目の動きを見る
「目は口ほどにものを言う」とことわざにもあるように、目は人間の感情をはっきり表すとされています。「嫌い避け」されているかどうかを判断するためには、相手の目の動きに注目してみましょう。
人間は興味や好意を持っている相手に対しては、相づちを打ったり、自然に前のめりになったりと縦の動きが多くなる傾向があります。しかし「嫌い避け」の場合、内心「嫌だ」と思っているために、無意識に視線が外れて横に流れてしまうのです。
意識しすぎて目を合わせていられない「好き避け」なら、顔が赤くなったり、そわそわしたりなど、挙動不審になることもあります。顔色も変わらず、視線が流れていること以外はまったく普通に接しているという場合は「嫌い避け」の可能性が高いでしょう。
他の女性への態度と比較する
そっけない態度をとられることは、気持ちがよいものではありません。「嫌われているのかな」と不安に感じてしまいます。そんなときは、相手が他の女性とはどのように接しているかをチェックしてみましょう。
もし、自分にはそっけないのに、他の女性と接するときは普通にしているように見えるなら、気になりすぎて「好き避け」されてる可能性があります。ただし、明らかに他の女性への恋愛感情が感じられるようなら、自分に対する態度は「嫌い避け」かもしれません。堂々と他の女性にアプローチできる性格なら、そもそも好き避けという行動はしないでしょう。
頼み事をしたときの態度を見る
「仕事を手伝ってほしい」「休みを代わってもらいたい」など、頼み事をしたときの相手の反応も、「嫌い避け」されているかどうかの判断材料になります。好意を持っているか、少なくとも嫌いではない相手からの頼み事なら、可能であれば気持ちよく応じてくれるでしょう。断る場合でも、申し訳なさそうな顔をしたり、「ごめん」と一言添えたりしてくれるはずです。
しかし、これが苦手な相手からとなると、二つ返事でということはまずありません。返答をしぶるか、応じてくれるにしても嫌そうな顔をされるでしょう。一方、断るときは即答で「無理」「ダメ」とはっきり言われがちです。相手からどう思われても構わないという気持ちが、態度に表れてしまうのです。
LINEの返信や内容で判断する
LINEでのやり取りで避けられている可能性を探ることができます。1対1でもグループでも、相手が自分のメッセージに対してどんな反応をしているか、思い出してみましょう。
「嫌い避け」している男性は、LINEも既読スルーか無視が基本です。よほど重要なことなら返事をしてきますが、それも最低限で済ませます。時には既読すらつかないこともあり、もちろん会ったときにLINEを話題にするようなこともしません。
LINEは気軽に使えるアプリなので、その気になれば短時間で何往復もメッセージをやり取りできます。それなのに返事をしない、既読にもならないのは、反応しないことで「嫌い避け」していると察してほしいと思っている確率が高いです。ひどい場合は、ブロックされている可能性も考えられます。
【目次】
嫌い避けに気付いたときの対処法
「どうも自分は嫌われているらしい」と気付いたときは、ショックが大きいでしょう。これから相手とどう接していけばよいのか、分からなくなってしまうのではないでしょうか。ここでは、「嫌い避け」に気付いたときの対処法を提案します。
笑顔でいることを心掛ける
相手が嫌な顔をしていたり、あからさまに不機嫌な様子だったりすると、対応に困ってしまいます。「嫌われている」と思うと、自分も表情がこわばってしまうかもしれません。
しかし、相手が自分に対して不愛想だからといって、自分も不機嫌になるのでは逆効果です。自分のマイナスの気持ちは周囲の人に伝わるため、余計に関係が悪化することにもなりかねません。
逆に、こちらが明るく余裕のある態度でいることで、相手からの印象が変わる可能性もあります。「嫌い避け」されている相手にも笑顔を忘れず、周囲の人と変わらない接し方をするよう心掛けましょう。
相手と距離を置く
職場は仕事をするところです。まず、友達を作る場所ではない、全員と仲良くしなくてもよいと割り切るのです。良好な人間関係を築くことはもちろん大切ですが、嫌われている相手に好かれようと努力するのは本末転倒になります。
「嫌い避け」されていることが分かっているなら、相手とできるだけ会わない、視界に入らないようにするのも対処法の一つです。飲み会などで一緒になっても、なるべく離れた席や別のテーブルに座ることをおすすめします。お互いに嫌な気分にならなることを避けられるでしょう。
ただし、仕事に支障がない程度であることが前提です。目をそらす、返事をしないなど、こちらもあからさまに相手を避けるのはおすすめできません。出退社時の挨拶や、連絡事項の伝達など、社会人として最低限のマナーは果たしましょう。
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