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【目次】
鉄フライパンの魅力
鉄フライパンには、ほかの素材でできたフライパンにはない魅力があります。どんな魅力があるのか見ていきましょう。
長年の相棒になる「育てるフライパン」
鉄フライパンは使い方や管理が難しいことから、プロ向けの調理器具というイメージを持っている人が多いかもしれません。確かに、間違った方法で使うと傷んだりサビが発生します。しかし、正しく手入れをすれば焦げ付やサビが発生しづらくなり、丁寧に扱うことで長年の相棒となってくれる優れものです。使用するたびに使いやすくなっていくので、「育てるフライパン」とも言うことができます。
また、テフロン加工されたフライパンのように、コーティングが剥がれることを気にせずに使えるところも魅力。じっくりと育てた鉄フライパンで作る料理は、おいしさもひとしおでしょう。
鉄フライパンのメリット
鉄フライパンには、使用後の手入れの手間さえも気にならなくなるほどのメリットがあります。知ればきっと使いたくなる、鉄フライパンのメリットを紹介します。
料理がプロ並みの仕上がりに
料理の仕上がりは、調理する人の技術だけでなく調理器具の使い勝手も関係します。大事に育てた鉄フライパンを使えば、プロの料理人顔負けのおいしい料理が作れるようになるでしょう。鉄フライパンは高温に強く熱伝導率もよいので、食材の旨味を逃さず素早い調理を可能にしてくれるのです。
たとえば、野菜炒めを作るときに熱伝導率が悪いフライパンを使うと、火が通る前に野菜の水分が出てきて水っぽくなってしまいます。しかし、鉄フライパンならシャキッとした食感を残した仕上がりに。また、蓄熱性も高いので弱火でじっくり加熱しても焼きムラができにくく、均一に火を通せるところもポイントです。
丁寧な手入れでずっと使える
鉄フライパンは耐久性に優れているので、丁寧に手入れをしながら使えば長期にわたって愛用できるところもメリットです。ステンレスなど金属にコーティング加工を施したフライパンは、コーティングが剥がれてしまうと使いものになりません。早ければ2~3年程度で寿命が来てしまうことがほとんどでしょう。
しかし、鉄フライパンは十数年以上使い続けることができ、多少の焦げ付きができてしまってもタワシなどでゴシゴシと落とせます。また、鉄フライパンを洗う際は、洗剤を使わず水洗いすることがポイントです。洗剤を使ってしまうと、せっかくなじんだ油が剥がれ落ちて焦げ付きやサビが発生しやすくなります。落ちにくい汚れは、お湯でふやかしてから落とすとよいでしょう。
鉄フライパンの選び方
鉄フライパンはさまざまなメーカーから展開されており、大きさやデザインなどが微妙に違うことが多いため、どんなものを選んだらいいか迷うことも少なくありません。上手な選び方のポイントを紹介します。
家族の人数に合った「サイズ」
鉄フライパンのサイズは、基本的に同時に食事をする人数に合わせて選びましょう。
たとえば、家族4人で食卓を囲む機会が多いなら、メインの料理を一度に4人分作れる26~28cmのフライパンがおすすめです。
子どものお弁当のおかずを少量だけ作りたいときは、15~20cmのフライパンを。小型サイズは副菜を作るときにも活躍するので、大型サイズと一緒に用意しておくと便利です。
また、深さがあるタイプは、炒めて煮込む料理や揚げものに向いています。深さがあるほど容量も増えるので、大人数人分の料理をするときにもぴったりです。
「重さ」と「厚み」をチェック
鉄フライパンは、ほかの素材のフライパンに比べると重い傾向にあり、大きいサイズだと2kgを超えることもあります。一度にたくさんの料理を作れて便利かもしれませんが、力が弱い女性が調理する場合、持ち上げるだけでも一苦労です。そのため、鉄フライパンは無理なく扱える重さのものを選びましょう。
大きくて重いものは餃子・ハンバーグのようなフライパンを振る必要のない料理に、炒めものには1kg以下の軽いものを使うなど、用途別に使い分けるのもひとつの方法です。
また、鉄フライパンは、厚みがある方がムラなく加熱できます。2mm程度の厚みがあれば食材を素早く均一に加熱できるため、あわせて確認しましょう。
「ガス火専用」か「IH対応」か確認
