【目次】
・生姜シロップにはどんな効果が期待できる?
・生姜シロップの作り方レシピ
・生姜シロップのおすすめの使い方
生姜シロップにはどんな効果が期待できる?
代謝をアップさせる
生姜シロップを飲むことで、代謝アップが期待できると言われています。そのためダイエットにも効果的だとされています。
生姜そのものに痩せる成分が入っているわけではありませんが、生姜シロップをお湯などに溶かして飲むことで体が温まり血流が改善、結果的に代謝が上がってエネルギーの消費量が増え、ダイエット効果が期待できるのだそうです。
体を温め邪気を払う
生姜には「解表」という効能があると言われています。
風の邪気が体に入ってこようとしているとき、生姜は体を温め、体表に汗を散じることで邪気の侵入を防いでくれるのだそう。
他にも、胃の冷えによって起こる食欲不振や下痢などにも生姜はおすすめされています。
喉の不調にも効果的
生姜には咳を止め、喉の痛みや痰を抑えてくれる作用もあるそう。蜂蜜を加えた生姜シロップは、喉をうるおしてくれる効果も期待できます。
ウイルス対策として、喉の粘膜を整えておくことは非常に大切なことです。
生姜シロップの作り方レシピ
超簡単!生姜シロップの基本的な作り方
一般的な生姜シロップの作り方は以下。
【材料】
・生姜
・砂糖
【作り方】
1. 生姜の皮をむいたら、厚さ1mmほどの薄切りにカットする。
2. 鍋に1、生姜と同量の砂糖を入れたらよく混ぜる。
3. 2を30分ほど置く。
4. 水分が出てきたらアクを取り、さらに30分ほど煮る。
5. 粗熱を取り、煮沸消毒した瓶などに入れて保存する。
砂糖の代わりに蜂蜜を使用してもGOOD
お砂糖の代わりに蜂蜜、または黒蜜などを使用するのもおすすめされています。これらを使うことで甘みをアップさせることが可能だそう。
ただし、蜂蜜はお砂糖で作る生姜シロップよりも痛むスピードが早まるため、長くても3日以内で飲みきれる分量を作るのが推奨されています。
レモンを加えるのもおすすめ
(C)Shutterstock.com
もっともシンプルな生姜シロップのレシピとして、生姜とお砂糖のみを使った作り方を紹介しましたが、レモンをプラスするのも美味しく、健康にいいと人気があるようです。
実はレモンには、骨を丈夫にしたり血圧を下げたり、疲労の回復を助けたりする効果が期待されています。
レモンを加える場合は、粗熱を取る前に全体になじむように混ぜ合わせるのがポイントです。
漬けるだけ!生姜シロップの応用レシピ
基本的な作り方の生姜シロップに飽きたら、ぜひ応用レシピにもチャレンジしてみましょう。生姜やレモンだけでなく、キウイやミントなども使用します。
【材料】
・レモン…8個(約500g)
・キウイ…4個(約400g)
・生姜…50g
・ミント…15g
・ローズマリー…3~4枝
・砂糖…材料と同量
【作り方】
1. 材料をしっかり洗い、ザルにあげ水気を切っておく。レモンは皮をむいたら白い部分を丁寧に取り除き、1cmほどの輪切りにする。キウイは皮ごと1cmほどの輪切り、生姜は皮ごと5mmのスライスにする。食材の重さを量ったら、それと同量の砂糖を用意する。
2. 煮沸消毒した保存容器に、底が隠れる程度砂糖を敷き詰め、上から材料を入れる。さらに砂糖をかぶせ材料を入れ、これを繰り返し最後は砂糖で蓋をする。容器は穴を開けたラップなどで蓋をし、直射日光の当たらない20度くらいの場所に一晩置いておく。材料から水分が出てきたら、清潔な手で底からすくうイメージで全体をかき混ぜる。
その後、毎日1〜2回程度かき混ぜる。3日ほどで砂糖が溶け、1週間~10日ほどで材料が浮いてくる。混ぜたとき全体に細かい泡が見えるようになったら完成の目安。
保存用器の中身をザルでこし、シロップのみを煮沸消毒した瓶に移して冷蔵保存。これで完成!
生姜シロップのおすすめの使い方
飲み物で割って飲む
生姜シロップは、飲み物で割って飲むのがおすすめです。
例えば…
・水
・炭酸水
・紅茶
・豆乳
など。
水や炭酸水で割るときは、約5倍の量で割るのがGOOD。水は常温〜47度くらいのものがおすすめです。
料理に加えて使う
作った生姜シロップは、料理に加えて使うのも推奨されています。
例えば…
・豚の生姜焼き
・生姜のスープ
・お味噌汁
など。
調味料のひとつとして使用することで、さまざまな相乗効果も期待できるそうです。