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2023.09.12

ケアレスミスとは? 主な原因やミスの減らし方と対処法も紹介

 

ケアレスミスとは、不注意によって起きてしまううっかりミスのことです。ケアレスミスの原因には、思い込みや集中力の低下などさまざまなものが挙げられます。仕事中のケアレスミスを減らすポイントや、ミスをしてしまった際の対処法をチェックしましょう。

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ケアレスミスってどんなもの?

ケアレスミスとは、いわゆる「うっかりミス」を意味する言葉です。どのような失敗が当てはまるのか、具体的な例とともに見ていきましょう。

不注意で起きるミスのこと

ケアレスミスとは「careless mistake」を省略した言葉であり、「注意不足による失敗」という意味を表します。あくまでも不注意が原因であり、能力が足りないことで起こる失敗とは性質が異なるのが特徴です。

「簡単な計算を間違えてしまった」「約束の日時を勘違いしていた」など、ケアレスミスの多くは気を付けていれば防げる内容といえます。うっかりミスという言葉もあるように、確認を怠ったことで失敗するのが一般的です。

日常生活はもちろん、仕事の中でもケアレスミスが起こりやすい場面はよくあります。

ケアレスミスの主な原因

ケアレスミスは、どのような理由で起こることが多いのでしょうか。ミスが発生しやすいタイミングやその原因を知り、ケアレスミスの防止に役立てましょう。

デスクに突っ伏している人のイラスト

タスクが重なり「うっかり忘れる」

ケアレスミスが起こりやすい場面として、複数のタスクが重なっているタイミングが挙げられます。重要なタスクに集中していると、後回しにしていたタスクをそのまま忘れてしまいがちです。

やるべきことが多くなると、自然と見落としや単純なミスが出やすくなります。仕事の量が増えることで、自分が抱えているタスクを整理したり現状を把握したりする余裕がなくなってしまうのです。

このように、仕事やプライベートが忙しい時期ほどケアレスミスが起こるリスクがあります。マルチタスクをこなすのが得意ではない人は、なるべく仕事量をセーブするよう意識することが効果的です。

思い込みからの「勘違いや慢心」

勘違いや慢心も、ケアレスミスを引き起こす原因の一つです。自分の認識や考えが間違っていても、それを正しいと思い込むことでミスに気付きにくくなってしまいます。

会議の場所や開始時刻を勘違いしていたり、うっかり発注する数量を間違えたりと、思い込みによるミスはさまざまです。慣れている仕事だからと十分な確認をせずに進めると、思わぬ失敗につながる可能性があります。

こうした思い込みや勘違いは、改めてチェックしなければなかなか気付きにくいものです。失敗してから後悔することがないよう、普段と同じ仕事でも油断せずに取り組むことが大切です。

慢性的な「睡眠不足やストレス」

体調や生活習慣の乱れも、ケアレスミスが起こりやすくなる原因です。十分な睡眠時間が取れなかったり、ストレスが溜まっていたりと、慢性的な疲労によって判断力が低下することも考えられます。

特に仕事が忙しい時期は、残業などで睡眠時間が取れなくなる人も多いはず。普段なら起こらないような単純なミスが増えたと思ったら、体調に目を向けてみましょう。

日頃から疲れが溜まっている状況では、自然と注意力も散漫になってしまいます。ケアレスミスを予防するためには、体調管理に注意しながら生活することも重要なポイントです。

簡単にできるケアレスミスの減らし方

「大事な場面でミスをするのは避けたい」と思っている人は多いのではないでしょうか。ケアレスミスを少なくするために、覚えておきたいポイントを三つ紹介します。

バインダーに挟んだチェックリストと鉛筆を持った人のイラスト

メモやToDoリストを活用する

自分がやるはずだった仕事をうっかり忘れてしまうのは、代表的なケアレスミスです。シンプルな方法ですが、指示やタスクがあるたびにこまめにメモを取ることでうっかりミスを予防できます。

