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2023.05.24

「一助となる」とは? ビジネスでの使い方や注意点・類語・英語表現を解説

 

類語や言い換え表現とは?

ビジネスシーンなどで、「誰かの力になりたい」という気持ちを伝える場面は多々ありますよね。そんな時に、「一助となる」と似た意味を持つ言葉を覚えておくことで、その場に適した言葉を選ぶことができます。語彙力を上げて、デキるビジネスパーソンを目指しましょう。

「一助となる」の類語や言い換え表現
  1. 「尽力」
  2. 「力添え」
  3. 「力になる」

一助となる

「尽力」

「一助となる」の類語の一つとして、「尽力」が挙げられます。「尽力(じんりょく)」とは、

ある目的の実現のために、力を尽くすこと。(<小学館 デジタル大辞泉>より)

を意味する言葉です。「町の復興に尽力する」「友人のために尽力する」など、物事や相手のために骨を折り、精一杯尽くすことを表します。

例文:「チームメンバーとして同僚と共に尽力しながら、部署内を盛り上げていきます。」

「力添え」

力添え」は、<ちからぞえ>と読みます。「力添え」とは、

他人の仕事を助けること。力を貸すこと。助力。援助。(<小学館 デジタル大辞泉>より)

を指します。ビジネスシーンや選挙活動で、他人から助けを借りる丁寧な言い回しとして「お力添え」を使うことが多いですね。

例文:「ここは、地元の皆様の声援が頼りです。何卒お力添えをよろしくお願いいたします」「知り合いのB君は、先輩の力添えで大企業に就職した」

「力になる」

「一助となる」の、よりカジュアルな表現として「力になる」があります。「力になる」とは、

人のために骨を折る。助力する。頼りになる。(<小学館 デジタル大辞泉>より)

という意味です。「力になる」では、少し馴れ馴れしく感じる場合は「及ばずながら力になります」「お力になれれば幸いです」などと少し謙った表現を付け加えることで、より丁寧な印象を相手に与えることができます。

例文:「微力ではございますが、お力になりたく存じます」「企画チームに参加させていただき、ありがとうございます。皆様のお力になれれば幸いです」

英語表現とは?

誰かの力になる時などに使う「一助となる」。海外のビジネスパーソンとやり取りをするためにも、英語表現をぜひ覚えておきたいものですね。ビジネスメール等で使えるフレーズを紹介します。

一助となる

Please refer to this marketing data to support your understanding.

(理解の一助として、市場データをご参照ください)

一助となる」の英語表現には、「help」「support」などが挙げられます。「to support your understanding」で、「あなたの理解の一助として」という意味になります。

I am very happy if my work helps you.

(私の仕事があなたの一助になれば幸いです)

「一助になれば幸いです」と伝えたい時は、「I am happy if」と使って文章を組み立てるといいですよ。しかし、ビジネスメールなどの場合は、「I would appreciate it if」を使うと、より丁寧な言い回しになり、印象が良くなるでしょう。

I hope this will be of some help your research.

(これがあなたの研究の一助となれば幸いです)

some」には、「いくらかの。多少の」という意味があります。そのため「少しの助け」というニュアンスを伝えたい場合は、「some help」を使うといいでしょう。

最後に

今回は、「一助となる」の意味や、類語、英語表現などを解説しました。「一助となる」は、やや堅苦しい表現のため、普段はあまり使う機会は少ないかもしれません。しかし、「誰かの助けになりたい」という気持ちを伝えるための、丁寧な表現の一つとして覚えておくと便利な言葉です。大人のマナーとして、この機会に学んでみてはいかがでしょうか?

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