そもそも「シナモン」とは?基礎知識をまとめ
もっとも古くから知られているスパイスのひとつ
シナモンは、クスノキ科ニッケイ属の常緑樹の樹皮を乾燥させて作られたスパイスです。「世界最古のスパイス」とも言われ、甘く独特な香りが特徴です。
シナモンは主に、シナモンロールやパンプキンパイなど、甘いデザートに使われるイメージが強いかもしれませんが、実はデザートのみならず、お料理や飲み物、さらには漢方薬としても使われてきた歴史があるのだそう。
ニッキとの違いって?
ニッキはシナモンと同じクスノキ科の常緑樹が原料の香辛料。この2つの大きな違いは、原料の産地や使用する部分だそう。シナモンは「セイロンニッケイ」や「カシア」という東南アジアや中国産のものから、ニッキは日本産の「ニッケイ」から作られます。また、シナモンが「樹皮」から作られるのに対し、ニッキは木の「根」から作られるのも特徴で、ニッキの方が比較的香りと辛味が強いそうです。
シナモンに期待されるすごい効果とは
古くから伝わるスパイス、シナモンには、具体的にどのような効果が期待できるのでしょうか?詳しく解説します。
体を温める効果
シナモンには血の巡りを改善させ、体を温める作用があるといわれています。体が温まれば代謝と体温がアップ。代謝と体温がアップすれば、免疫力も高まるそう。
女性はホルモンや自律神経のバランスを保つためにも、体温は下げないことが重要だといわれています。体が冷えやすい人は積極的に摂ってみるといいかもしれません。
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強力な抗酸化効果
シナモンには、協力な抗酸化効果を期待できる成分が含まれています。さまざまな種類のスパイスと比較しても、その抗酸化作用はピカイチだそう。そのため、生活習慣病の予防やアンチエイジング効果を期待して摂取している人も多いとか。