Domani

働く40代は、明日も楽しい!

 

LIFESTYLE 四字熟語

2023.08.15

喜怒哀楽とは人間の持っているさまざまな感情のこと|使い方や類義語をご紹介

 

悲喜交々(ひきこもごも)

「悲喜交々」とはうれしいことと悲しいことを代わる代わる味わうことです。読み方は「ひきこもごも」です。「悲喜こもごも」と後ろの漢字2文字をひらがなで表記することもあります。「喜怒哀楽」と違って、二つの感情が交互に来ることを表している点に違いがあります。

【例文】
人生は【悲喜交々】で、楽しいこともつらいこともあるけれど、全部受け入れていくしかありません。
昨夜観た1950年代のフランス映画の名作は【悲喜交々】が描かれていたので、泣いたり笑ったりして忙しかったです。

感情

「感情」とは起こった物事に対して感じる気持ちのことです。外界からの刺激に対する感覚や観念によって引き起こされる主観的なもので、快・不快、好き・嫌い、恐怖・怒りなど、さまざまな心の動きが含まれます。

「喜怒哀楽」が悪い意味で使われることが多いのに対して、「感情」はフラットな言葉といえるでしょう。使い方次第で、さまざまな表現が可能な言葉です。

【例文】
すぐに【感情】が顔に出るようでは一流のスポーツ選手にはなれません。
経営者は一時の【感情】に流されることなく、冷静な判断を下すことが求められます。
彼女は「【感情】的な人が苦手」といって、僕の友人のことを暗に批判しました。

「情」とは物に感じて動く人の心の働きのことです。思いやり、情け、恋愛感情などの意味があります。「感情」が快・不快などを含む言葉であるのに対して、「情」は心の動きに限定されるという点で違いがあるといえるでしょう。

【例文】
うちの社長は【情】にもろい人なので、すべての社員から慕われている。
・彼女が会社の後輩と結婚したのは、あまりにも熱心にアプローチされたため、つい【情】にほだされてしまったかららしい。

「喜怒哀楽」の意味を知って正しく使おう

「喜怒哀楽」とは喜びや怒り、悲しみ、楽しみなどの人間のさまざまな感情を表す言葉です。「喜怒哀楽が激しい」「喜怒哀楽がはっきりしている」「喜怒哀楽が乏しい」などの使い方をされることが多く、批判的なニュアンスを含むケースが少なくありません。

喜怒哀楽」が過剰でも不足していても、良くない意味として使われることがあります。ビジネスシーンで使う場合には、一定の配慮をすることが必要でしょう。喜怒哀楽の意味を知って、適切な場面で使ってください。

喜怒哀楽

写真・イラスト/(C) shutterstock.com

1 2

▼あわせて読みたい

Domaniオンラインサロンへのご入会はこちら


Read Moreおすすめの関連記事







スマートフォンプレビュー

【登録無料】
Domaniメルマガ会員募集中

管理職世代の通勤コーデ、明日は何を着る?子供の受験や習い事、
どうする?人気モデル、ハイセンスなDomani読者モデル、教育のプロたちから
発信されるタイムリーなテーマをピックアップしてお届けします。
プレゼント企画やイベント参加のスペシャルなお知らせも!