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2021.11.05

【今さら聞けない】〝新進気鋭〟の意味や使い方を徹底解説

 

「新進気鋭」の類語や言い換え表現にはどのようなものがある?

「新進気鋭」以外に、今後活躍や躍進が期待される人や物事を表す言葉をチェックしていきましょう。

新進気鋭

1:「少壮気鋭(しょうそうきえい)」

「少壮気鋭」は、「意気盛んで、将来が期待される若者のこと」。「少壮」とは「若く意気盛んなこと。また、そのさま。(<小学館 デジタル大辞泉>より)

「少壮」は「年の若いこと」を表す言葉、主に20代から30代の若者を指します。「気鋭」は「新進気鋭」と同じで、「意気込みの鋭いこと」。「新進気鋭」と異なるポイントは「少壮気鋭」は若いことを強調した言葉であるということです。

(例)コンクールには、全国各地から少壮気鋭のヴァイオリニストが集まってくる。

2:「意気衝天(いきしょうてん)」

「意気衝天」は「意気込みが天を衝(つ)くほど、激しく盛んなこと。(<小学館 デジタル大辞泉>より)

「意気」は「物事を成し遂げようとする気持ち」という意味を持ち、「衝天」とは「天を衝くほどの勢いがあるさま」をいいます。「意気衝天」の由来は、「意気、天を衝く」という言葉から。

(例)あの意気衝天な勢いは誰にも止められないだろう。

3:「前途有為(ぜんとゆうい)」

「前途有為」は「将来が有望されること、希望がもてること」「成功する可能性が高い人や、もののこと」を言います。「前途」は「将来」、「目的地までの道のり」をいう言葉。「有為」とは「実力があること」や「いい働きをすること」を意味しています。

(例)あれほど前途有為な若者が亡くなるなんて本当に残念だ。

4:「ホープ」

「ホープ」は「希望や期待」という意味の英語「hope」が由来。将来が期待される人物に使われる言葉で、「若手のホープ」「我が社のホープ」などと用いられます。「ホープ」は英語の「hope」が由来ですが、実際、英語では将来有望な人を「hope」と表しません。「promising person」などと表します。よって、英語で「将来有望な人」を表す際は注意してください。「ホープ」は英語から派生し、日本独自の解釈で使われている言葉なんです。

(例)彼は営業部のホープとして期待されている。

5:「有望株」

「有望株」とは「将来に期待できる人のこと、よくなる可能性のある人のこと」です。「有望株」は、株式市場で取引される証券が転じた言葉。将来に期待が持てる株式銘柄が転じて、将来に期待や望みがある人のことを表す言葉になったとされています。

(例)彼はこの業界きっての有望株として注目を集めている。

6:「麒麟児(きりんじ)」

「麒麟児」とは「才能・技芸が特にすぐれ、将来性のある若者のこと。(<小学館 デジタル大辞泉>より)」

「麒麟児」は、主に、大物になるだろうと予想される子供に対して「神童」といったニュアンスで使われます。ここでいう「麒麟」は、想像上の生き物。昔の中国では聖人が出現する前兆として麒麟が現れるとされていました。そのことから、幼少期から優れた才能を発揮する将来有望な少年少女を「麒麟児」と表すようになったのです。

(例)彼女はピアノコンクールで賞を独占し麒麟児ともてはやされた。

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