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LIFESTYLE 職場の悩み

2023.09.12

目立つ人は嫌われる? 特徴と目立つことのメリット・デメリットを紹介

 

仕事ができて人望が厚く目立つ人を見ると、自分もそうなりたいと感じる人も少なくありません。職場で目立つ存在となって活躍するには何をすればよいのでしょうか。目立つ人の特徴や目指し方、目立つことのメリット・デメリットなどを紹介します。

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ビジネスシーンで目立つ人の特徴

ビジネスシーンで目立つ人に対して、憧れを抱くケースは多いもの。自分も目立つ人になりたいと考えているなら、目立つ人が持つ特徴を理解することが大切です。よくみられる特徴について、詳しく紹介します。

会議している人のイラスト

人望が厚くリーダーシップがある

ビジネスシーンで目立つ人は、人望が厚く、リーダーシップがある人が多いでしょう。目立つ人は自分から積極的に行動する傾向にあり、会議で意見を述べたり、アイデアを発信したりするケースも多いため、自然に注目を集めます。積極性は評価対象になりやすいため、早くリーダーになったり、昇進したりするケースも少なくありません。

また、積極性は社内だけにとどまらず、取引先での評価につながる可能性もあります。クライアントから顔と名前を覚えてもらえることで、新しい仕事を受注できたり、ほかのクライアントを紹介してもらえたりするかもしれません。

このような人物は仕事ができ、常に明るく振る舞えるため、周りからの信頼も厚くなりやすいといえます。そのため、人の上に立って活躍するケースが多く見られます。

声が大きく自信に満ちあふれている

自分の意見や行動・考え方に自信を持っていて、声が大きい人もビジネスシーンで目立つ傾向にあります。例えば、会議やミーティングなどで発言する場合、声が大きいとほかの参加者の耳に届きやすくなります。そのため、話している内容を理解しやすくなり、説得力があるように感じられるのです。

また目立つ人は話しているだけでも雰囲気があり、会話中にオーラを感じるほか、常に堂々としているもの。他人からの評判や視線などを気にすることもないため、姿勢がよい人が多いなど、立ち振る舞いにも自信が表れているケースが多いといえます。

コミュニケーションスキルが高い

誰とでもすぐに親しくなれるコミュニケーションスキルを持っていることも挙げられます。話し上手でどんな人とでも自然に会話ができるため、誰とでも親しくなりやすく、人の輪の中心になることも多いでしょう。また、積極的に行動し、よい関係性を築いたり、他人同士をつないだりするのが得意な人も多いです。

話していて楽しいと感じられることや、刺激を受けることも多いほか、自分の意見を明確に伝えられるため、周りを説得するのも上手な傾向にあります。また、スムーズに仕事を進められる環境を整えるのが得意なため、プロジェクトのような連携が必要な場合など、リーダーとしての役割を与えられるケースも少なくありません。

誰とでも親しい関係を築けるスキルは簡単に手に入るものではなく、相手をよく見て臨機応変に対応できるようコミュニケーションスキルを高める努力をしているからともいえます。

自分軸があり発想が柔軟

自分の軸をしっかり持っていて、かつ発想が柔軟という点も一つです。

会議などでは、何か新しい手段や仕組みがないか探していたり、問題に対して周りとは違う角度で物事を考えていたりします。問題の解決策や、原因をスピーディーに言及できる傾向にあるため、重宝される存在になりやすいでしょう。

また、自分の意見をしっかりと持っている人は、ほかの人とは異なる考え方をする場合もあるため、自ずと目立ちやすくなるものです。仕事以外にも情報収集したり、幅広いことを勉強したりしていることも多いため、いざというときの発言に説得力が増します。

「好印象」目立つ人に共通する特徴

ビジネスシーンはさることながら、日常生活でもどこか際立つ存在の人は必ずいるもの。目立つことは、よい側面とよくない側面があります。そのうち、好印象を与えるよい目立ち方をしている人には、どのような特徴があるのかを紹介します。

