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2021.11.27

「一助となる」とは? ビジネスでの使い方や注意点・類語・英語表現を解説

「一助となる」と聞くと、なんとなく理解できるけれど、意外と詳しい意味は知らない方もいるのでは?今回は「一助となる」のビジネスでの使い方や注意点・類語・英語表現を解説していきます。

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「一助となる」の意味や注意点とは?

「一助となる」という言葉は、なんとなく意味は理解できるけれど、詳しいことは知らない方も多いかもしれません。まずは、基本的な言葉の意味を解説します。

一助となる

意味

一助となる」は、<いちじょとなる>と読みます。そもそも「一助」とは、

わずかばかりの助け。少しの足し。(<小学館 デジタル大辞泉>より)

という意味があります。何か困っていることがあったり、何かが足りないような状況において、多少の足しとなるもののことを言います。このことから「一助となる」とは、「相手への少しの助けとなること。力になること」といえるでしょう。

「一助となる」は、相手に対して謙った時に使われる謙譲語です。相手の力になってお礼を言われた後に「一助となれば幸いです」と伝えることで、相手に奥ゆかしい丁寧な人、という印象を与えます。ビジネスシーンでは、自己PRやメールなどでも使うことができるため、ぜひマスターしておきたいフレーズです。

ビジネス等で使う時の注意点

「一助となる」は、あくまで自分が相手への力になる時に使う言葉。相手から力添えをもらう場合には使うことができないため、注意が必要です。「一助」には、「ほんの少し」という意味があるため、相手からの助けが少ししか役に立たなかったというように捉えられてしまう可能性があります。

助けてくれた相手からすると、恩を仇で返されたような気持ちになってしまいます。感謝の気持ちを伝えたい場合は、「この度はお力添えをいただき、心より感謝しております」などと伝えるとスマートです。

【こちらの記事もチェック】【一助】は「少しの助け」という意味|正しい使い方と例文を解説

「一助となる」の正しい使い方とは?

ビジネスシーンなどで、「一助となる」を使えるシーンを3つ紹介します。

一助となる

1:自分の力を貸すとき

自分の力を相手に貸す時に「一助となる」が使えます。謙遜をしながら「協力したい」といった気持ちを伝えたい時に使うといいでしょう。丁寧な表現のため、上司や目上の人に対して使っても失礼になりません。例文をあげると、「私の開発した商品が企業の利益向上の一助となれば幸いです」。

2:意気込みややる気を伝えるとき

自分の意気込みや意欲を伝えたい時にも「一助となる」が使えます。例えば、新しい部署に配属された時の自己紹介の場面では「新人ではございますが、会社の一助となれるよう努めます」「商品開発の一助になりたい所存です」などというように伝えれば、やる気と共に誠実さを伝えることができます。

3:足しになることを伝えるとき

「一助」には、「少しの足し」という意味があります。例えば、稼いだお金を家計の足しに使ったり、募金活動の足しにするときなどに使える表現です。例文をあげると、「被災地支援への一助となるべく、募金活動をスタートさせた」。

類語や言い換え表現とは?

ビジネスシーンなどで、「誰かの力になりたい」という気持ちを伝える場面は多々ありますよね。そんな時に、「一助となる」と似た意味を持つ言葉を覚えておくことで、その場に適した言葉を選ぶことができます。語彙力を上げて、デキるビジネスパーソンを目指しましょう。

一助となる

1:「尽力」

「一助となる」の類語の一つとして、「尽力」が挙げられます。「尽力(じんりょく)」とは、

ある目的の実現のために、力を尽くすこと。(<小学館 デジタル大辞泉>より)

を意味する言葉です。「町の復興に尽力する」「友人のために尽力する」など、物事や相手のために骨を折り、精一杯尽くすことを表します。

例文:「チームメンバーとして同僚と共に尽力しながら、部署内を盛り上げていきます。」

2:「力添え」

力添え」は、<ちからぞえ>と読みます。「力添え」とは、

他人の仕事を助けること。力を貸すこと。助力。援助。(<小学館 デジタル大辞泉>より)

を指します。ビジネスシーンや選挙活動で、他人から助けを借りる丁寧な言い回しとして「お力添え」を使うことが多いですね。

例文:「ここは、地元の皆様の声援が頼りです。何卒お力添えをよろしくお願いいたします」「知り合いのB君は、先輩の力添えで大企業に就職した」

3:「力になる」

「一助となる」の、よりカジュアルな表現として「力になる」があります。「力になる」とは、

人のために骨を折る。助力する。頼りになる。(<小学館 デジタル大辞泉>より)

という意味です。「力になる」では、少し馴れ馴れしく感じる場合は「及ばずながら力になります」「お力になれれば幸いです」などと少し謙った表現を付け加えることで、より丁寧な印象を相手に与えることができます。

例文:「微力ではございますが、お力になりたく存じます」「企画チームに参加させていただき、ありがとうございます。皆様のお力になれれば幸いです」

英語表現とは?

誰かの力になる時などに使う「一助となる」。海外のビジネスパーソンとやり取りをするためにも、英語表現をぜひ覚えておきたいものですね。ビジネスメール等で使えるフレーズを紹介します。

一助となる

1:Please refer to this marketing data to support your understanding.

(理解の一助として、市場データをご参照ください)

一助となる」の英語表現には、「help」「support」などが挙げられます。「to support your understanding」で、「あなたの理解の一助として」という意味になります。

2:I am very happy if my work helps you.

(私の仕事があなたの一助になれば幸いです)

「一助になれば幸いです」と伝えたい時は、「I am happy if」と使って文章を組み立てるといいですよ。しかし、ビジネスメールなどの場合は、「I would appreciate it if」を使うと、より丁寧な言い回しになり、印象が良くなるでしょう。

3:I hope this will be of some help your research.

(これがあなたの研究の一助となれば幸いです)

some」には、「いくらかの。多少の」という意味があります。そのため「少しの助け」というニュアンスを伝えたい場合は、「some help」を使うといいでしょう。

最後に

今回は、「一助となる」の意味や、類語、英語表現などを解説しました。「一助となる」は、やや堅苦しい表現のため、普段はあまり使う機会は少ないかもしれません。しかし、「誰かの助けになりたい」という気持ちを伝えるための、丁寧な表現の一つとして覚えておくと便利な言葉です。大人のマナーとして、この機会に学んでみてはいかがでしょうか?

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