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2022.01.14

「躊躇する」に似ている【躊躇う】なんと読む?|大人の漢字クイズ

「躊躇(ちゅうちょ)する」に類似する「躊躇う」は、「ためらう」と読みます。送り仮名が違うものの、どちらも決心がつかないことを意味する表現です。本記事では「躊躇う」の使い方や例文、関連する言葉などをご紹介します。正しい意味や読み方を覚えてぜひ使ってみてください。

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【躊躇う】←なんと読む?「躊躇する」との関係、例文をチェック

「躊躇(ちゅうちょ)する」のひらがな部分を「う」に変えた「躊躇う」は、「躊躇する」とはまったく違う読み方に変化します。正解の前のヒントとして意味を簡単に説明すると、「躊躇う」は決心がつかないことを表す言葉です。

躊躇う

「躊躇する」と同じ意味であることから、なんとなく読み方が推測できるのではないでしょうか。「躊躇う」の読み方や意味について、次項からわかりやすく解説します。

「躊躇う」の読み方は「ためらう」

「躊躇う」の読み方の正解は……「ためらう」でした!漢字よりもひらがなで表記することが多いため、一般的にはひらがなのほうが馴染みがあるでしょう。

「躊」と「躇」の訓読みはどちらもためらうで、「躊躇う」は同じ意味の漢字を重ねた言葉です。「躊躇う」のほかには「躊躇われる」という書き方があり、こちらは「ためらわれる」と読みます。

「躊躇う」の意味は決心がつかないこと

【躊躇う:ためらう】
【躊=躇う】〔ためらふ〕
[動ワ五(ハ四)]
あれこれ考えて迷う。決心がつかずにぐずぐずする。ちゅうちょする。「言っていいものかどうか―・う」「―・わずに実行に移す」
気を落ち着ける。心を静める。「皆出ではてぬるに―・ひて」〈かげろふ・上〉
病勢を押さえつける。「さらにえ―・ひやり給はで、苦しき中にもかしこまり申し給ふ」〈源・柏木〉
ちゅうちょして一つ所をぶらぶらする。うろつく。「五、六度まで引き返し引き返し―・ひゐたり」〈盛衰記・二〇〉

(引用〈小学館 デジタル大辞泉〉より)

「躊躇う」は、あれこれ迷って決心がつかない状態を指す言葉です。ためらうという読み方の漢字を重ねていることからわかる通り、迷って行動できない様子が強調されています。

すべきかどうかの判断ができずに行動できないような場面において、「〇〇することを躊躇う」という形で使うのが基本です。決断力の弱さを表す意味に加えて、高ぶった感情を静める・病気などの苦しい気持ちを落ち着けるなどの意味もあります。

「躊躇う」と「躊躇する」の意味は同じ

「躊躇う」と「躊躇する」は読み方が異なるものの、意味に大きな違いはありません。「躊躇する」の意味を辞書で確認してみましょう。

【躊躇:ちゅうちょ】
【×躊×躇】〔チウ‐〕
[名](スル)あれこれ迷って決心できないこと。ためらうこと。「―なく断る」「行こうか行くまいか―する」

(引用〈小学館 デジタル大辞泉〉より)

「躊躇する」も「躊躇う」と同じように、ぐずぐずと迷って決断できないことを表します。「〇〇することを躊躇する」のほか、「躊躇せず」「躊躇なく」といった形で使うこともあります。

両者の違いは、「躊躇う」が日本固有の和語であるのに対して、「躊躇」は漢語であることです。また、「躊躇う」は話し言葉で使うことが多い一方で、「躊躇する」は書き言葉で使うのが基本です。

【例文付き】「躊躇う」と「躊躇する」の使い方

「躊躇う」と「躊躇する」は意味に違いがないため、どちらも同じように使えます。「躊躇う」や「躊躇する」を使うと、何か判断に迷う事柄があって行動できない様子を表現できます。主に行動に移す前や移している最中などで使うのが一般的です。