複数のタスクを並行して進めている状況では、作業に追われて見落としが発生しがちです。メモを取るだけでなく、ToDoリストを作成してスケジュールや優先順位を整理しましょう。

抱えているタスクを全てリスト化することで、どの仕事がまだ残っているかが分かりやすくなります。忙しくなるとケアレスミスが増えがちな人は、メモやリストに書き出す習慣を付けると一目瞭然です。

ダブルチェックする

入念にチェックをしたつもりでも、思い込みがあるとなかなかミスに気付きにくいものです。書き間違いや計算ミスなどを防ぎたいなら、自分以外の人に目を通してもらうのもよい方法です。

客観的な視点を取り入れることで、自分では気付けなかったミスを見つけやすくなります。仕事の最終段階など重要な場面では、仕事仲間にダブルチェックを頼んでみるのもおすすめです。

ダブルチェックを依頼する時間がなければ、自分で最終確認を行うことになります。時間をかけて見直しを行ったり、間違いがないか声に出して文面を読み上げたりして、ミスがないかを丁寧にチェックしましょう。

生活習慣を整える

睡眠不足やストレスが原因で、仕事にうまく集中できない場合も少なくありません。ケアレスミスを減らすためには、日頃からコンディションに気を配って生活するのも重要なポイントです。

睡眠時間を確保するのはもちろん、オフにはストレスをしっかり解消することで仕事にもよい影響が出てきます。忙しい時期でも食事や睡眠をきちんと取って、規則正しい生活をするよう心掛けましょう。

また、体調を崩してしまうと仕事に集中しにくくなり、作業効率が落ちてしまいます。ミスなくスムーズに仕事をこなすためにも、体調管理を意識して過ごすことが大切です。

それでもケアレスミスをしてしまったら

いくらケアレスミスを減らそうと努力しても、完全になくすことは難しいものです。ミスをしてしまった場合にどうすればよいか、対処法について解説します。

オフィスでミーティングをする男女 ビジネスシーン IT企業

すぐに報告する

仕事でケアレスミスをしてしまった際に、自分のミスを隠そうとするのは最もやってはいけない行動です。一人で失敗を挽回しようとして、取り返しがつかない状況に陥ってしまう可能性もあります。

ミスをしてしまったら、まずは上司や担当者に何が起こったかを報告することが大切です。重大なミスを犯しても、早めに報告することで被害を小さく抑えられるかもしれません。

ミスについて報告する際は言い訳や弁解をせずに、自分がどのようなミスをしたかを正確に伝えましょう。たとえささいな失敗でも秘密にしていると会社全体に迷惑をかけてしまう恐れがあるため、速やかに報告するのが基本です。

直接会って謝罪する

自分のケアレスミスによって相手に迷惑をかけてしまったら、きちんと謝罪をする必要があります。フォローしてもらった同僚や上司にも、心を込めて謝りましょう。

本当に反省していると伝えたいなら、言い訳のように聞こえる表現は避けるのがポイントです。なぜミスをしてしまったか、ミスを繰り返さないために何をするかなど、反省や分析も忘れずに行います。

取引先にも迷惑をかけてしまった場合、メールなどで謝罪を済ませるのは避けるのが一般的です。直接会社まで出向いたり電話をかけたりして、自分の言葉で反省を伝えることをおすすめします。

繰り返さないよう対策を考える

一度ケアレスミスをした後に忘れてはいけないのが、失敗を繰り返さないためにどうするかという点です。同じミスを繰り返してばかりいると、周りからの信頼も得られにくくなってしまいます。

ミスへの対策を考えるため、自分がどのような場面でミスをしやすいかを分析してみるのも効果的。普段の仕事の進め方や見直しの仕方を改めて確認し、改善点がないか考えてみます。

しっかりと対策を立てられれば、自然とケアレスミスも減っていきます。同じミスを何度も繰り返さないよう、失敗を今後に生かすつもりで毎日仕事に取り組みましょう。

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