を手で落としておくとすすぎ残しが減ります」(本木さん)
その後トリートメントを頭皮につかないように塗布し、しっかり洗い流したら完了です。育毛剤をつけるなど頭皮ケアを行うことで、より発毛が期待できる頭皮環境を作ることができるかもしれません。