自宅の熱源の種類によっても、鉄フライパンの選び方を変える必要があります。ガス火専用のものはガスコンロでしか使用できないため、IHコンロの場合はIH対応のものを選ばなければなりません。
またIHコンロの場合、鉄フライパンのサイズが大きすぎるとコイルからはみ出してしまい、焼きムラにつながる可能性があります。そのため、IHコンロに収まるサイズのものを選ぶのがポイントです。
さらに、IHコンロの場合は空焼きを行うのが難しいので、空焼きや油ならしが不要なタイプの鉄フライパンを選ぶと便利でしょう。IHとガス火が兼用で使えるタイプであれば熱源を選ばずに使えるので、引っ越しの機会が多い家庭などにおすすめです。
「和平フレイズ」のおすすめ鉄フライパン
和平フレイズは、1951年に創業した日本の企業です。フライパンやキッチンツールをはじめとした、質の高いキッチンウェアを展開しています。鉄フライパンもサイズや形状のバリエーションが豊富です。和平フレイズの調理器具の中でも人気が高いシリーズの中から、おすすめの鉄フライパンを紹介します。
和平フレイズ「ラバーゼ 鉄フライパン」
耐久性に優れてサビにくいブルーテンパー材を使用したフライパンです。鉄をのばして焼き付け加工し、酸化皮膜を作ることで、油がなじみやすくなっています。ガスコンロ・IHコンロ・オーブンなど、さまざまな熱源に対応しているところも便利。焼いたり炒めたりするだけでなく、肉の表面をこんがりと焼いてから、オーブンでじっくりと火を通すといった調理法にも適しています。柄の長さは一般的なフライパンよりもあえて短く設計されており、収納のしやすさやオーブンを使った調理のしやすさなどにも配慮されています。
商品名:和平フレイズ 「ラバーゼ 鉄フライパン」
和平フレイズ「匠弥 鉄 木柄フライパン」
「匠弥」は、古くから金属加工の町として知られる新潟県燕三条地区の職人が、伝統的な技術を駆使して製造しています。高火力で勢いよく炒めることができ、ハードな使用にも耐えてくれる鉄フライパンです。また、調理中に食材がこぼれにくいように、やや深めに設計してあるところもポイント。サイズは、24cmと26cmの2サイズ展開。色違いで黒(本体)×茶色木(柄)もあり、こちらは16cmと18cm。使用シーンに応じて、選びやすいサイズが揃います。
商品名:和平フレイズ「匠弥 鉄 木柄フライパン」
「リバーライト」のおすすめ鉄フライパン
リバーライトは高温かつ短時間での調理を叶えてくれる、鉄フライパンの製造にこだわりを持つメーカーです。利便性だけを追求するのではなく、正しい調理や人の健康のあり方を考えた製品作りをしています。国内外で人気が高い、リバーライトの鉄フライパンをチェックしましょう。
リバーライト「極JAPAN フライパン」
蓄熱性が高く熱回りがいい、という鉄フライパンの強みはそのままに、サビにくく扱いやすさも備えた鉄フライパンです。鉄の表面に特殊熱処理を施すことで、従来の鉄フライパンよりもサビにくくなっています。木製の柄の部分は付け外しが可能なので、収納時に柄を外せばスペースを取らず邪魔になりません。万が一破損しても、交換用部品が販売されているので長く使えるでしょう。
商品名:リバーライト「極JAPAN フライパン」
リバーライト「極PRO フライパン」
蓄熱性に優れた、厚み3.2mmの鉄フライパンです。食材の芯までしっかりと熱を伝え、短時間で調理ができます。野菜炒めを水っぽくさせず、シャキッと仕上げたい人におすすめ。オムレツやパンケーキなどの料理なら、おいしそうな焼き目を付けながら中身はふんわりと仕上げます。フチは丸みのある形状なので食材をたくさん入れることができ、へらでひっくり返しやすいところも魅力。無駄がないシンプルなデザインで、長く使用しても飽きが来ません。
商品名:リバーライト「極PRO フライパン」
「turk」のおすすめ鉄フライパン
turk(ターク)はドイツのメーカーで、鉄を叩いて成型する鍛造の技術を活かした、ハンドメイドの鉄フライパンを中心に製造しています。近年は、機械生産によるプレスパンも製造しており、好みや用途に応じたさまざまな商品をラインナップ。turkの鉄フライパンの中から、おすすめの商品を見ていきましょう。
turk「クラシックフライパン」