拍手して祝福している人々の手元、腰に手を当てているビジネスマンのイラスト

明るくポジティブな人

好印象を与える目立つ人の特徴は、明るくポジティブであることです。いつも明るく笑顔で接する人は、職場によい雰囲気をもたらします。

会議などでは前向きな発言をすることが多く、周りから「あの人の意見を聞きたい」と思われたり、支持されやすくなったりする傾向も高いため、職場での信頼も厚いでしょう。仕事がスムーズに進む環境が整い、さらに目立つ存在にもなり得ます。

ほかにも、プレッシャーや困難な状況を楽しめるのが明るくポジティブな人の特徴です。いつでも何に対しても前向きに取り組める人は、周りの人の印象にも残りやすいといえます。

気配り上手な人

好印象で目立つ人の特徴として、気配りが上手な点も挙げられます。

人は相手が自分のことを気にかけてくれていると感じたとき、好感を持つものです。周りの状況を見ながら空気を読んだり、行動したりするのがうまい人は、好感を持たれやすくなります。

また、誰もやりたいと思わない雑用をさっと済ませる、落ち込んでいる人に声をかける、悩んでいる同僚にアドバイスをするなど、ちょっとした気配りが上手です。些細なことに気配りできる人は、他人の気持ちを理解して行動するため、好印象で目を引くようになります。

言動が一致している人

発言と行動が一致している点も挙げられます。

人間は、嘘をついたり、欺いたりするような人に苦手意識を持つ傾向にあります。職場でも、接する人やその場の気分によって態度を変える人は不信感を抱かれやすく、周りの人から距離を置かれてしまいかねません。

一方で、言動に裏表がなく、正直な人は信用される傾向にあります。ありのままで接する人は、職場での印象もよいはずです。そのため、周囲からの信頼・信用を得やすいといえます。

「悪印象」目立つ人に共通する特徴

同じ目立つ人の場合でも、悪印象で目立ってしまうと周りの人から嫌われてしまうかもしれません。悪い印象で目立つ人の特徴を紹介します。

怒ってイライラした上司と宥めるメンバーのイラスト

ただの目立ちたがり屋

悪印象で目立つ人は、ただの目立ちたがり屋の可能性もあります。特筆する能力もないのに、ただ目立ちたいという思惑が透けて見えてしまうと、周りからの印象はよくありません。

自分を積極的にアピールすることは、決して悪くありません。しかし、目立つことを目的に自分の話ばかりして回ったり、的外れな意見を述べてしまったりすると、どんどん悪い方向で目立ってしまいます。

また、目立つことを目的に大きな声を出したり、自分の意見ばかり主張を繰り返したりする人は、反感を買いやすいといえます。

相手を見下している人

相手を見下すことが多いという傾向も。特に、上から目線で話をする人に対しては、自分が見下されていることを敏感に感じとり、不愉快な気分を抱くものです。

上から目線で話をする人は、話し相手を価値のない人間だと思っている可能性があります。言葉ではなくても、しぐさや言動にその気持ちが表れるケースもあるのです。

また、自分の能力や優秀さを示すために、求められていないことまでアドバイスしようとする一面も。人を批評する発言や、話し相手を自分の思い通りに動かそうとする人も、悪い意味で目立ちやすいといえます。

自己中心的な性格

自己中心的な性格の持ち主であることも、悪印象で目立つ人の特徴といえます。

目立つ人が自己中心的な態度で行動すると、余計に敬遠されてしまいます。また、職場においては自己中心的で他人に手を貸そうとしない人は、周囲からの反感を買いやすいといえるでしょう。

そのような人は、誰かが困っているときでも助けようとしないことも多く、いざ自分が困ったときには誰も助けてくれないかもしれません。他人の気持ちに寄り添えず、自分が全ての中心という態度でいる人は、職場で孤立してしまうリスクがあります。

目立つ人のメリット

職場などで目立つ人は憧れの対象となりやすいものですが、目立つことでどのようなメリットがあるのでしょうか。目立つ人のメリットを解説します。

チームメンバーが本や電球を持ち、リーダーがより高いところへ登るのを助けているイラスト

評価を得られるチャンスが多い

よい意味で目立つ人は、職場や取引先などから評価を得られる機会が多いというメリットがあります。上司やクライアントから顔や名前を覚えてもらいやすいため、評価されるチャンスがほかの人よりも多い傾向にあるのです。

