かき上げアンニュイミディアム
芯の強さとしなやかさを感じる女性をイメージ。長めの前髪からサイドバング(前髪の両端)に自然につなげることで顔まわりにほのかな動きを出し、ひし形シルエットが作りやすくなります。毛先にゆるっとした動きがつく程度の毛流れで、生っぽく抜け感のある雰囲気に。
全体は鎖骨下でワンレングスにカット。前髪は鼻下〜リップラインに設定し、サイドバングから顔まわりにかけ流れるようにつないで。顔まわりを中心にレイヤーを入れ、軽やかな質感に。黒に近いダークカラーは地毛っぽさがありつつ透け感も出る、落ち着いたトーンのモノトーンのワンカラーで大人にぴったりな色味。
似合う顔型や髪質
【ロング】毛量が多い人に似合う髪型
レイヤーロングでまとまるヨシンモリ
顔まわりからサイドにかけレイヤーを入れているため、自然なくびれができ動きもつけやすいヨシンモリヘア。くびれのおかげでメリハリがつくので、重めにカットしても重く見えません。前髪は目の上でシースルーバングにカット。ロングでも軽やかに見え、韓国風でおしゃれな雰囲気が高まります。
スタイリングでは32mmのコテで、顔まわりからサイドまでのレイヤーをリバース巻きに。毛先を内巻きワンカールにし、前髪は軽くカープをかけるように、ストレートアイロンで熱を当てましょう。
似合う顔型や髪質
明るめカラーの軽やかロング
毛量が多いからとロングを諦めていた人におすすめの髪型。明るめのカラーとゆる巻き、レイヤーカットの効果で、ロングでも軽やかな印象に仕上げています。トップはまとまりやすくしたいので重みを残し、中間あたりからレイヤーを入れます。顔まわりは頬骨にかかるくらいに設定し、くびれを作ることでバランスのいい輪郭を演出しましょう。
スタイリングは38mmのコテで中間からゆるっと巻きます。重めのオイルを全体に薄くなじませ、パサつきのない髪質に仕上げましょう。
似合う顔型や髪質
顔まわりレイヤー+ハイライトのこなれロング
ロングだけどコンサバに寄りすぎず、ちょっと抜け感を出すのが今っぽく見せる秘訣。毛先はスカスカにならないようにきちんと厚みを残し、顔まわりにレイヤーを入れて華やかな動きを加えて。トップにもレイヤーを入れているのでぺたんとならず、ふんわり見せることができます。
ベースはバスト上のロングで、前髪はあごラインに設定。前髪からフェイスラインにしっかりとレイヤーを入れて動きをサポートし、華やかさをアップ。トップにもレイヤーを入れ、頭の形をきれいに見せます。髪がぺたんとしやすい人にはマスト! ブリーチで全体にハイライトを入れ白髪をハイライトと同化させてから、カッパーブラウンでカラー。顔まわりをやや明るくすると肌がトーンアップして見えます。
似合う顔型や髪質
【アレンジ】毛量が多い人に似合う髪型
【ボブ】顔まわりすっきりサイドくるりんぱ
コテを使って、顔まわりをリバース巻きに、毛先全体を外巻きにする。
耳より前の髪を分けとり、後ろの髪をブロッキングする。
耳前の髪を後ろに流れるようにして、耳の後ろあたりで結ぶ。
結び目の内側に穴を開け、毛束を入れてくるりんぱする。
結び目を押さえながら、結んだ部分内側の髪を数束ずつ引き出し整えたら、ゴムを隠すようにしてバレッタやクリップをつけて完成!
【ミディアム】細長バレッタのまとめ髪
髪を襟足近くでまとめたら、シリコンゴムで結び、結び目内側に指を入れ、穴を開ける。
穴に毛束を入れて横くるりんぱする。毛束は通し切らず、毛先を出したままにするのがポイント。
横くるりんぱの入り口が隠れる位置にバレッタを挿す。バレッタはベースの髪と毛先をしっかり挟んで固定して。そのまま毛先を散らしたら完成!
【ロング】こなれ見えタイトロープ編み
全体を後頭部襟足でひとつに結んだら、毛束を2つに分け、それぞれの毛束を同じ方向にきつくねじっていく。
毛束の半分くらいまでねじったら、ねじった毛束同士をねじり合せ、1本のロープ状にする。
残りの髪も同様に、それぞれの毛束を同じ方向にねじったら、それぞれを1本にねじり合わせる。毛先5cm程度まで合わせて、毛先をゴムでしっかりと結ぶ。
結び目にヘアカフをアクセントで加えたら完成!
髪のボリュームを抑える【ヘアケア方法】
毛髪診断士の細川ひろ子さんによると、髪は低温の強い風力のドライヤーで一気に乾かすのがおすすめだと言います。
自然乾燥は、髪や頭皮を長時間湿ったまま放置しているということ。これは、頭皮に雑菌が繁殖しやすい環境を自らつくっているのと同じです。また、髪のキューティクルは水分や熱によって開く性質があるため、半乾きの髪は摩擦の影響を受けやすい状態。そのまま放置していると、ちょっとした刺激でキューティクルが剥がれてしまいます。さらに悪いのは、髪を乾かすのがめんどうだからと、濡れたまま眠ってしまうこと。枕との摩擦で髪がよりダメージを受けてしまうので、シャンプー後は、ドライヤーを使ってできるだけ早く髪を乾かし、開いたキューティクルを閉じるようにしてください。
【髪を乾かすポイント】
・低温(60度程)の強風(1200W程度)で一気に乾かす
・ドライヤーは髪から20cm程離し、熱が一箇所に集中しないようにする
・頭皮全体を先に乾かし、その後通常の温度に切り替え髪を乾かす
・髪が8割乾いたら冷風に切り替え、髪のツヤを引き出す
・髪が広がりやすくなるため、顔まわりからドライヤーを当てない
・前髪や顔まわりのクセは、引っ張りながら上から風を当てる
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