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2022.03.28

「千変万化」←なんと読む? 意味や使い方、千差万別との違い・類語も【今さら聞けない四字熟語】

「千変万化」とは、「次々に変化すること」を表す四字熟語です。意味や読み方、似た言葉として挙げられる「千差万別」や「変幻自在」との違いについて解説します。対語や対義語も多いので、チェックしていきましょう。

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「千変万化」とは?

「千変万化」は「せんぺんばんか」と読みます。意味は、「さまざまに変化すること。場面、事態、様子などがつぎつぎと変化していくこと」です。

千変万化

この「千変万化」という言葉は、「千変(せんぺん)」と「万化(ばんか)」という2つの言葉からできています。どちらも「いろいろに変化すること」という同じ意味の2つの言葉を重ねることで、より変化が強調されています。変化のスピードが早く、予測のつかない現代社会は、まさに「千変万化」な社会といえそうですね。

次に言葉の由来を紹介します。「千変万化」という言葉は、西暦500年代、中国の古典『列子』に書かれた逸話が由来となっています。木から人形を作る細工師『偃師(ぼくし)』が、まるで人間のように動く人形を作り、当時の王様『穆(ぼく)』に献上し、喜ばれたという話から来ています。目まぐるしく動く人形の様子を「千変万化」といいました。

「千差万別」、「変幻自在」との違いは?

よく使う言葉で似ているものに、「千差万別(せんさばんべつ)」という言葉があります。この「千差万別」は、「それぞれに違いがあること」という意味です。現状を表す言葉であり、動的な変化を表しているものではありません。つまり、すでに今あるものにさまざまな差があるという意味になります。

千変万化意味読み方使い方例文類語言い換え四字熟語

また「変幻自在(へんげんじざい)」も似た言葉として挙げられます。「変幻」は動的な変化を表しますが、「自在(じざい)」という言葉には「意のままになる」という意味があります。「千変万化」は変化を客観的に捉えており、「変幻自在」は変化を自ら操っていると考えるとわかりやすいのではないでしょうか。

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「千変万化」の使い⽅を例⽂でチェック

では、「千変万化」の使い方について例文を使ってチェックしていきましょう。「千変万化」という言葉は、「千変万化する」「千変万化の〇〇」という形で使われます。物理的に目に見える形で変わっていくものに対しても、社会情勢や人の心といった目に見えないものに対しても使用することができます。

1:千変万化する時代を生きていくのは大変だ

時代はどう変わるかわからない。変化が激しく、先を見通せない「千変万化」な時代を生きていくのは容易なことではありません。自分の考え方や行動の指針を持っていないと、時代の渦に巻き込まれてしまいますね。

2:朝令暮改の上司に千変万化の彼を見て感心する

上司は朝令暮改で言うことがコロコロ変わる。彼はそんな上司に対して、文句もいわず命令されたことに都度対応している。そんな彼を見てすごい! と感心しているところを切り取った一文です。

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3: クラゲの千変万化する姿を見ていると、生命の神秘を感じる

クラゲは、姿形を様々に変えて泳ぎます。その様子には、生命の神秘が感じられますね。そのことを「千変万化」を使って、表した一文です。

類語や⾔い換え表現にはどのようなものがある?

では「千変万化」という言葉の類語や言い換え表現にはどのようなものがあるのでしょうか。見ていきましょう。

1:二転三転

「二転三転」とは、「状況や情勢、言動などが何度もコロコロと覆る」という意味です。例えば「犯人の説明が二転三転する」というように、言うことがコロコロ変わるときに使います。

2:万物流転

「万物流転」は、「ばんぶつるてん」と読みます。「万物流転」の意味は、「この世にあるものすべては、絶え間なく変化を続けている」ということ。どんなものでも形あるものは壊れ、形は変わっていくものということを表した四字熟語です。

3:千態万象

「千態万象」は、「せんたいばんぞう」と読みます。「千変万化」と同じ「千」と「万」という字を使い、意味もほぼ同じで「さまざまな形態と事物。形状と事象が種々に変化するさま」です。

また、「千」と「万」の組み合わせて、さまざまな事象を表す四字熟語には「千姿万態(せんしばんたい)」「千態万様(せんたいばんよう)」などがあります。

対義語にはどのようなものがある?

変化し続ける「千変万化」の対義語は、変わらないものという意味の言葉が当てはまります。

千変万化意味読み方使い方例文類語言い換え四字熟語

1:永久不変

「永久不変」は、「えいきゅうふへん」と読みます。漢字の通り、「永久」に「不変」です。どれだけ時間が経っても変わらないさまを表しています。

2:千古不易

「千古不易」は、「せんこふえき」と読み、「長年に亘って変わらないこと。そしてこれからも変わらない」ことを表しています。同じ意味の四字熟語に「千古不変(せんこふへん)」や「万代不易(ばんだいふえき)」などがあります。

3:千篇一律

「千篇一律」は、「せんぺんいちりつ」と読みます。「多くの詩がどれも同じ調子で変化のないこと」が転じて、「多くの物事が同じ調子で変化がみられないこと」を表した言葉です。

「千変万化」の英語表現は?

「千変万化」の英語表現、「さまざまに変化すること」「事象や状況が変化し続けること」という意味の英語を紹介します。

千変万化意味読み方使い方例文類語言い換え四字熟語

1:ever-changing

「いつも変化をし続けている」という意味になります。例えば、この世は「千変万化である」を英語で表記すると「This World is ever-changing」です。

2:innumerable changes

「innumerable」は直訳すると、「数えきれない/無数の」という意味になります。つまり無数の変化「change」。数えきれほどの変化という意味で「千変万化」です。

最後に

今の時代はまさに「千変万化」。先行きがどうなるかまったくわからない不安な時代といえます。対義語の「千篇一律」は同じ調子で変化をしないという意味のほか、一本調子でつまらないというニュアンスも。しかし、変わらないからこそ安心感や安定感を得られる、ということもあるのではないでしょうか。

変化することも、変わらないこともどちらも大切です。時代に合わせて目まぐるしく「千変万化」するものと、本質的に変わらなくてもいいもの「千篇一律」を上手に組み合わせ、対応しながら生きていきたいものです。

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