職場内で自分の意見が通りやすくなるほか、外部との調整でもよい意味で目立つことが多いため、クライアントから案件の担当者として直接指名されるケースも少なくありません。評価が高ければ、早い段階で出世を実現できる可能性も高まります。

また、職場でキャリアアップを望む場合、人事担当や評価を決める人から自分のことを覚えてもらう必要があります。特に、在籍する会社の規模が大きい場合、目立たなければ自分のことを覚えてもらえない恐れもあるでしょう。目立つ人の活躍は上層部まで届く可能性も高いため、ほかの人よりも出世しやすいと考えられます。

信頼・信用してもらいやすい

周りから信頼・信用してもらいやすいというのも、目立つ人のメリットです。目立つ人は、周りの人から頼りにされることが多く、職場では一目置かれる存在でもあります。そのため、同僚や上司からの信頼が厚いケースがほとんどです。

仕事をテキパキとこなせるため、優秀であるという印象を抱かれ、同僚や後輩からも頼りにされることが多いものです。何か困ったことがあった場合は相談されるケースも少なくないでしょう。

また、上司からの信頼も厚く、周りの人と良好な関係を築きながら仕事を進めていくため、結果的に昇進するのも早くなると考えられます。

目立つ人のデメリット

職場でのよい振る舞いや、仕事ぶりによって目立つ人にも、いくつかのデメリットがあります。どのようなデメリットがあるのでしょうか。

パソコンや資料、文房具などワークスペースのイラスト

嫉妬されやすい

人は誰かを批判することで自分をまともに感じられ、嫉妬心や劣等感をかき消せることがあります。そのため、目立つ人に対して嫉妬を覚えるケースもあるでしょう。

例えば、芸能人がスキャンダルを起こしたときに、自分のことを棚に上げて欠点を責めたり、悪口をいったりして満足する場合があります。これは、誰かを批判することで、自分の嫉妬心や劣等感をかき消せるためだと考えられます。

目立つ人は周りから憧れられる存在であり、人から好かれることも多いですが、全ての人から好かれることはありません。憧れの存在だったのが嫉妬する対象に代わり、嫌われてしまうケースも多くあります。目立つ人ほど嫉妬されやすいというのは、避けられない事実だといえるでしょう。

失敗などが必要以上に目立つ

何かに失敗したときに、必要以上に目立ってしまうというのも、デメリットの一つです。普段から目立つ人は、少しのミスを犯した場合でも注目され、その印象が残りやすいといえます。

また単なる失敗が強調されてしまうケースもあり、ほかの人が同じ失敗をした場合よりも、大きな失敗をしたと受け取られる場合も。存在感が強すぎるために、同じ結果を出したとしても評価を下げられるのは、目立つ人特有の悩みともいえるかもしれません。

職場で目立つ人になるには?

目立つ人の特徴やメリット・デメリットを見ていきましたが、実際に職場で目立つ人になるためには何が必要なのでしょうか。目立つ人として活躍するためのポイントを紹介します。

褒めて伸ばす

余裕を持って仕事に臨む

職場で目立つ人になるためには、余裕を持って仕事に臨むことが大切です。心に余裕があれば、ミスやトラブルが発生した場合でも慌てずに対応でき、職場で一目置かれる存在となり得ます。

目立つ人は自然体でリラックスしている人が多く、どんな場面でも自分らしくいられるため、持っている個性を存分に発揮できるといえます。

一方で、些細なことで怒ったり、パニックになったりするような人は、悪い意味で目立ってしまいかねません。トラブルに対しても慌てず、冷静に対処できる心持ちがあれば、よい意味で目立てるようになるはずです。

スキルを身につける

職場で目立ちたい場合は、必要なスキルや知識を習得するのが得策です。

例えば、誰も英語ができない職場で自分だけができるようになると、英語が必要な場面で必ず頼られるといえます。職場で自分だけができることを身につけられれば、替えが利かない人材として重宝されるはずです。

また、業務で圧倒的な実績を残したり、部署内の業務を全て把握していたりする人も、職場にとっては重要な存在です。何か秀でる部分を見つけたり習得したりすれば、職場で目立つ人となって活躍できるでしょう。

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