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2021.12.22

「正月飾り」を飾り始めてはいけない日、知ってる!?【年末年始にやってはいけない20のこと】

年末になると「そろそろお正月の準備を」とお飾りを出す家庭が多いと思いますが、いつ飾りはじめてもいい訳ではないようです!

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「正月飾り」を出すのにもタイミングがある!

「『正月飾り』は、家に歳神様をお招きするために飾るものです。これは『正月事始め』といわれる12月13日以降から始めると言われています。現代ではクリスマスの過ぎた12月26日から飾り始める企業や家庭が多いようです」(西出さん)

12月29日と31日は避けて飾るのが好ましい

「古くから言われている縁起を気にする場合には、一般的に29日と31日は避けると良いでしょう。その理由は諸説ありますが、29日は、9という数字が日本では『苦』を連想させるため。31日は、年末の一夜飾りとなり、お正月の飾り物を大晦日のみに設置するという意味になるからです。年明けに飾り続けたとしても、その役目は大晦日のみになってしまうので避けましょう、ということです。ほかにも、不祝儀を連想させる(葬儀のときは一夜飾りなので、それを連想させる)、歳神様をお迎えするものを慌ただしく、その前日に行うことが誠意に欠ける、という見方もあります」(西出さん)

28日に行えば8の末広がりでおめでたい!

「さらにこだわる人であれば、30日も避けた方が良いと言われています。理由は、旧暦では31日がなく、30日が大晦日となるからです。総括すると、正月飾りは28日に飾り始めるのがスムーズですね。さらに、8の末広がりという考えにもつながります」(西出さん)

慣習を知識として教養にしつつ、自分で選択すれば良い

「とは言え、人それぞれ、諸事情あると思います。どうしてもその日にしかできないこともあるでしょう。そういうときには、このような情報を知った上で『歳神様、申し訳ありません。ご容赦願います』といった気持ちを伝えながら飾れば問題ないと思っています。例えば、9という数字は、日本では『苦』を連想させると言われていますが、中国では良い数字とされています。9月9日の重陽の節句が節句の中でも最も盛大に行われていたという理由は、奇数の中で一番の『9』が重なっている日だからです。

このように、様々な考えがありますから、日本のしきたり、慣習の意味などを理解した上で、自分がストレスなくそれをどのように捉え行うかは、人それぞれ自由。今は、『選択の時代』。エレガンスの語源は『選択』ですから、さまざまな情報を知った上で、それに流されることなく、自分の考えで選んで行ける人がエレガンスな人です。古くからのしきたり、慣習を知識として教養にすることは先人への敬いの気持ちも込めて良いことと思いますが、それを強要することは時代にマッチすると言い難く、逆に強要しないことがマナーだと考えています」(西出さん)

ゆったりとした気持ちで新年を迎えるためにも、お正月の準備は余裕を持って行うのがベスト。ただし、ギリギリになってしまったとしても、それをネガティブに捉えるよりもポジティブに捉えたほうが、良い年を迎えられそうですね!

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マナーコンサルタント

西出ひろ子

参議院議員秘書を経て政治経済ジャーナリストの秘書を経験。その後 マナー講師として独立渡英し海外で起業した経験もあるため、グローバルな視点からマナーをわかりやすく解説している。その実績や成果は、テレビや雑誌などでもマナー界のカリスマとして多数紹介されれおり、「マナーの賢人」として「ソロモン流」(テレビ東京)や「スーパーJチャンネル」(テレビ朝日)などのドキュメンタリー番組でも紹介された。基本のマナーとそこに気くばりを加えたワンランク上のマナーを紹介した新刊、『さりげないのに品がある気くばり美人のきほん』が好評発売中!
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イラスト/村澤綾香 構成/木戸恵子

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