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2022.02.17

「青二才」の意味とは? 由来や使い方、類語、英語表現を解説

未熟な若い男性に対し「青二才」と表現されることがありますが、一体どういう意味なのでしょうか? 今回はそんな「青二才」の意味から 由来、使い方、類語、英語表現を合わせて解説していきます!

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「青二才」の意味や由来とは?

「青二才」の詳しい意味、知っていますか? 日常生活で使う機会のない言葉ですが、時代劇やアニメの中で「この青二才が!」と叱るセリフを耳にしたことがある方も多いはず。今回はそんな「青二才」という言葉を取り上げて、意味や由来、使い方などを解説します。

青二才

■意味

「青二才」とは、「あおにさい」と読みます。意味を辞書で調べてみましょう。

経験の浅い年若い男。あざけりや謙遜の気持ちを込めていう。(<小学館デジタル大辞泉>より)

青二才」とは、年齢が若く、経験が不足している男性のことを指します。経験が乏しいにも関わらず、生意気な振る舞いをする若者に対して使われることが多い言葉です。大抵は相手を嘲ったり、叱るとき使われるのであまり良い意味を持つ言葉ではありません。

また、自分から謙遜の意味を込めて「まだまだ青二才ですが」ということもあるようです。基本的に男性を指す言葉なので、女性には使用しません。時代劇や昭和のドラマなどで使われる古風な表現です。

■由来

「青二才」は、「青」と「二才」にそれぞれに由来があります。「青」とは、「若い、未熟である」という意味を持つ言葉です。「青春」や「青臭い」などの表現は、この言葉の意味から生まれた言葉だといわれています。

一方「二才」には、いくつかの由来があります。1つ目は「二才魚」です。出世魚の代表にはボラがありますが、生まれて2年目の幼魚のことを「二才魚」と呼ばれていました。このことから、成長途中で未熟な魚と若者を重ね合わせて「青二才」となったという説があります。

また2つ目に、日本の古語「新背(にいせ)」があります。かつて日本では夫や恋人など、親しい間柄の男性のことを「背(せ)」と呼んでいました。この「背」に、新をつけることで「新背(青年)」を表し、「にいせ」がなまって「二才」の漢字を当てられたという説があります。

使い方を例文でチェック!

「青二才」には、「相手を叱る」「叱咤激励」「謙遜」の3つの意味があります。それぞれのパターンに合った例文を挙げるので、違いを意識して覚えてみましょう。

青二才

1:「お前のような青二才が、親に口ごたえするとは何事だ!」と父に叱られた。

「青二才」が使われる代表的な例です。会社の上司や父親などの目上の人が、未熟な若者を叱る時にいうセリフですね。まだ若く経験がないにも関わらず、偉そうな態度をとったり、生意気な口をきく若者はたまに見かけます。そんな若者の態度に、堪忍袋の尾が切れた時「青二才が!」と叱るのです。

2:いつまでも青二才だと思っていたけれど、こんな大仕事を任されるようになるとはね。

「青二才」は、叱咤激励する時にも使われます。例文は、まだまだ未熟者だと思っていた後輩がいつの間にか腕を上げている姿をみて見直した、そんな場面です。誰でも経験を積み重ねていくことで成長し、「青二才」の状態から抜け出す時期が来るものです。

3:「まだまだ青二才ですので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします」

新入社員が入社式の時などに先輩社員に挨拶する時に使われるフレーズです。まだなんの知識や技術を持っていないということを「青二才」という言葉を使って表しています。目上の人に対して謙遜している様子がうかがえますね。

類語や言い換え表現とは?

「青二才」の類語には、「若輩」「若造」「ひよっこ」などがあります。いずれも歳が若く、経験の浅い人のことを指す言葉です。それぞれの詳しい意味や使い方をチェックしてみましょう。

青二才

1:若輩

「青二才」によく似た言葉に「若輩(じゃくはい)」があります。意味は以下の通りです。

1 年が若い者。2 未熟で経験の浅いこと。また、そのさま。自分を卑下していう語。他人に用いれば軽蔑の意になる。(<小学館デジタル大辞泉>より)

「若輩」も、「歳が若く、経験が浅い人」を指す言葉です。会話の中では「若輩者ですがご指導よろしくお願いします」というようにへり下った言い方をすることが多いです。自分から「若輩」ということで謙虚な印象を相手に与えることができます。

・お前は若輩だが、なかなか腕がいいと親方に褒められた。
・「若輩者ですが今後もよろしくお願いいたします」と言って頭を下げた。

2:若造

「若造(わかぞう)」は、「若僧」とも書きます。意味は以下の通りです。

若者や未熟者をあざけっていう語。(<小学館デジタル大辞泉>より)

「若造」も、「若い人や未熟な人」を表します。「若輩者」は自分のことを指して使うこともありますが、「若造」は基本的に相手から言われることが多い言葉です。「この若造が!」とあざける時や、「若造のくせになかなかやるな」というように相手を認めるときなどにも使用します。いずれにしても現代ではあまり使われる機会のない表現です。

・「お前のような若造に何ができる!」と社長に叱られた。
・「若造のくせに偉そうに。容赦しないぞ」と脅された。

3:ひよっこ

ひよっこ」とは、「まだ一人前でない者。幼稚で未熟な人」を指します。年上の人に生意気をいう若者に対して「このひよっこが!」と怒るときなどに使われますね。「ひよっこ」とは、元々は「鶏のひな、ひよこ」のことです。卵からかえってまもない幼いひよこの姿を、人間の若者に重ね合わせて生まれた言葉でしょう。

・「ひよっこのくせに生意気な口をきくな!」と親父に叱られた。
・入社して3年経ったのに、いまだに先輩は私のことをひよっこ扱いする。

英語表現とは?

「青二才」の英語表現には「green horn」があります。「初心者、未熟で未経験の人」「騙されやすい人」などの意味があります。「horn」は「角」という意味があることから、元々は「緑色の角を持った若い牛」のことでした。

日本では、未熟なものを「青色」で表しますが、外国では「green(未熟の、ウブな)」を用いて表します。国によって色の違いがあることも面白いですね。

・He is a greenhorn in the matters of love. (恋の手管となると彼は全く未熟だ)
・upstart companies hiring greenhorn high school and college kids. (高校生や大学生の若造を雇っているベンチャー企業)

最後に

「青二才」とは、「経験の浅い年若い男性」のこと。若い頃は何かと粗相をして目上の人を怒らせてしまうこともあるものです。そんな時に若者を嘲っていう言葉に「青二才」や「若造」「若輩」などがあります。いずれも現代ではあまり口にしない古風な表現ですが、詳しい意味を覚えて日本語の奥深さに触れてみてはいかがでしょうか?

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