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友人関係や職場、家族など身の回りに自分勝手な人がいてコミュニケーションに困った経験は誰でも一度はあるはず。そこで今回は、自分勝手な人の特徴や上手な付き合い方について全国のワーママ100名にアンケートを実施しました。
自分勝手な人の心理や傾向を知って、対応の仕方の参考にしてみてください。
そもそも「自分勝手」の意味とは?
まずは、「自分勝手」な性格の言葉の意味について具体的に調べてみましょう。
自分勝手
《「じぶんがって」とも》他人の事は考えず、自分の都合だけを考えること。また、そのさま。身勝手。手前勝手。
<小学館デジタル大辞泉>
つまり自分勝手とは、周りのことよりも自分本位で物事を判断する人を指します。相談して決めることや、チームワークが必要なビジネスのシーンでは、個人の考えだけで進められるとトラブルが起きかねません。
また、身勝手な印象を受けて進んでコミュニケーションを取りたくなくなってしまったり、付き合いづらく感じてしまいますよね。
【質問】周囲に自分勝手だと感じる人はいる?
※アンケートは30~45歳の日本全国の有職既婚女性を対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
「周囲に自分勝手だと感じる人はいる?」の設問では、45.5%の方が「はい」、54.5%の方が「いいえ」と回答しました。
続いて、約5割弱の「はい」と回答した方から寄せられた自分勝手な人の特徴についての意見を紹介します。
【体験談】自分勝手な人の特徴とは?みんなの実話を聞いてみよう
自分勝手な人には共通する特徴があるようです。その特徴を実話からご紹介します。
思いやりがない
円滑な人間関係において大切な「思いやり」ですが、自分勝手な人は周りに配慮しないで自分本位な言動をする傾向があるようです。相手ありきのコミュニケーションを意識したいですよね。
「人がどう感じるかを考えずに思ったことをすべて言う」(40代・埼玉県・子ども2人)
「他人の気持ちや立場を考えられない」(30代・大阪府・子ども2人)
「自分勝手な発言や行動をする」(40代・長崎県・子ども1人)
「自分のことしか考えておらず、自分の発言で人がどんな気持ちになるのかを考えていない」(30代・高知県・子ども2人)
「自分の話しかしない。周りへの配慮の欠如」(40代・東京都・子ども1人)
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人の意見を聞かない
立場や考え方は人それぞれありますが、自分勝手な人は周りの声に耳を傾けなかったり他人の意見を尊重しないことがあります。日常生活は判断の連続なので、他の人の意見を聞くことで違う視点の考え方や進め方のヒントを見つけられるかもしれません。
「こちらの都合を確認せずに、予定を決めてしまう」(30代・大阪府・子ども1人)
「他の人の意見を尊重できない」(30代・千葉県・子ども1人)
「人の考えを聞き入れない」(30代・熊本県・子ども1人)
「人のことは考えず、自分のやりたい事を優先する」(40代・千葉県・子ども1人)
「自分の考えが全て正しいと思っている。その他の考えや感じ方を否定する」(30代・岐阜県・子ども3人)
協調性がない
自分勝手な行動をすることで、協調性がない印象を与えてしまいます。職場や友人関係など複数名の人と関わる場で人を振り回してしまわないようにしましょう。
「自分さえ良ければいいと思っている。協調性がない」(30代・岐阜県・子ども2人)
「人と調和できずに輪を乱す。人の話を聞かない」(30代・東京都・子ども2人)
「自分中心で周りに合わせない」(40代・長野県・子ども1人)
「興味のないことはメールを返さない」(40代・兵庫県・子ども1人)
「空気が読めない」(30代・青森県・子ども1人)
怒りっぽい
自分勝手な人は感情的になりやすいという意見もありました。一旦立ち止まって冷静に考えるようにすると、感情に支配されずにいられるのではないでしょうか。
「すぐ怒る」(40代・愛知県・子ども1人)
