「青菜に塩」とはどんな状態?由来や例文、類語や反対語もご紹介 | Domani 意外と知らない?「青菜に塩」とは元気なくしおれる様子|由来や使い方もご紹介

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2021.11.07

「青菜に塩」とはどんな状態?由来や例文、類語や反対語もご紹介

「青菜に塩」という表現を聞いたことがあるでしょうか。青菜に塩をふったときのように、もともとは元気だった人が、元気なく気落ちする様子を表します。さらっと使いこなせれば、教養があることを示せるかもしれませんね。類語や反対語も紹介しますので、参考にしてください。

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「青菜に塩」とは元気なくしおれる様子をあらわす言葉

青菜に塩とは、もともと元気があったのに何かのきっかけにより気落ちし、しおれる、つまりしょげる様子をあらわします。青菜に塩をふりかけることで起きる変化を比喩として使います。

青菜に塩

【青菜に塩:あおなにしお】青菜に塩を振りかけるとしおれるように、人が元気なくしょげるようすをいう。

(引用〈小学館 デジタル大辞泉〉より)

「青菜に塩」は連想しやすくわかりやすいことわざに思えて、実は「体調面での不調には使わない」など、いくつかの注意点があります。正確な意味を理解して正しく使いましょう。

由来は「塩で水分が出てしまった青菜」

青菜に塩のことわざの由来は塩でしおれた青菜です。青菜とは、小松菜やほうれん草などの葉っぱが青い葉野菜のこと。野菜にはじゃがいもやトマトなども含まれるため、青菜の方がより限定的です。

新鮮でみずみずしい青菜も、塩をふりかけると葉から水分が出てしおれてしまいます。人が何かをきっかけに元気をなくし、しょげている様子が似ていることから、ことわざとして用いられるようになりました。

「青菜に塩」の使い方のコツ

青菜に塩のことわざは、「何かをきっかけに元気をなくしている状態」にある人に使うこと、また「体調面ではなく精神面について使う」ことに留意する必要があります。

青菜に塩

青菜に塩はもともと元気のない人をたとえることはできません。また、病気などによる不調で元気を失っている人にも使いません。

ここからは、正しく使うためのポイントについてそれぞれ詳しく解説するとともに、青菜に塩を使った例文と会話例をご紹介します。

もともと元気がない人には使わない

青菜に塩は、もともと元気がない人には使わず、何かきっかけがあって気落ちしている状態をたとえる言葉です。

青菜は何もしなければ、たっぷりと水分をふくんでみずみずしいはずです。しかし塩をかけられることでしおれてしまいます。つまり、はっきりと「塩をかけられる」というきっかけがあります。

同じように、普段から元気がない人、最初から落ち込んだ様子の人には使わないことに注意しましょう。

体調面ではなく精神面について使う

青菜に塩は、体調が悪く元気がない人に使うのは適切ではありません。たとえば、普段は元気いっぱいな人が風邪をひき高熱でぐったりしている様子について、「いつもは元気が有り余っている様子なのに、今日はまるで青菜に塩のようだ」とは言わないということです。

元気だったのに何かショックなことがあり、うってかわって気落ちしている様子に対して使います。

青菜に塩を使った例文と会話例

ここからは、青菜に塩を使った例文と会話文をご紹介します。気落ちするきっかけがあることがポイントであり、ただ元気がない状態に使うわけではないことにご注意ください。

【例文】
・いい買い物ができて最高の気分だったのに、その後財布をなくした事に気づき青菜に塩の気分だ

【会話例】
「すごく楽しみにしてたのに、限定のケーキ、売り切れてた…」
「元気に出かけて行ったのに、しょぼんとしちゃって。これが青菜に塩ってやつね。元気出して、カフェでも行こう!」

「青菜の塩」の類語と対義語

青菜に塩と同じような意味の類語や、似ているようで異なる意味の言葉、また対義語には次のようなものがあります。

青菜に塩

・類語その1「蛞蝓(ナメクジ)に塩」
・類語その2「青菜を湯につけたよう」
・「傷口に塩」は違う意味
・対義語は良い状態に変わる「水を得た魚」

それぞれ詳しく確認していきましょう。

類語その1「蛞蝓(ナメクジ)に塩」

「蛞蝓(ナメクジ)に塩」は、青菜に塩の類語の一つです。ナメクジに塩をかけると脱水し縮んでしまいます。転じて、苦手なものに出会い萎縮して元気をなくす様子をたとえます。

青菜に塩は何かきっかけがあって元気を失うさまをたとえています。一方蛞蝓(ナメクジ)に塩は苦手なものを前に萎縮し元気をなくす意味です。そのため、完全に同じではありませんが似た意味で使えることわざです。

類語その2「青菜を湯につけたよう」

「青菜を湯につけたよう」は、青菜に塩と同じ意味で使う類義語です。新鮮で葉がピンとしていた青菜も、ぐつぐつと沸騰した湯に入れると途端にしんなりします。青菜に塩との違いはきっかけが「塩」か「湯」かという点のみで、それにより青菜がしんなりしてしまうのは同じです。

青菜に塩と同じように、それまで元気だったのに何かのきっかけによりしょんぼりと落胆するさまを表します。

「傷口に塩」は違う意味

ことわざ中に塩が登場する「傷口に塩」は一見、青菜に塩に似ていますが意味は異なります。

痛む傷口に塩を塗り込むと痛みが増します。ここから転じて、「悪い状態の上にさらに災難がふりかかる」ことを意味します。

対義語は良い状態に変わる「水を得た魚」

青菜に塩の対義語としては、「水を得た魚」があてはまります。魚は水の中でこそ元気に泳ぐことができます。すなわち水を得た魚は、得意なことで力を発揮し、いきいきと活躍する様子のたとえです。さらに水を「得た」という表現から、活躍の機会を得ることで良い状態に変化したことがわかります。

何かの拍子にそれまでの元気を失い、気落ちする青菜に塩とは反対の意味を表します。

意外と誤用しやすい「青菜に塩」を正しく使おう

青菜に塩

青菜に塩は、青菜に塩をふりかけるとしおれることから、元気をなくしている様子をあらわすことわざです。

元気なくしょげている人を青菜に塩とたとえることで、単に元気がないのではなく、何か落ち込むきっかけがあったことを伝えることができます。

難しいことわざではないため、なんとなくわかった気でいると、誤用しやすい点に注意が必要です。意味を正しく理解し適切に使いましょう。

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