連絡先を聞くか渡す
職場以外で個人的な連絡を取れるよう、気になる人に連絡先を聞くか渡すかします。
ただし、連絡先を交わすだけでは、仕事の連絡をしたいのかと思われてしまうかもしれません。そのため、例えば「今度ご飯でもしませんか?」「悩みを相談してもいいですか?」などと伝えて連絡先を聞くか渡すかするのがよいでしょう。
勇気を出して一言添えれば、相手はアプローチの意図を察してくれるはずです。
悩みを相談する
連絡先を聞く口実ではなく、実際に悩みを相談するのもアプローチになります。悩みを話すと相手は「心を開いてくれている」と感じ、あなたに信頼されていると思うでしょう。
相手には悩みを聞いてくれたことに感謝を伝え、また相談していいか聞いてみます。また、「お礼をしたいから、もし悩みがあれば、相談してね」と伝えるのもいいでしょう。相手が悩みを打ち明けてくれれば、二人の距離はさらに縮まるはずです。
食事に誘う
より直接的にアプローチしたい場合は、食事に誘うという方法もあります。ランチであれば、誘う方も誘われる方もあまり抵抗がなく自然です。
仕事帰りに誘う場合は、ある程度親しくなってからの方がいいかもしれません。あまり言葉も交わさない段階で誘うと、断られる可能性があります。「用事がある」「また今度」と言われたら、それ以上のアプローチはできなくなるでしょう。
段階を踏み、「誘えば承諾してくれるに違いない」と確信できる時期に、自然な形で誘うのがおすすめです。
職場で気になる人と付き合う場合の注意点
職場で気になる人と付き合いたいと思う場合、注意したいことがあります。まず、アプローチは状況を考えて行わなければなりません。例えば、繁忙期など相手が仕事に忙しいときは避けましょう。
また、アプローチに成功して付き合うことができても、同僚には話さないほうがいいかもしれません。ここでは注意点を2つ、ご紹介します。
繁忙期のアプローチは避ける
気になる人には距離を縮めるために、思ったらすぐに働きかけたくなるものです。しかし、繁忙期で仕事に集中したいときにアプローチするのは避けましょう。下手に話しかけると、仕事の邪魔だと思われてしまうかもしれません。良くない印象を持たれ、逆効果になってしまいます。
そのような場合は仕事をフォローしたり、手伝えることはないか声をかけるなど、気遣いを見せると好感度が上がります。
同僚に気になる人のことを話さない
アプローチするときも付き合うことができたあとも、職場の同僚に気になる人のことを話すのはおすすめできません。親しい同僚には話したくなるかもしれませんが、他の人に伝わって気になる人の耳にも届けば、アプローチしづらくなる可能性があります。
また、付き合い始めたあとは、周囲の公認を得て堂々と付き合いたくなることもあるでしょう。しかし、同じチームにカップルがいると周囲が気を遣い、仕事がやりづらくなる場合もあります。
また、付き合い始めたら、仕事とプライベートはしっかり区別することが大切です。相手のことが気になり仕事に集中できなくなると、業務にも支障が出てくるでしょう。喧嘩などをした場合でも、その感情を職場に持ち込むことのないようにしなければなりません。
注意したいのが、自分だけが知る会社の機密などを教えないことです。相手を信用しているからと、うっかり漏らしてしまうことのないようにしましょう。情報がほかに漏洩する可能性がないとはいえません。
職場で気になる人が送るサインをチェックしよう
職場に気になる人がいたら、自分に送る脈ありサインがないかチェックしてみましょう。いつも仕事を助けてくれる、よく話しかけてくるなど、自分に近づこうとしている様子がある場合は脈があるかもしれません。自分からも積極的にアプローチしてみましょう。脈ありサインがなくても、笑顔で挨拶するなど、こちらからサインを送る方法はあります。記事も参考に、職場で気になる人に効果的なアプローチをしていきましょう。
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