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LIFESTYLE 漢字クイズ

2023.12.22

水族館の人気者【海豹】は何と読む?正しい読み方や名前の由来、生態の特徴を解説!

 

「海豹」は水族館でも見られる海の生き物です。セイウチやアシカなどと同じ鰭脚類(ききゃくるい)に属し、個体によって大きさや種類が異なります。今回は「海豹」の名前・漢字の由来や生態の特徴、あわせて知っておきたい難読漢字をご紹介します。

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「海豹」の読み方は?意味や由来を解説

海にいる豹(ヒョウ)」と書く、「海豹」の読み方を知っていますか?漢字を見ただけではどのような動物なのか推測しにくいため、正しく読めない人は多いかもしれません。正解をお伝えする前に、ヒントとして辞書での説明をご紹介します。

海豹

それでは正解の発表です。

「海豹」の正しい読み方は……「あざらし」でした!

【海豹:あざらし】
鰭脚(ききゃく)目アザラシ科の哺乳類の総称。陸上では、後肢が後方に向いたままで、前肢で体を引きずって前進する。クラカケアザラシ・ゴマフアザラシ・ゾウアザラシなど約20種が、世界各地の海洋、特に北洋に多く、淡水湖にも分布。シール。かいひょう。《季 春》
(引用〈小学館 デジタル大辞泉〉より)

または、別名として「かいひょう」と読まれることもあります。

「海豹」の名前の語源は、「痣(あざ)のある獣」を意味する「痣之獣」です。それぞれの読み方が「痣(あざ)」「之(ら)」「獣(し)」であることから、あざらしと呼ばれるようになったとされています。

海豹」の漢字表記は、別名の「かいひょう」に由来します。漢字の豹が使われているのは、ヒョウと同じく体に斑点模様があることが理由です。

「海豹」の生態

「海豹」の読み方や由来がわかったら、「海豹」がどのような動物なのかも気になるところでしょう。「海豹」はセイウチやアシカなどと同じ鰭脚類の仲間で、個体によってサイズや種類はさまざまです。

海豹

動き方や子育ての仕方にも特徴があるため、ぜひこの機会に覚えておきましょう。ここでは、「海豹」の生態の特徴についてわかりやすく解説します。

「海豹」は鰭脚類(ききゃくるい)の仲間

「海豹」は鰭脚類(ききゃくるい/ひれあしるい)に分類される動物です。鰭脚類は脚がひれのようになった動物のグループで、あしか・あざらし・せいうちの3つに大きく分かれます。

鰭脚類は基本的には水中で生活しますが、出産・育児は陸上または氷上で行われます。そのため、陸上で暮らす哺乳類のようでありながら、体のつくりは水中生活に適応しているのが特徴です。

例えば、鰭脚類のシンボルでもあるひれ状の脚は、水中でスムーズに泳ぐためのものです。また、流線型の体型には、体の表面積を小さくして水中でも体温を下げないようにするという役割があります。

ただし、同じ鰭脚類の動物でも陸上での運動能力には違いがあります。アシカは陸上への適応能力が高いことから、水族館でショーに登場することも多いです。一方で、「海豹」は陸上よりも水中での生活に適応しているため、陸上での活動はあまり得意ではありません。

「海豹」の大きさや種類はさまざま

「海豹」は個体ごとに大きさ・種類がさまざまに分かれます。種類によって体長や体重にどれほどの差があるのかを見てみましょう。

・わもんあざらし:体長約120cm、体重約50kg
・ばいかるあざらし:体長約180cm、体重約150kg
・みなみぞうあざらし:体長約6m、体重約5,000kg

あざらし科の動物は19種類に分類されますが、それぞれサイズに大きな違いがあることがわかるでしょう。

「海豹」の餌や動き方の特徴

海豹」は広食性といって、どんな物でも食べるのが特徴です。主食であるニシンやカレイなどの魚類以外に、イカやエビを餌とすることもあります。また、体が大きなひょうあざらしという種類は、他の「海豹」やペンギンなどを食べることでも知られています。

上述のとおり、「海豹」は陸上での活動が苦手なため、陸上では這うように移動するのが基本です。一方で、水中では自由自在に体を動かし、スピーディーに泳ぐことができます。特に潜水を得意としており、「海豹」の中には1,700mほどの深さを長時間潜れる種類もいます。

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