5.少しでも楽をしたいと考えている
「仕事しない人」は、給与が同じなら少しでも楽をしたいと考えている場合もあります。仕事よりもプライベートが大事で、没頭している趣味がある人にありがちです。
残業などは考えられず、出世にも興味がありません。楽に働けるなら配置はどこでもいいと思っている場合も多いでしょう。仕事は生活に必要な金額を稼げればいいと思い、適当に済まそうと考えています。
仕事しない人への3つの対処法
「仕事しない人」が周りにいてモチベーションが下がる場合、なんらかの対処が必要です。上司に相談する、できるだけ距離を取るなどの方法を取るとよいでしょう。
意識を切り替え、「仕事しない人の分も頑張れば自分の評価が上がる」と考える、自分の仕事に集中するなど、自分のメンタルを変える方法もあります。ここでは、「仕事しない人」への対処法を3つ紹介しましょう。
1.上司や人事部に相談する
仕事しないことを会社側が認知していない場合は、上司や人事部に相談するのが一番です。同僚の前では仕事をせず、上司がいるときだけ仕事に励むような場合に効果があるでしょう。上司から注意してもらうだけでも、状況は改善するはずです。
仕事をしないのが性格による場合、完全に変わるのは難しいかもしれません。注意を受けて一時的に仕事をするようになっても、いずれ元に戻る可能性があります。そのようなときはなるべく関わらないようにするか、異動を申し出るのもひとつの方法です。
2.自分の評価が上がると考える
「仕事しない人」を変えることが難しい場合、自分の意識を変える方法もあります。「仕事しない人がいることで自分の評価が上がる」と気持ちを切り替えるのです。
実際に、人事評価のシステムが整っている会社であれば、仕事ぶりを見て評価を高くしてくれるでしょう。評価が上がることで、さらに仕事の意欲を高めることができます。
3.自分の仕事に集中する
「仕事しない人」のことは気にせず、自分の仕事に集中することが大切です。イライラしても、何も状況は変わりません。気が散って仕事に身が入らなければ、自分の評価が下がることにもなります。
「仕事しない人」が気にならないくらい、仕事に楽しさを見つけるとよいでしょう。どうしたら仕事の効率を高められるかを考え、工夫してみます。具体的な数字で目標を決め、それに向けて取り組むのもおすすめです。
「仕事しない人」は適切な対処が大事
「仕事しない人」はどこにでもいるもので、周囲に与える影響は少なくありません。「仕事しない人」のしわ寄せで、自分が迷惑を被る可能性もあります。
まずは上司に相談して、対処してもらわなければなりません。「どこの職場にもいる」と気持ちを切り替え、自分の仕事に集中することも大切です。評価をあげるチャンスと思い、より仕事を頑張るようにするのもよいでしょう。
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