150年以上変わらない製法で、鍛冶職人がひとつずつ鉄板を叩いて仕上げたフライパンです。親から子へ受け継いで使っていけるほど、丈夫に作られています。フライパンと柄の間に継ぎ目がないことが特徴で、使用中に柄がガタついたり外れる心配がありません。柄の先端はフック状になっており、つるして収納できるところもポイント。古くから愛され続けているデザインで、どんなキッチンにもなじみます。レトロなアイテムや素朴なデザインが好きな人なら、きっと満足できるでしょう。
商品名:turk「クラシックフライパン」
turk「プレスパン 浅型」
機械でプレスして仕上げた浅型のフライパンです。クラシックフライパンとは違い柄の部分は溶接して製造されていますが、同等の機能性があるためコスパを重視したい人におすすめです。また、クラシックフライパンと区別するために、網目状の模様が付いています。網目に油がよくなじみ、食材のこびり付き対策にも。「鉄フライパンを使うと、どうしても食材を焦がしてしまう」という人でも使いやすいでしょう。
商品名:turk「プレスパン 浅型」
「柄が木製」の鉄フライパン
柄の部分に木材が使われた鉄フライパンは、ナチュラルな雰囲気が魅力です。自然の素材ならではの、ぬくもりのある質感を味わえるでしょう。また、調理中に熱くなりにくく、布巾やミトンを使わずに済むところも特長です。木製の柄が付いているタイプの中から、おすすめの商品を紹介します。
双葉工業「鉄フライパン」
柄に温かみのある天然木を使用した鉄フライパンです。フライパンの表面には無数の凹凸が特殊加工されており、くぼみの部分に油がたまることで食材が焦げ付きにくくなっています。少量の油でも食材がこびり付きにくく、ヘルシーに仕上げたい人にもおすすめです。焦げ付きによるしつこい汚れが減り、手入れも楽に。ガスコンロやIHコンロなどさまざまな熱源に対応しており、調理環境が変わっても使い続けられます。
商品名:双葉工業「鉄フライパン」
LAUGH WRINKLES「リングフック付き 育てる鉄フライパン 白木」
柄に白木を使用した、ナチュラルな雰囲気の鉄フライパンです。底面の厚みはそのままで側面を薄くするへら絞り加工を施し、鉄フライパンのデメリットである重さを軽減。通常の鉄フライパンであれば、最初に空焼きと油ならし作業が必要ですが、こちらの鉄フライパンはプロの職人が作業を済ませた状態で自宅に届くので、すぐに使い始められます。
商品名:LAUGH WRINKLES「リングフック付き 育てる鉄フライパン 白木」
プリンス工業「新潟の鉄のフライパン OXYNIT」
軽さと丈夫さを併せ持つ、天然竹の集成材を柄に使用しています。腐食に強いので長く使用でき、使うほどに手になじんで味わい深さが増していく素材です。本体と柄の部分は強固なリベットで取り付けられており、緩みやガタつきが起きにくくなっています。酸窒化加工を施しフライパンの表面を酸化皮膜で覆うことで、耐摩耗性や耐腐食性が高いのも魅力。持ちやすく丈夫で、手入れもしやすい鉄フライパンを探している人におすすめの商品です。
商品名:プリンス工業「新潟の鉄のフライパン OXYNIT」
山田工業所「鉄打ち出しフライパン 九十九」
日本人にとってなじみ深い桜の木を柄に使用した鉄フライパンです。無塗装の無垢材を使用しており、しっとりとした質感で天然木ならではの高級感があります。握りやすさにこだわった形に削り出しているところもこだわりのひとつ。本体は、鉄の板を機械ハンマーで打ちながら成型する、打ち出しの製法で作られています。何度も叩くことで強度が増し、表面にできた凹凸により油がなじみやすくなっていることも特徴です。薄くても十分な耐久性が備わっており、軽量で扱いやすいところも魅力。26cmサイズの重量は約1kgなので、長時間の調理でも手首に負担をかけません。
商品名:山田工業所「鉄打ち出しフライパン 九十九」
Staub「ウッドハンドルフライパン」
米油と蜜ろうで仕上げたブナ材を柄に使用した、鉄フライパンです。調理中に熱くならないだけでなく、デザイン性が高くおしゃれな雰囲気を楽しめます。表面は黒マット加工により細かい凹凸が施され、油なじみがよく香ばしい焼き上がりに。凹凸部分に食材の旨味が凝縮されたエキスがたまり、風味を豊かにしてくれます。26cmサイズで約2kgの重さがあるので、フライパンを振らずに作れる料理におすすめです。しっかりとした厚みがあり、食材を芯までムラなく加熱できます。
