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2023.11.03

〝栴檀は双葉より芳し〟の読み方とは?由来や正しい使い方を解説

 

「栴檀は双葉より芳し」類語や⾔い換え表現は?

「栴檀は双葉より芳し」と同じような意味を持つことわざをリストアップしました。「栴檀は双葉より芳し」と一緒に覚えておきましょう。

栴檀は双葉より芳し

実の成る木は花から知れる

「よく実る木は、咲いた花の様子からわかる」ということ。簡単に言うと、「偉くなる人は、初めからどことなく常人と違うところがある」という意味です。

蛇は寸にして人を吞む

ここでいう「寸」は、小さなものの例えです。「蛇は小さくても、すでに人を呑もうとする気迫がある」という意味で、「栴檀は双葉より芳し」と同じように、優れた人物が幼少の頃から抜きんでた素質を示すことの例えとして使われます。

啄木鳥の子は卵から頷く

「啄木鳥」は「キツツキ」と読みます。この「啄木鳥の子は卵から頷く」は、「啄木鳥の子は幼い頃から木をつつくような仕草を見せる」ということを言っており、生まれながらにして、将来を思わせる才能があることを例えることわざです。

「栴檀は双葉より芳し」の対義語

「大成する人は幼少の時から優れている」という意味の「栴檀は双葉より芳し」。その対義語としてすぐに思い浮かぶのは、「大器晩成」という言葉ではないでしょうか。

「大器晩成」は、「たいきばんせい」と読み、「真の大人物は、才能を発揮するまでに長い年月を費やす」という意味です。子どもの頃、若い頃には、励ましの言葉として使われることもあります。

英語表現とは?

「栴檀は双葉より芳し」と同じような意味を持つ英語表現も紹介します。幼少の頃の素質について、植物を使って表現されているものもピックアップしました。

It early pricks that will be a thorn

「It early pricks that will be a thorn」の「prick」は、「ちくりと刺す」という意味の動詞です。「thorn」は、「棘(トゲ)のある植物」、「茨(イバラ)」のことです。「茨になる木は早くから刺す」という訳になり、これは、優れた人物は幼少の頃から抜きんでた素質を見せるということを表しています。

Genius displays itself even in childhood

「Genius displays itself even in childhood」も、「栴檀は双葉より芳し」と同じ意味があり、非凡な才能が子ども時代から見られる、という意味になります。

「genius」は、「天才」、「非凡な才能」という意味です。「栴檀は双葉より芳し」に置き換えると、「genius」が「栴檀」にあたります。「display」は、「展示する」、「見せる」という意味。「childhood」は「子ども時代」という意味で、「栴檀は双葉より芳し」の「双葉」にあたります。

最後に

「栴檀は双葉より芳し」という表現は、自分で使うことはなくても、その意味を知っていると会話に出てきた時にも困ることはないでしょう。一般的には、「栴檀は双葉より芳し」の対義語である「大器晩成」のほうをよく耳にすると思いますので、一緒に覚えておくことをおすすめします。

トップ画像・アイキャッチ/(C)Shutterstock.com

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