台湾で世界一のパン
パン好きの方には、ぜひ台湾で行ってもらいたいお店があります。
ベーカリー界のワールドチャンピオンのベーカリー「呉寶春」
4年に一度パリで開催されるベーカリーのワールドカップこと「クープ・デュ・モンド・ド・ラ・ブーランジュリー」。その出場者の中から特に優秀な職人を集めてチャンピオンを決めるのが「マスター・ドゥ・ラ・ブーランジュリー」で、2010年に優勝を勝ち取ったのが台湾人の呉寶春(ウーパオチュン)さん。
2016年の大会でも呉寶春さん率いる台湾チームが準優勝しました。その彼がやっているパン屋さん、その名も「呉寶春」!彼のフルネームがそのままお店の名前になっています。
本店は高雄ですが、現在は台北と台中にも支店があり、台湾では知らない人がいないほど大人気のパン屋さんになっています。
「荔枝玫瑰麵包」というパンに注目!
呉寶春さんの名前を世界に轟かせたのが「荔枝玫瑰麵包」というパンです。台湾の名産ライチとバラの香りが漂う、伝統酒「小米酒」で作ったパン。
種類豊富なラインナップ
バゲットなどのハード系パンだけでなく、ベーグルやクロワッサン、日本のパン屋さんにもあるクリームパンやカレーパンなども置いてあります。
日本のパン屋さんと同じで、トレー&トングを持って好きなパンを好きなだけ取るスタイルなので、中国語が出来なくても全く問題なし!
お土産に嬉しいパイナップルケーキや箱詰めのお菓子
そしてこの呉寶春で旅行者におすすめなのが、贈答用のパイナップルケーキや箱詰めのお菓子です。
特にお土産で迷う「パイナップルケーキ」は一押し!
お土産でも有名なパイナップルケーキですが、「色んなお店で売っていて、一体どこのを買えば美味しいのかわからない!」という人におすすめ!世界一のパン職人 呉宝春が作った伝統菓子が美味しくないワケありません!
▲パイナップルケーキ「無嫌」
なんと呉さんはパイナップル農家の育ちなんだとか。そのためこのパイナップルケーキには「無嫌」という彼のお母さんの名前が付けられているそうです。
パイナップルケーキだけでなく、他の種類のお土産も多く充実しているので、パイナップルケーキが飽きた方にはレモンケーキやカレースティック、時期によって月餅など様々なチョイスがあり、人とは違うお土産を選ぶことが出来ます。
本場の「台湾カステラ」もおすすめ!
パッケージがかわいく女子受け抜群なので、呉寶春で日本のお友達へのお土産を買うのがおすすめです。
写真に写っている「雲」と書いてある青いボックスが「台湾カステラ」です。今日本で流行っている台湾カステラも販売されていて、あの「ふわふわ、シュワッ」な本場の味も気軽に楽しめますよ。
大きめの試食が嬉しい
お店で買い物をすると、パンの4分の1くらいの大きなサイズを試食として店員さんが配ってくれるのもうれしい!
黄色いペーパーバッグが目印
お土産物屋さんではなく現地パン屋さんで購入するお土産は、旅慣れた「こなれ感」が出ること間違いなし!
台北でも台中でも、この写真の黄色い呉寶春のオリジナルペーパーバックを持った人をよく見かけるくらい大人気のお店です。
ライター
神谷知佳
台湾で2児(ともに男児)の子育て真っ最中。国際線CA→大手スポーツメーカーの人事を経て台湾移住。現在はフリーランス人事として仕事と育児のバランスを模索中。
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