商品名:Staub「ウッドハンドルフライパン」
「柄が取り外せる」鉄フライパン
柄の部分が取り外せるタイプの鉄フライパンであれば、汚れがたまりがちな継ぎ目の部分を衛生的に保てます。収納スペースが限られていても、コンパクトに収納できるところも魅力です。そのほか、「家庭用オーブンでの調理がしやすい」「器として食卓に提供しやすい」といった多くのメリットも。柄の部分が取り外せる鉄フライパンを見ていきましょう。
ここ「極SONS COCOpan ベーシック」
日本国内でひとつずつ丁寧に手作りされた鉄フライパンです。特殊熱処理で表面を窒化し、耐久性を高めています。サビや焦げ付きに強く、鉄フライパンの初心者で使いやすいものを求めている人におすすめです。クック&サーブをコンセプトに作られており、調理後は柄を外して食卓にそのまま出すことが可能。熱々の料理を楽しむことができ、洗い物を増やさずに済むのもメリット。柄は付属していないので、「極SONS COCOpan」シリーズで使える別売りの「持ち手L型」を同時に購入しましょう。
商品名:ここ「極SONS COCOpan ベーシック」
藤田金属「FRYING PAN JIU」
360度どこからでもスムーズに着脱ができる、スライド式の柄を採用した鉄フライパンです。柄の素材はビーチとウォルナットの2種類で、どちらも無垢材を使用。使うごとに味のある風合いが出てきます。また、従来のフライパンよりもフチの部分が大きく、平たいお皿のようなデザインになっているのも特徴です。重ねられるので収納時にかさばらず、調理後は器としてそのまま食卓に出せます。
商品名:藤田金属「FRYING PAN JIU」
SOTO「GORA 鉄フライパン」
キャンプで使うバーナーや調理器具などを製造している、アウトドアブランド「SOTO」の鉄フライパンです。たき火の高温にも耐えられる堅牢性を備え、普段使いだけでなくキャンプでも使いやすくなっています。また、IHコンロにも対応し、ほぼ全ての熱源で使えるところも魅力。柄は付属していないので、フライパンとして使う場合は別売りの「GORAリフター」が必要です。リフターはふたのつまみや、スタンドとしても使えます。
商品名:SOTO「GORA フライパン」
「ふた付き」のおすすめ鉄フライパン
ふたが付いていれば、フライパンの中を高温にしたり、食材を蒸したいときに便利です。あらかじめふたがセットになった商品なら、後から買い足す必要がありません。料理の幅を広げてくれる、ふた付きの鉄フライパンを紹介します。
岩鋳「フライパン24蓋付」
南部鉄器の老舗として有名な「岩鋳」が製造している、ふた付きの鉄フライパンです。本体もふたも、鋳物の美しさを生かした重厚感のあるデザインで、ふたの重みが食材の旨味を閉じ込めてくれます。また、本体の両側に注ぎ口が付いた仕様で、汁気がある料理でもこぼさずに皿へ移しやすくなっています。頑丈な作りなので、壊れにくいのも特長。本格的なキッチンウェアをそろえたい人にぴったりな商品です。
商品名:岩鋳「フライパン24蓋付」
佐藤商事「柳宗理 鉄フライパン マグマプレート」
中身が見える透明なふたが付属した鉄フライパンです。食材の状態が分かるので、調理がしやすくなります。本体に使用されている素材は、メーカーオリジナルのマグマプレート。内側と外側に細かい凹凸が設けられており、加熱する表面積を広くすることで従来の鉄フライパンよりも熱伝導率をアップしています。食材の中心まで一気に加熱でき、旨味を逃しません。凹凸に油がたまるので油なじみがよく、使い続けるほどに焦げ付きにくいフライパンに育ちます。
商品名:佐藤商事「柳宗理 鉄フライパン マグマプレート」
「油引き不要」のおすすめ鉄フライパン
鉄フライパンを使ってみたくても、手入れの手間を考えると手を出せないという人もいるでしょう。鉄フライパンの中には、メリットはそのままで手入れが簡単にできるように工夫された商品もあります。油引き不要の鉄フライパンを見ていきましょう。
岩鉄鉄器「ダクタイルパン26」