「自分中心に回らないと不機嫌になる」(30代・宮城県・子ども2人)
「機嫌が悪いと八つ当たりする」(40代・神奈川県・子ども1人)
自分のことしか考えない
人に目を向けないで自分の思いに集中することで、自分勝手な言動になってしまいます。人は多くの人の関わりがあることで生活ができているので、配慮や思いやりを持って接していきたいですよね。
「自分が知りたいことだけ聞いてくる」(30代・東京都・子ども1人)
「自分優先」(40代・兵庫県・子ども3人)
「自分の都合を最優先にする。 頼む立場なのに上から目線」(30代・岐阜県・子ども2人) 「自分の利益しか考えていない」(30代・千葉県・子ども1人)
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人に厳しい
人に厳しくて自分に甘いことも自分勝手に見られる特徴のひとつです。自信を省みられることも重要なポイントになります。
「自分がやるのはよくて人がやるのはダメ。わがままで自己中心的」(30代・北海道・子ども1人) 「自分の事は棚に上げて、人にばかり注意をする」(30代・滋賀県・子ども2人)
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気分屋
気分次第で約束をキャンセルしたり、予定を変更したりと行き当たりばったりな行動は勝手に見られてしまいます。せっかくの予定は楽しく過ごしたいですよね。急に大きく予定を変更するのは気分が下がってしまうので避けましょう。
「気分次第で約束をドタキャンする」(40代・群馬県・子ども2人)
「複数人で食事をする際、お店に入ろうとしたときに『この気分じゃない』と言ってお店を変更することになったことがある」(40代・大阪府・子ども2人)
自己主張が強い
自分勝手を言い換えると、自分の気持ちに正直で意見をきちんと伝えられるといった面もあるのではないでしょうか。ただ、それが強く出すぎてしまうと主張が強すぎて頑固な印象を与えてしまいます。
「自己主張が激しく、自分の意見を押し通そうとする」(30代・愛知県・子ども2人)
「自分の言い分を通す」(30代・秋田県・子ども1人)
人を使う
自分で動かず人に動いてもらうおうとするケースもあるようです。自分でできることを人任せにするのは自分勝手で傲慢に感じられます。
「人をいいように扱う」(30代・青森県・子ども1人)
「自分では動かない。決めない」(40代・北海道・子ども2人)
自分勝手な人の特徴では、「思いやりがない」や、「人の意見を聞かない」、「自分のことしか考えない」などの自分本位な性格がみられる回答が集まりました。
自分勝手な人は、周囲への配慮をせず、他者の意見は聞かなかったり自分がやりたいことを優先したりと身勝手な行動をする傾向があるようです。
性格の面では、「怒りっぽい」や「気分屋」の意見がありました。気分にムラがでやすいと、人にやつあたりをしたり振り回してしまうことがあります。
また、「人に厳しい」の回答もありました。自分には甘いけど人には厳しくすると反感を買ってしまいやすくなります。
ただ、自分勝手な人だと思っても、一切関わらないようにするのが難しい関係性の方もいますよね。続いて、自分勝手な人との上手な付き合い方について紹介します。
自分勝手な人との上手な付き合い方とは?体験談からご紹介
自分勝手な人と上手に付き合っていくには、どのようなことに気を付けると良いのでしょうか。体験談を参考に、上手な付き合い方を見ていきましょう。
あまり関わらない
自分関係な人には近くづきすぎずよい距離感を意識して、挨拶や業務上のコミュニケーションなど必要最低限な関わり方にする方が多いようです。
「適度な距離感。近づきすぎると利用される」(30代・北海道・子ども1人)
「距離を置く。それができなければ割り切って付き合う」(30代・岐阜県・子ども2人)
「一緒に行動しない」(30代・富山県・子ども3人)
「あまり深く関わらない。話を合わせる」(30代・千葉県・子ども1人)
「ある程度の距離をとり、無意味な争いを避ける」(30代・岐阜県・子ども3人)
「やんわりと距離をおく」(30代・東京都・子ども1人)