赤ワインの糖質量はどれくらい?
赤ワインの糖質量は100gでおよそ1.5gだと言われています。
糖質に関しては赤ワインと白ワインで違いが出るそうで、白ワインの場合は100gでおよそ2.0gだと言われているのだとか。
できるだけ糖質の低いワインを飲みたいという場合は、赤ワインの方がおすすめされていますが、その中でもさらに「辛口」なものを選ぶのが推奨されているようです。
ちなみにその他アルコール類の糖質量は以下。
ビール…3.1g
発泡酒…3.6g
缶チューハイ…2.9g
蒸留酒…4.9g
純米酒…3.6g
本醸造酒…4.5g
吟醸酒…3.6g
純米吟醸酒…4.1g
ウイスキー…0g
ブランデー…0g
ウォッカ…微量
ウイスキーやブランデー、ウォッカには及びませんが、赤ワインは他のアルコールの中では比較的糖質が低いことがわかります。
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赤ワインの1日の摂取目安は?
厚生労働省によると、アルコールの1日あたりの摂取目安量はおよそ20gとされています。
グラス2杯弱が目安量
20gのアルコール量を赤ワインに換算すると、およそ200ml。つまりグラス2杯弱程度が、1日の摂取目安量だということになりそうです。
ダイエット中のお酒は赤ワインがいい?
赤ワインがおすすめの理由と飲み方のポイントを紹介します。
赤ワインは比較的太りにくいお酒と言われている
赤ワインは、カロリー糖質ともにその他アルコール類と比べ低い傾向にあります。
さらには赤ワインに含まれる「ポリフェノール」は、ダイエット効果が期待できるとも言われているそう。例えば食欲の抑制効果や脂肪燃焼効果、脂肪分解効果が期待されているのだとか。
活性酸素を除去し美肌効果も期待できると言われているので、ダイエット中の人だけでなく、アンチエイジング等の美容に気をつかっている人にもおすすめのお酒だと言えそうです。
飲み過ぎは当然NG
ワインもエンプティカロリー(空のカロリー)のひとつです。
エンプティカロリーとは、カロリーがないという意味ではなく、「カロリーが高いのに、ほとんど栄養素がない」という意味で使われます。
ワインは他のアルコール類よりも比較的糖質が低いとはいえ、体に必要な栄養素をほとんど含まないエンプティカロリーのひとつです。また、アルコールは分解される際、中性脂肪の合成が高まる可能性があるもの。
そのため、飲み過ぎは当然「太る」と考えて良さそうです。
一緒に食べるおつまみが体重増加の原因に
お酒を飲むことで「太る」というのは、多くの場合お酒そのものではなく、お酒と一緒に食べるおつまみが原因であると言われます。
例えばお店で出される唐揚げやフライドポテトなどの脂質たっぷりなメニュー。味も濃いめなのでさらにお酒が進みます。
体はアルコールのエネルギーを優先して消費するため、おつまみで食べたカロリーや体内の脂肪分が消費されづらくなり、普段よりも体内に残りやすいのだそう。
赤ワインはダイエット向きと言われることが多いですが、飲み方や一緒に食べるおつまみの工夫は必要です。
晩酌するなら20時までと決めて
管理栄養士・健康運動指導士の小島美和子さんによれば、もし晩酌で赤ワインを飲むのなら、20時までと決めて飲むと良いと言います。
「20時以降は糖質が含まれない焼酎やウイスキーなどを選ぶと、翌朝もむくまずすっきり。もちろん飲みすぎはNG」(小島さん)
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