「岩鉄鉄器」が独自に開発したダクタイル薄肉化技術により、従来の鉄フライパンよりも高い強度を誇ります。また、表面改質処理が行われているのもポイントです。一般的な鉄フライパンは、洗浄した後に油を塗って保管しなければなりませんが、「ダクタイルパン26」は洗浄後に乾かすだけで手入れが完了。鉄フライパンの欠点である、サビやすさを克服した商品なのです。コーティングされているわけではないため、焦げ付いてもタワシでゴシゴシと洗えるところが魅力。サビが発生してフライパンがダメになる失敗がなくなるので、長く使えるでしょう。
商品名:岩鉄鉄器「ダクタイルパン26」
ビタクラフト「スーパー鉄 フライパン」
メーカー独自の窒化4層加工を施した、サビにくい鉄フライパンです。船舶や航空機にも使われている技術を使い、素材の内部に窒素を浸透させて表面強度をアップすることで、サビにくくしています。窒化加工された表面は油の吸収率がよく食材がこびり付きにくいので、従来の鉄フライパンよりも使いやすいのが特長です。柄は丈夫なステンレス製。中を空洞にすることにより調理中でも熱くならないよう工夫されています。接合部も窒化加工されており、全体的にサビにくく劣化の心配がありません。
商品名:ビタクラフト「スーパー鉄 フライパン」
京都活具「鉄フライパン」
サビへの強度を上げるために、直火を使って職人が1枚ずつ丁寧に高度熱処理を施した鉄フライパンです。鉄の表面にできた酸化皮膜に油をならす作業が済んだ状態で出荷されるので、使用前に油ならしをする必要がありません。側面部分には、熱の伝わりやすさと強度を損なわない程度に薄く削るスピニング加工が施され、軽量化を実現。丈夫な樫の木が使われている柄は、あえて無塗装にすることで自然な木目や質感を楽しめるように仕上げられています。
商品名:京都活具「鉄フライパン」
食卓に並べたい「小さめタイプ」の鉄フライパン
小さめタイプの鉄フライパンは比較的軽量なので、力が弱い人にもおすすめです。調理スペースが狭い場合でも、邪魔になりません。小さめで扱いやすい商品を見ていきましょう。
岩鋳「オムレット24cm」
フライパンの前方を深くしてオムレツの形を整えやすいようにつくられた、高品質な鉄フライパンです。オムレツ作りが苦手な人でも、上手に仕上げられるでしょう。サイズは約24cmで、ハムエッグやパンケーキなどのちょっとした料理にもちょうどよい大きさ。副菜作りやお弁当のおかず作りなどさまざまな調理に活躍してくれるので、出番の多いアイテムになりそうです。また、シンプルな形状で柄と本体の継ぎ目がなく、隅々まできれいに洗えます。デザイン性の高さを生かし、壁のフックに引っ掛けて見せる収納をしてもよいでしょう。
商品名:岩鋳「オムレット24cm」
及源「ミニフライパン」
約15cmとミニサイズの鉄フライパンです。1人分の料理や軽い付け合わせ作りにぴったりな大きさで、深さを設けることで対流熱を逃しにくくしています。約4cmの深さがあり、容量630ml。煮込み料理やソースを作りたいときにも適した形状です。片側に注ぎ口が付いていて、皿への盛り付けやすさも考えられています。IHのキッチンでも調理可能です。
商品名:及源「ミニフライパン」
GoodPlus+「スキレット18(木製台付)」
型に鋳鉄を流し込んで作られた鉄フライパンです。大きさは約18cm。ワンプレート料理やオーブン料理などに活躍します。小さめサイズでも、鉄フライパンならではの蓄熱性の高さをしっかりと感じられる作りです。外側はカリッと内側はふっくらと仕上げられ、1人分の石焼きビビンバやハンバーグなどの料理にもぴったり。台がセットになっており、そのまま食卓に置きたいときも安心。自宅用としてだけでなくキャンプの料理にも活躍してくれるでしょう。
商品名:GoodPlus+「スキレット18(木製台付)」
鉄フライパンで料理の腕をワンランクアップ
同じ鉄製のフライパンであっても、特殊な加工を施して利便性を高めているものを選べば手入れが簡単です。サビ付きが心配な場合は、焦げ付きやサビ付きが起こりにくい工夫がされたものを選びましょう。また、重さと大きさのバランスのほか、柄の素材や取り外しができるかなどにもこだわると、より使いやすいものを見つけられるはずです。自分に合った鉄フライパンを使い、ワンランク上の料理を楽しみましょう。
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