躊躇う

どちらの言葉も適切に使えるように、正しい使い方を理解しておきましょう。ここでは、「躊躇う」と「躊躇する」の使い方を例文とともに解説します。

「躊躇う」の使い方と例文

「躊躇う」が使えるのは、すべきかどうかがわからずに行動できないときです。自分を主語にする場合は「躊躇う」、他者が主語の場合は「躊躇われる」など、主語によって形が変わることがあります。

「躊躇う」の具体的な使い方を例文で確認しましょう。

【例文】
・そのパーソナルジムは割安で評判も良いが、友人が通っているため入会するのを【躊躇う】。
・以前よりも太ってしまい、昔の友人と会うのを【躊躇って】しまう。
・彼女は本音を話すのを【躊躇われた】。
・【躊躇わず】に行動するのもいいですが、あなたはもう少ししっかりと考えるべきだと思います。

「躊躇する」の使い方と例文

「躊躇する」の使い方は、基本的には「躊躇う」と同じです。動詞として使えますが、躊躇だけにすると名詞としても使えます。名詞として使う場合は「迷い」の言い換え表現という意味をもちます。

「躊躇う」と同じく、「躊躇する」の使い方を例文で見ていきましょう。

【例文】
真実を告白すべきか【躊躇】したが、彼のことを思って伝えることにした。
・デザインは気に入ったが値段が高いので、購入を【躊躇】してしまう。
・彼女は上司の無茶な依頼に、【躊躇】することなく承諾した。
・彼は何の【躊躇】もなく辞職してしまった
・バンジージャンプをするために来たのに、飛び降りる直前で思わず【躊躇】した。

「躊躇う」の類義語と対義語

「躊躇う」には関連する言葉として類義語と対義語がいくつかあります。例えば、「躊躇う」の類義語には以下が挙げられます。

躊躇う

・逡巡(しゅんじゅん)
・優柔(ゆうじゅう)
・辟易(へきえき)
・因循(いんじゅん)
・遅疑(ちぎ)

また、「躊躇う」の対義語には以下が挙げられます。

・決断
・即断(そくだん)
・敢行(かんこう)
・決行
・英断(えいだん)

それぞれの意味を詳しく見ていきましょう。

「躊躇う」の類義語は「逡巡」など

「逡巡」の意味は尻込みすることで、ぐずぐずと深く考える様子を表します。例えば、「クライアントは新しい提案に逡巡を見せていたが、数日後にようやく折れた」というふうに使います。

躊躇う」が最終的な決断に迷う・直前になって行動できないという意味であるのに対し、「逡巡」は長い時間をかけて悩むという意味合いです。

優柔」は煮えきらずにハキハキしないこと、「辟易」は勢いに圧倒されてたじろいだり尻込みしたりすることです。「因循」には消極的でぐずぐずしているという意味が、「遅疑」には疑ってすぐには決行しないという意味があります。

「躊躇う」の対義語は「決断」など

「躊躇う」の類義語として使えるのは、主に決断力が強いことを表す言葉です。例えば、「決断」ははっきりと決めること、「即断」はよく考えずにその場で判断することを表します。

少しの障害はお構いなしに行動することを意味する「決行」や、断固として行うことを表す「敢行」は、思い切って行動する様子が共通しています。「英断」は優れた決断という意味のほか、思い切って決めるという意味をもつ言葉です。

「躊躇う」の読み方と意味を覚えておこう

躊躇う」の正しい読み方はためらうです。「躊躇する」と同じ意味をもち、なかなか決断できずに行動できないことを表します。「〇〇することを躊躇う」や「〇〇するのが躊躇われる」のような形で使うのが一般的です。

躊躇う

「逡巡」や「優柔」は「躊躇う」の類義語で、「躊躇う」を違う言葉で表したいときに使えます。併せて、「躊躇う」の反対の意味をもつ対義語も覚えておくといいでしょう。「躊躇う」の読み方や使い方を理解し、ぜひ使ってみてください。

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